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『Undead Horde アンデッドパーティ』は、10tons Ltdが開発したアクションRPG。
リアルタイムストラテジー要素やハクスラ要素があるのも特徴となっている。
本作は、Nintendo Switch、Xbox、PC、iOS、Androidでプレイ可能。私はNintendo Switch版をプレイ。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。
画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。
人間が平和に暮らす地。
悪いネクロマンサーはスケルトン軍団もろとも封印しているから平和だ。
が、本作の主人公は、そのネクロマンサーの方だ。
よく色んなゲームに登場する、死体を操って攻撃してくるアイツだ。
壺に閉じ込められるという屈辱的な封印をされていたけれど、ある日、一羽の鶏が…壺を突っついた!
パリーン!
ふっかーーーーつ!
鶏によって復活するという、若干のダサい経緯は置いておいて。
スケルトン軍団の希望の星であるネクロマンサー様は生者に復讐を始める。
もろちん、死体を操って。スケルトン軍団も解放してやろう。
生者を片っ端からぶっ倒していくネクロマンサー様だけど、1番復讐したいのはパラディンだ。
パラディンこそが、ネクロマンサー様を壺に閉じ込めた諜報人。
ネクロマンサー様は、スケルトン軍団の助けを借りつつ、パラディンも追いかけていくことになる。
ネクロマンサー様のメインアクションは死体操作だ。
倒した敵だろうが、野垂れ死んでいる死体だろうが、お墓で安らかに眠っているご遺体だろうが、アンデッドとして蘇らせることが出来る。
アンデッドは、生前敵だったとしても蘇った瞬間からネクロマンサー様の従順な手下だ。
アンデッドたちには、敵に向かって攻撃しまくるか、主人公に走ってついてくるかを指示できる。
一括指示なので、1人ずつ別のことが出来るわけではないけれど、アンデッドたちはそれぞれの得意技で目の前にいる敵や敵の拠点をぶっ倒してくれる。
アンデッドたちが戦ってくれる傍で、ネクロマンサー様自身も戦うことが出来る。
近接攻撃や魔法を使って手下どもを後方支援してあげるも良し、みんなが戦っている傍で敵の拠点をぶっ壊すのも良し。
主人公は、敵や宝箱から手に入る武器や杖、指輪などなどを装備することができる。
武器は同じ種類でも追加効果や強さが違っていて、どんどん取捨選択していく。
要らなければ売ることも出来る。
主人公は、バトルやクエスト攻略によって経験値を得てレベルアップしていく。
体力上限や攻撃力のアップグレードはもちろん、大切なのがキャパシティの増加。
実は、連れて歩けるアンデッドの数には制限がある。これがキャパシティだ。
アンデッドごとに必要なキャパシティが決まっていて、強いアンデッドほどコストがかかる。
レベルアップするほど、より強いアンデッドをより多く連れて歩けるようになるわけだ。
拠点となる地下室では、ゲームの進行によってショップが開店していく。
各店主にお金を払うと、より良い物が入荷するようになる。
また、アンデッド召喚のための像もあって、好きなアンデッドを召喚して連れて行くことができる。
ただし、アンデッドの種類ごとに一定数倒さなければアンロック出来ない。
更にボスとして現れたエリートさえもアンデッドとして召喚できる。
お金もかかってしまうけれど、強敵だった奴ほど味方になれば心強い。
物語の面白さ
3.5
人間の敵、しかも、多くのゲームで嫌な攻撃ばっかりしてくるネクロマンサーになれる。
その設定だけでおいしい。
しかも、「吾輩を閉じ込めたから、生者全員まとめて許さん」という理不尽ぶり。最高だ。
ただ、NPCはほぼスケルトンなんだけど、やたらと礼儀正しかったり身分をわきまえまくってる。
テキストのセリフのみで進むので、あまりストーリーの起伏はない。
キャラクターの魅力
4.0
ひたすら生者をぶっ倒しまくるので、上述の通り物語要素は軽めで、NPC達の扱いも軽め。
ただ、個人的に主人公の口調が妙にツボに入り笑ってしまう。
主人公は、ネクロマンサーらしく、常に低く野太い声で仰々しく喋る。
アンデッドたちに「全て破壊しろ」(ゲーム内ボイスは英語だけど)と恐ろしい声で指示する。
が、敵に袋叩きにされて負け、部下たちの目の前におめおめと帰ってきても、ラスボス風に「我は蘇ったぁあ…」とか言ってる。
どんな時でも強キャラ感は崩さない。崩さなすぎて笑えてくる、愛すべきネクロマンサーだ。
操作性
3.5
主人公自身のアクションとアンデッドたちへの指示。
やることが多そうだけど、操作は複雑ではないし、操作性も良好。
アンデッド達が増えてくると、正直誰が誰やら、蘇らせたい死体がどの種類なのか、ほぼ分からない。見えない。
でも、ダバーッと軍勢で進み、ワチャワチャワチャーッとするのが本作の面白さなので、細かく見たいって言う方が野暮だろう。
難易度バランス
4.0
アンデッド達が優秀。
ある程度、進む方向指示はするけれど、それぞれ近くの拠点を壊したり、敵部隊に走って行ったり、しっかり仕事してくれる。
優秀な部下達に恵まれてネクロマンサー様は幸せです。
バトル難易度は良いくらい。
攻めるだけじゃなくて撤退したり、死体を蘇らせる能力にはクールタイムが必要なので発動するタイミングを見極めたり。
強い部下がいても負けることがある良い難易度になっている。やはり指揮官の有能さが1番大事。
ゲームシステム
4.0
ついついプレイを続けてしまう中毒性がある。
部下達がワーッと戦っている様子を眺めるのが楽しいし、強かったボスを倒した瞬間に部下に出来るのも楽しい。
そして、主人公の良い装備が出ないかとワクワクしたり、強い武器で主人公自ら前線で戦うのも面白い。
というわけで、いろんな要素が同時発生してるので、飽きないし、自分なりの戦い方を考えるのが楽しい。
やりこみ要素
4.0
メインクエストだけではなく、サブクエストも豊富。
また、各マップの生者を一掃すると制圧記念の報酬も貰える。
そして、武器を集め始めたら、もうキリがない。
ニワトリから巨人まで、いろんなアンデッドをアンロックするのもやり込み要素だし、たっぷり遊べる内容になっている。
グラフィック
3.0
ローポリゴンで描かれるグラフィック。
大体は視点が遠いので問題ないけれど、会話シーンなどでアップになると大味な感じ。
ネクロマンサー様は、意外と結構シンプルな見た目をしている。
でも、敵と部下がワイワイ戦っている様子は眺めていて楽しい。
サウンド
3.0
先述の通り、ネクロマンサー様の声が良い。
決して崩れないラスボスボイス。
BGMは、やや抑えめの邪悪な曲調。
エリア制圧すると余計に静かで不気味な曲になる。アンデッドの領地になるので、そりゃそうだ。
めちゃくやちゃうるさいことになると思うけれど、アンデッド部下たちがワーワー掛け声でも出してくれると、聴覚的にもワチャワチャ感が高まって楽しかったかも。
3.5
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
アクション、RTS、ハクスラが一緒に楽しめる
悪役になれる
大群同士が戦うのを見ているのが楽しい
やり込み要素が豊富
NPCたちが完全に脇役
物語要素は軽め
リアルタイムストラテジーが好き
悪役になりたい
装備品の吟味が好き
部下を使役したい
個性的なゲームを探している
主人公のアクションだけに集中したい
悪役にはなりたくない人類の味方
装備品の吟味が面倒くさい
こちらもリアルタイムストラテジーとアクションが融合したゲーム。基地建設のシミュレーション要素もある忙し楽しいゲーム。
精霊を使役できるアドベンチャーゲーム。本作とは雰囲気が真逆でほのぼのと可愛い世界。こちらは謎解きがメイン。
Undead Horde アンデッド パーティー
© 2017-2021 10tons Ltd. © 2021 Paradigm Shift Co., Ltd.