【Hidden Through Time 2 Discovery】引き出しの中まで探し物 – 攻略とレビュー
ゆるくて可愛い世界でしっかり探し物!自分でステージも作ってしまえる『Hidden Through Time 2 Discovery』。
Hidden Through Time 2の特徴
- ストーリー: 3つのシチュエーションで探し物をする物語
- 攻略: 各ステージで特定の物やキャラを探す探し物カジュアルゲーム
- 評価: キャンペーンでは物語を楽しみ、自分好みのステージも作れる多機能ゲーム
- ゆるくて可愛い世界とグラフィック
- 適度なテンポで攻略できる難易度
- ステージの自作も他人のステージにも挑戦できる
- イラストの内容に変化が起こることはない
『Hidden Through Time 2: Discovery』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。
Hidden Through Time 2の攻略情報
Hidden Through Time 2の概要
タイトル | Hidden Through Time 2: Discovery ヒドゥン・スルー・タイム2:ディスカバリー |
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開発元 | Rogueside |
販売元 | Rogueside |
発売日 | 2024年8月13日 |
対応機種 | PS5, Switch, Xbox, PC, iOS, Android |
ジャンル | パズル, カジュアル |
シリーズ | Hidden Through Time |
プレイ機種 | PC |
ストーリー
3つのシチュエーションで探し物
本作には3本のキャンペーンがある。
- 探偵ジェーンが各地で起こる事件の捜査を行う物語
- ちょっと不気味な事件に巻き込まれていくシャーロック・ホームズの物語
- 宇宙に飛び立ちエイリアンに出会うアンナの物語
それぞれエピソードに様々なステージが登場し、主人公だけでなく事件の被害者と犯人、アンナの物語では宇宙人もあちこちに登場する。
3人の主人公たちが事件を解決していった先には、何が待っているのだろうか。
攻略のポイント
探し物を見つけてステージ攻略
本作のキャンペーンは、ステージ攻略型で進行する。
各ステージの画面下に探すべきものリストが表示されており、その状況も見ることができる。
例えば、探すべき物を選択すると「大切に引き出しで保管されている」といった、その物の状況説明が表示される。
ステージ上の建物や引き出しをクリックすると、屋根が消えて内部を見たり、引き出しが開いて中身を見ることができるようになる。
また、画面上に時間帯のアイコンが表示されているステージでは、昼と夜など時間を変えることができる。時間によってステージ上の状況は変わり、見つけるべきものも変わる。
ステージを自作するマップエディター
本作には、キャンペーン以外にエディター機能も搭載されている。
自分で好きにステージを作ることができるのだ。キャラや物、時間帯やレイヤー機能もあり、キャンペーンと同じくらい凝ったステージでも自作することができる。
また、他プレイヤーが作ったステージをプレイすることもできるので、キャンペーン攻略後も遊べる要素があるというわけだ。
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Hidden Through Time 2のレビュー
物語: キャンペーンには物語性あり
キャンペーンに登場する3つのエピソードは、ちゃんとステージを超えて物語が繋がっている。
物語性が強いゲームというわけではないけれど、細かく見ると主人公だけでなく登場人物の物語が展開していたり、他のエピソード登場キャラがこっそり出演していたりする。
探すべきものを探しがてら、あちこち見回しながらプレイするのがおすすめ。
新しいステージが始まるとただ単にイラストを見入ってしまい、「は!何か探さなきゃいけないんだった」と思い出してリストを確認したこともあった。それくらい随所で面白い場面が描かれている。
操作性: プレイヤー側に眼精疲労さえなければ快適
画面は拡大縮小できるし、操作はクリックくらいなので特に操作で困ることはない。プレイ中バグに遭うこともなく、快適にプレイできた。
本作をプレイする時に注意点が一つだけある。目が疲れている時にはプレイしないこと!
探しものゲームとして当たり前のことだけどイラストは細かく描き込まれており、結構小さな物を探すことになるので、目が疲れていると視神経が爆発する。
難易度: 簡単なものから見つかりにくいものまで
キャンペーンは、どのエピソードもステージが進むほど大きくなり、探しものの数も増えていく。そして、探しものリストだけ見ると「そんな小さな物まで!?」という細かな探し物も登場してくる。
しかし、それぞれの説明文を読むと、もちろん正解そのものが書かれているわけではないけれど、なんとなく場所が分かってくるちょうど良いヒントを読むことができる。
ステージ全体をザッと見渡して、どんな出来事が起こっているかを把握してから探し始めると攻略しやすい。
システム: 誰もが楽しめる探し物ゲーム
同じステージの昼夜での違い
ゲームとして斬新な要素があるわけではない。絵本「ウォーリーを探せ」など、なぜか普段以上の集中力で熱中してしまう昔からあるゲームだ。
ただ、絵本とは異なり、時間変化や建物の内部を除けるなど、同じ場所の異なる光景をパパッと切り替えられるのはデジタルゲームの良さであり、更に熱中しやすいポイントだ。
ただ、本作のイラストに動きはあるけれど、ステージの状況が変わるような変化は起こらず、見つけさせる気がないほど細かく描き込まれているわけではない。
本作はスマホでもプレイできることもあり、ゲームに馴染みがない人含め幅広い人が楽しめるカジュアルなゲームだ。
一方でマップエディターがあるので、探し物が好きすぎて、もはや自分でステージを作ってしまいたい探し物マニアも満足できるはずだ。
芸術性: ゆるくて可愛い
ゆるい雰囲気のイラストで描かれる。パステル調の色づかいが可愛く、楽しくプレイできる。
BGMは同じエピソード内は常に同じ曲が流れている。
また、探しものリスト以外のキャラや物をクリックしてもリアクションが起こる。キャラは飛び跳ねたり、相槌をうつようなボイスが流れたり、楽器に触ると演奏が始まったりする。
お手つきやミスのペナルティはないので、あちこち突きまくるのもおすすめ。
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Hidden Through Time 2の総合評価
Hidden Through Time 2: Discovery
総合評価
誰もが楽しめる良質探しものカジュアルゲーム。時間帯や建物内部など光景の変化が面白いところ。マップエディターでステージ自作も楽しめる。
おすすめな人 | 『ウォーリーをさがせ!』など探し物が好き ゆったりプレイできるゲームを探している 絵やイラストを隅々まで見るのが好き |
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おすすめではない人 | 目がめちゃくちゃ疲れている時 ヒントがないと困る イライラしている時 |
Hidden Through Time 2に似ているおすすめゲーム
Hidden Folks
- 白黒グラフィックで描かれる探しものゲーム
- 建物やキャラが大きく変化することもある
- 効果音が全て人のボイスで表現されているのも面白いところ
迷路探偵ピエール
- びっしり描き込まれたイラストを堪能できるカジュアルゲーム
- 様々なものがひしめき合う迷路のようなステージを進んでいく
- 謎解き要素もあり