『Doodle God Universe』レビュー: ヘイ、お待ち!地球の出来上がり!
『Doodle God Universe』とは、JoyBits Ltd.が開発したパズルゲーム。
JoyBits Ltd.は、本作と同じゲーム性の「Doodle」シリーズをスマホ向けにいくつかリリースしている。
Apple Arcadeでプレイ可能。私はiPhoneでプレイ。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。本作に似たゲームも紹介する。
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あらすじStory
突然始まる宇宙
宇宙にはガスと塵があり、そこから惑星が出来上がった。
地球爆誕!そして、水、火、風、土が登場したよ。
と思ったら、ゲームが突然始まる。それだけだ。
ここから、プレイヤーの手であれやこれを混ぜて豊かな地球を創り上げるのだ。
そう、プレイヤーは神となるのだ。創造主として地球を仕上げてくのだ。
ゲームの特徴Features
2つを混ぜるだけ
はじめは、火、土、水、風の4つのエレメントがある。
画面左側でエレメントを1つ選択する。画面右側でもエレメントを1つ選択する。両側で同じエレメントを選択することも可能。
すると、何か新しいエレメントが生まれる。例えば、土と火を選択すれば、溶岩のエレメントが生まれる。
こうして、新しいエレメントが増えて選択肢が増えていく。新しいエレメントが増えれば、また新しい組み合わせが出来て、また新しいエレメントが誕生する。
というのを繰り返す。それだけだ。
にぎやかになる地球
新しいエレメントが生まれた時には、ローポリゴンで描かれる地球にそのエレメントに関する物が反映されることがある。
例えば、機関車のエレメントができた時には、地球上に駅や機関車が登場する。
こうして地球の風景が豊かな地球になっていく。
総当たり戦に疲れたら
ひたすら組み合わせを考えるわけだけど、もちろん現実にある化学反応とか論理的に考えて妥当な組み合わせを想定して選んでいく。
それでも自分のひらめきが枯渇した時や、「分かんないから総当たり!」というのにも飽きた時。その時にはヒント機能がある。
勝手に組み合わせを作ってくれるヒントや、出来るエレメントを提示してくれるといったヒント内容になっている。
ゲームシステム
3.5
エレメントを選ぶだけなので、特に何か凝ったシステムというわけではない。
でも、エレメントの誕生は見ていて面白い。「ソレとアレからコレが出来る!?」と、現実にはあり得ないけど妙に納得できる組み合わせもある。
しかも、鉄とか硫黄といった「まさにエレメント!」なものだけじゃなくて、ゴーレムとか殺し屋といった摩訶不思議なものまでできる。
「よーし!ゲームやるぞ!」ていうより「なんか暇だ」っていう時にサクサクッとプレイするのがオススメ。
やりこみ要素
3.0
全てのエレメントをアンロックしても、全ての組み合わせが出来るまで続けられる。
人間の創り方だけでも何通りもある。それを探し当てるのが面白い…と言いたいところだけど、実際には続けようという気はなかなか続かない。
やってることが選択だけという単調さ。正直「全部のエレメント見れたし、もういいか」と思ってしまう。
グラフィック
3.5
エレメントはスマホ向け洋ゲーあるあるなテイストのイラスト。
ローポリゴンで描かれる地球は見ていて楽しい。
拡大したり自分でクルクル動かしたりも出来る。
最初はシンプルだった地球がどんどんにぎやかになっていく様子。これが本作の1番の魅力。
サウンド
3.0
ずっとメインメニュー画面みたいなBGMが流れている。
邪魔にならないけれど、記憶にも残りにくい。でも、特にBGMが凝ってる必要がないゲーム性なので、ちょうど良い。
総合評価Summary
3.0
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
良いところ
組み合わせを考えるのが面白い
カジュアルに遊べる
残念なところ
飽きやすい
ゲーム性は低め
オススメな人
簡単に遊べるゲームを探している
神になりたい
暇つぶしを探している
オススメではない人
複雑なゲームを求めている
現実に則したエレメント合成じゃないと納得できない
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Doodle God Universe
©️2010-2021, JoyBits LTD.
http://doodlegod.com/