2022年(以降も含む)に発売予定のメトロイドヴァニアゲームから、特におすすめのタイトルを紹介する。
メトロイドヴァニアとは、少しずつ行ける範囲が広がっていく探索がメインとなるジャンルのこと。
2Dサイドスクロールでアクションが基本。
『メトロイド』と『悪魔城ドラキュラ(英題: Castlevania)』が語源となっている。

期待作たっぷり23本!2ページに分けて紹介する(1ページ目13本、2ページ目10本)。
2ページ目で紹介するタイトルは、2ページ目冒頭に目次掲載されています。
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Hollow Knight: Silksong

メトロイドヴァニア界に君臨する名作『Hollow Knight』の続編。

主人公は、ホーネットに選手交代。前作ではボスとして登場し、糸と針で苦しめてきた赤いワンピースのホーネットだ。
本作では、見知らぬ新たな土地に拉致られて来たホーネットが、この地の謎を解明しつつ脱出を目指す物語。
道中でもボス戦でも死にまくる絶妙な高難易度、そして1番の魅力である複雑に入り組んだマップ構造にまた絶対病みつきになる。
でも、新たな主人公に新たな土地ということで、前作を知らない人もプレイしやすいかと。
ホーネットはお得意の針と糸でお裁縫、ではなくバトル。
爆弾などのツールをクラフトする要素やタイトルになっているSilkを消費して発動するスキルなど、新しい要素もモリモリ登場する。
寝不足になってもやめられない、目と手が疲れてもやめられない。やめたくない。
今、1番期待のメトロイドヴァニア。

発売時期 未定(当初は2021年発売予定)
日本語版あり
Developer: Team Cherry
Publisher: Team Cherry
https://www.hollowknightsilksong.com
Gestalt: Steam & Cinder

Canaanという大きな都市が本作の舞台。蒸気によって栄えていて、あちらこちらで蒸気がプシュプシュ。
しかし、実はこの街は人類最後の都市らしい。さらに、陰謀やら政治の腐敗まで、きな臭い話がチラホラと。
主人公のAletheiaは、この繁栄の裏に隠された秘密を暴くために都市を巡っていく。というかなり気になる物語だ。
本作の雰囲気はスチームパンクそのもの。ピクセルアートで描かれる機械だらけの街は、歩いてるだけで楽しそう。
バトルでは、近接攻撃と銃を使った遠距離攻撃を使い分けて戦う。また、成長システムは、好きなパラメータを強化できるRPG要素もある。
また、会話中の選択肢などによってNPC含め主人公Aletheiaが辿る道が変化していくらしい。マルチエンディングってことかな。
スチームパンクとドット絵という最高の組み合わせでメトロイドヴァニアという、めちゃくちゃツボを突いてくる楽しみなタイトル。
2022年発売予定
日本語版あり
Developer: Metamorphosis Games
Publisher: Sold Out
https://metamorphosisgames.com
The Last Faith

本作はゴシック調のダークな世界。
死の病が流行っている都市が舞台なので、そりゃ雰囲気は暗い。
主人公のエリックは、そんな地を救おうと奮闘する。
武器はさまざまな種類が登場する。武器に属性が付いていたり、エリック自身も発動したりなど、魔法を上手く使うことがバトルの鍵となる。
ちなみに、敵は見た目がちょっと気持ち悪い化け物が多い。
この色々駆使して戦うバトルが面白そうで、ダークな雰囲気とはいっても爽快感がしっかり味わえる。
不気味だけど、緻密に描き込まれているピクセルアートグラフィックが美しくて、荘厳さに見惚れてしまう。舞台となる地は、昔は栄華を極めていたらしく、豪華な装飾などが見ものだ。
特に巨大な恐ろしいモンスターのデザインは圧巻。
発売時期未定
日本語版未定
Developer: Kumi Souls Games
Publisher: Kumi Souls Games
https://www.thelastfaithgame.com
The Darkest Tales

クマちゃんヌイグルミ。子供のお気に入りド定番。
本作は、そんなクマちゃんが主人公。名は、テディ。
テディの持ち主であるアリシアは悪い幻想に囚われてしまった。そんな彼女を救うため、クマちゃんが立ち上がる。
子供の時に読んだおとぎ話やオモチャが残酷版となって現れる。そう、本作は主人公がクマちゃんだからと言って、可愛い世界というわけではない。
テディの武器はハサミや弓。可愛らしい見た目とは裏腹に、キビキビと飛んだり跳ねたりする。
オオカミより残虐な赤ずきんちゃんや超絶睡眠不足な眠りの森の美女と対峙することになる。
世界設定が魅力的で、クマちゃんアクションにも期待大の個性的な物語が楽しみなタイトル。
日本語版あり2022年発売予定(体験版配信中)
Developer: Trinity Team
Publisher: 101XP
https://store.101xp.com/en/games/thedarkesttales
Moadra

高知能生命体のNeeraという種族がいる。いわゆるめちゃくちゃ賢すぎるエイリアンという設定だ。
その部隊が、滅びた文明が眠る惑星に派遣された。が、音信不通になってしまう。
というわけで、「何が起きたか調べて来ーい!」と言われた主人公Moadraが探索に乗り出す物語。もちろんNeeraの1人だ。
惑星には何かの施設だったと思われる廃墟が広がっていたり、全体的に暗くて不気味な雰囲気。ハラハラだ。
ローリングしたり回転ジャンプしたり、かなりハイペースな立ち回りをしつつ、銃をぶっ放してエイリアンたちと戦う。『メトロイド』に似た雰囲気を感じる。

主人公は、ちょっと怖い見た目。しかも、なんと倒した敵から魂を吸い取って進化できるという特殊体質の持ち主。他のゲームならラスボスになれそうだ。
ジャンプや泳ぎはもちろん、飛ぶことも出来るようになるらしい。
惑星の謎より、可能性の塊である不気味な見た目の主人公の方が気になってくる注目のタイトル。
2023年発売予定
日本語版未定
Developer: Gloomsoft
Publisher: Gloomsoft
https://www.gloomsoft.com/games
Crowsworn

栄華を極めていたフィアランダルの地は、呪いに包まれてしまっていた。本作の舞台はそんな地。
棺の中で目覚めた主人公は記憶を失ってしまっている。というわけで、呪いによって誕生したモンスター達を倒しながら呪いの元を解き明かしていく。
呪いから身を守るためか主人公はペストマスクを付け、赤い帽子にマントという出立ち。
バトルでは、鎌や銃、そして魔術も使ってハイペースなコンボをつなげていくのが特徴。
『ブラッドボーン』『デビルメイクライ』から影響を受けたゲームプレイになっているそうだけど、全体の雰囲気は『Hollow Knight』に近いものを感じる。
手描きイラスト調のグラフィックが滑らかに動き、サイドクエストもあって物語も楽しめる。
クラウドファンディングで人気を集めている注目作。本作は高評価メトロイドヴァニア『Unworthy』の開発者さんが手がけているので、より期待が高まる。
日本語版 未定
発売時期 未定
Developer: Mongoose Rodeo
Publisher: Mongoose Rodeo
https://crowsworn.com
Blasphemous 2

高難易度で高評価のメトロイドヴァニア『Blasphemous』の続編。

前作の最終アップデートによって真のエンディングが解放され、続編はその後の物語になるのか、また全く別の物語になるのか。
『Blasphemous』は剣で近接攻撃だけでなくパリィもできたり、奇蹟と呼ばれる魔法も駆使するバトルシステムで、ボスに苦戦する死にゲーでもある。
死ぬたびにデスペナルティが積み重なっていくのも特徴で、ソウルライクとは少し違ったヒリヒリ感が味わえるのが魅力。
続編の詳細はまだ明らかにされていないけれど、明らかに面白くなりそうなことは分かる。
気味が悪く残虐な敵たちと戦う三角ヘルメットを被った主人公は続投するのか。
ボス戦でも道中でも死にまくる面白メトロイドヴァニアがまた味わえる。
2023年発売予定
日本語版未定
Developer: The Game Kitchen
https://www.team17.com/blasphemous-wounds-of-eventide-free-update-out-now/
Souldiers

祖国のために戦に参加していた兵士たちが突然テラガヤという地にふっ飛ばされる。
そこは、生と死の狭間らしい。
戦で死んでしまいあの世に来てしまったのか?いや、そうでもないらしい。生きてもないし、完全に死んでもいないらしい宙ぶらりん状態。とにかくここにとどまっているわけにはいかないので脱出を目指す。
本作の特徴は、騎士、魔法使い、弓兵の3種のクラスから選択可能。それぞれ戦い方も習得スキルも全く違う。
メトロイドヴァニアとしては珍しい要素だ。どのクラスでプレイしようかワクワク悩んでしまう。
2頭身キャラで可愛らしくも見えるけれど、バトルはソウルライク。クラス選択によって自分なりのプレイスタイルを組み立てていく面白さが味わえる。
謎解き要素もあるらしく、緻密なピクセルアートなグラフィックも魅力的。
2022年6月2日発売予定
日本語版未定
Developer: Retro Forge
Publisher: Dear Villagers
https://dearvillagers.com/project/souldiers/
Bushiden

新作だけど、懐かしい感覚になるゲーム。
主人公は忍者。妹が行方不明になり、悪のGaohが蘇ったという噂も聞こえてくる。そんなの、私が行かねばならんでしょう!
というわけで、火遁の術などの忍術をうまく駆使しながら、プラットフォーム要素強めの探索をしていく。
主人公は忍者だけど、世界設定はサイバーだ。
やたらと髪の毛逆立ってて二の腕パンパンに筋肉もりもりなキャラデザイン。和風なのに未来要素もりもり。特にレトロゲーム好きな人なら絶対気に入っちゃうと思う。
日本語版あり
2022年発売予定
Developer: Pixel Arc Studios
Publisher: Humble Games
https://www.humblegames.com/games/bushiden/
Bio-Gun

未来都市だったりファンタジーな中世だったり、様々な場所が舞台となるメトロイドヴァニア。
遂にここまで来たか。なんと本作の舞台は犬の体内!
主人公は犬に入り込んだウィルスを退治するために作られたワクチン。
豚DNAから作られたワクチンなので、主人公は豚っぽい見た目をしてる。
犬の臓器をあっちへこっちへ探索し、ウィルスたちを駆逐していく。
なぜか犬の体内にショップ開店してたりするし、NPCの細胞たちと仲良くなると色んな要素がアンロックされていく。
個性的で笑いどころもある世界設定が魅力的。
救うのは世界ではない、犬だ!犬の体内って、こんなに面白い場所だったのか!
2022年8月30日発売予定
日本語版未定
Developer: Dapper Dog Digital
Publisher: Dapper Dog Digital
https://www.biogungame.com
Clunky Hero

妻の尻に敷かれながら妻を愛するオジサン。
ちょっぴりさえない農民だったけど、町中に怪物が現れ、妻が攫われたことで一念発起。
バケツを頭装備にして、ホウキを武器にして妻を救いに行く。
なんだその格好、冗談か。と思うけれど、本作は冗談だらけだ。
早期アクセスでは、その日本語翻訳ぶりが好評となっているくらい、笑いどころ満載。
でも、ダブルジャンプなどのアクションもできるようになるし、ホウキ以外の武器だって登場する。オジサンは頑張る。
物語とジョークを楽しむゆるい雰囲気が魅力のメトロイドヴァニア。
日本語版あり
早期アクセス中
Developer: Chaosmonger Studio
Publisher: Chaosmonger Studio
http://www.chaosmonger.com/
9 Years of Shadows

荘厳でとってもスタイリッシュな主人公が登場。
闇によって色彩から太陽のぬくもりまで奪われてしまった世界で、主人公Europaは一人で闇の噴出元がある城へ入っていく。
でも、実は一人ではない。相棒のApinoが一緒だ。Apinoは空想上の友達で、どう見てもクマのヌイグルミだけど。
バトルでも探索でもEuropaとApinoどちらも操作しながら攻略することになる。
また、Europaの身につけるアーマーを切り替えてプレイスタイルを変えながら戦えるのも大きな特徴。
美しく色鮮やかなグラフィックが魅力的なタイトル。
日本語版あり
発売時期 未定
Developer: Halberd Studios
Publisher: Freedom Games
https://www.halberdstudios.com/9-years-of-shadows
The Spirit of the Samurai

和風なメトロイドヴァニア。
主人公は侍。200年ぶりに蘇った鬼を倒すため死闘を繰り広げた結果、重傷を負ってしまう。
どうなることかと思いきや、森の守り神の狐によってコダマに変身。
え、めちゃくちゃ小さい。
というわけで、ほぼ頭部だろっていう小さいボディになった主人公は、相棒である愛猫と共に身体を取り戻し、鬼を完全に討伐する戦いに出ることに。
本作では、侍、コダマの姿だけでなく、時には相棒の猫も操作する。それぞれ出来ることはもちろん違う。
ハイペースで迫力のバトルになっていて、なんと猫も共に戦ってくれて、果敢に怪物に目潰しを喰らわせてくれたりする。
深刻で壮大そうな物語だけど、コダマという少々弱そうに見える姿に笑ってしまう楽しみなタイトル。
日本語版 未定
発売時期 未定
Developer: Digital Mind
https://thesamuraigame.blogspot.com/?m=1
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