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【River Towns】世界を救うウナギの川 | 攻略とレビュー

川沿いに建物を上手く配置して世界を甦らせるやみつきパズル+ストラテジーゲーム『River Towns』。

River Townsの特徴

  • ストーリー: 不毛の地となった世界に自然を取り戻していく物語
  • 攻略: 川を中心にタイル状の建物を配置して街を作り上げていくステージクリア型のストラテジーゲーム
  • 評価: 基本ルールは分かりやすく、ギミックやランダム性によって面白さが増していく中毒性高いゲーム
River Towns
【River Towns】世界を救うウナギの川 | 攻略とレビュー
総合評価
( 4 )
メリット
  • 分かりやすくも悩む面白いルール
  • ギミックやランダム性でリプレイ性もやみつき度も高い
  • 出来上がった街の景観を楽しむこともできる
デメリット
  • 欲をいえばエンドレスモードが欲しい

『River Towns』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

River Townsの攻略情報

River Townsの概要

タイトルRiver Towns
開発元Frogsong Studios
販売元Metaroot, Stray Fawn Publishing
発売日2025年3月24日
対応機種PC
ジャンルストラテジー
シリーズ新規IP
プレイ機種PC(キーボード+マウス)

ストーリー

世界が崩壊してもウナギがいる

River Towns ストーリー ウナギ

とある強大な国に災難が起こり崩壊した。
何がきっかけだったのか、何がどうなったのか。対策を講じる余裕などもなく、世界は崩壊してしまった。そして、不毛の地に取り残された人類はこのまま世界と共に滅びるのだと絶望に打ちひしがれた。

しかし、救世主が現れた。
それは、聖剣を携えた英雄でも特殊能力を持つ巫女でもない。

救世主はウナギだ!

いや、栄養満点のウナギを食べて皆んな元気になろうという話ではない。なんと、ウナギは美しい水をもたらしてくれた。
水は川になり、川の傍には人が住み田畑を耕し、そして街ができた。

絶望するにはまだ早い。まだまだ人類はやれるぞ。奮起した人々はウナギの川と共に世界復興を始めた。

攻略のポイント

川を繋ぐステージクリア型

River Towns 攻略 ステージ選択画面

本作はステージクリアで進むパズルストラテジーゲーム。
各ステージで街づくりを行い(後述)、クリアするごとに次のステージがアンロックされる。クリア済みのステージはもちろんリプレイ可能。

各ステージクリア時にはスコアが表示される。このスコアが一定数を超えるごとに金色のマークを獲得できる(1ステージで最大3つ)。
本作の世界はいくつかのエリアに分かれており、このマークを一定数集めると次のエリアに進むことができる。

地区が大事な街づくり

River Towns 攻略 タイルの配置

ステージでは、テトリスのような様々な形状の建物タイルが用意されており、タイルをステージ上に配置していく。
全てのタイルを使い切るとステージ終了となる。

  1. 最初にウナギの湧水装置を溝に配置する
    1. 湧水装置の両隣から建物タイルを配置できる
  2. 建物タイルを配置していく
    1. 建物タイルは必ず上記の湧水装置か既に配置された建物タイルに隣接させて配置する
    2. 建物タイルには色が付いている
      1. 色ごとに異なる階級の人が住む
      2. 同じ色の建物タイルを隣接させるとその階級の区域が大きくなる
    3. 一手ごとに配置するタイルは自動で1つ選ばれる(自分では選択できない)
      1. 残っているタイルの確認はできるけれど、順番は分からない
      2. 1つだけは保留にでき、いつでも配置可能
      3. ステージ上に置ける場所がなくなってしまったら破棄するしかない
  3. 全ての建物タイルを配置しきるとスコアが計算される
    1. 建物タイル配置時に既に配置したタイルと隣接する数に応じて隣接ボーナスを獲得できる
    2. 川を挟んでタイルを配置するとが建設され、橋ボーナスを獲得できる
    3. 各階級の最大サイズ区域の人口がスコアに加算される(どれだけ区域を繋げられたか)

上記が基本ルールで、更にステージごとにギミックが登場する。
例えば枯れ木があるステージでは、その四辺をタイルで囲むと木が蘇ることでボーナススコアを獲得し、遺跡の瓦礫を集める(瓦礫の上にタイルを配置する)と遺跡が再建されスコアが1.2倍になるといったギミックが登場する。

大体の場合、ステージ上のギミックを全て使いきらないと金色マーク3つ獲得は難しい設定になっている。

記事はさらに下に続きます

River Townsのレビュー

物語: ステージごとに物語が進む

River Towns レビュー ステージ概要

ゲームはステージごとに進み、その合間に特にカットシーンや会話などはない。物語の描写は軽めだ。

しかし、物語がないわけではない。
ステージ選択画面で表示されるステージの概要を読むと、実は物語が展開していることが分かる。
はじめは集落を築くことや他の階級と共存するといったことが書かれているけれど、そのうち怪しげな遺跡を探ったり、そこから世界を救う手段を模索し始める。

ほんのりではあるけれどステージ攻略によってちゃんと物語も進むので、このステージ概要を読むのが意外と楽しみになる。単に川繋ぎ工事だけで終わっていないので、やる気が続きやすい。

操作性: 悩むことに集中できるスマート操作

River Towns レビュー 橋の建設

本作は、キーボード+マウスでの操作のみ可能。ほとんどの操作はマウスだけでもできる。

タイルを配置する際には、そこに置くと既存の区域と繋がるか、どのタイルで隣接ボーナスが加算されるかなども表示されるので、どこに置こうか考える際にかなり助かる

特に操作ミスしやすいこともバグもなく、ゲーム部分に集中できるようしっかり利便性が追求されたUIや操作方法になっている。
複雑さはなく直感的に操作できる。ゲーム内容と同じく操作まわりも賢く作られている

難易度: しっかり悩まされ、ランダム要素もあり

River Towns レビュー 残りのタイル確認

本作に難易度設定はない。
タイルを使いきればいいのでステージ攻略自体は難しくない。次のエリアに進むため金色マーク数の設定も厳しくなく、ボーナススコアを狙うようにプレイしていれば自然と金色マークが集まり詰むことはない。

しかし、簡単というわけではない。後先考えずにタイルを置いたり、タイルを破棄しているようではダメだ。
ギミックの種類はステージを追うごとに増え、空白なくタイルを配置していないと全てのタイルを使いきれないなど、金色マークを全て獲得するには残りのタイルを確認しながらよく考えてプレイしなければならない。

一手戻る機能はなく、ステージを始めからやり直す機能はある。が、同じステージでもプレイする度にタイルの登場順が変わるので、また改めて考え直さなければならない。

システム: 病みつき度高いパズルストラテジー

River Towns レビュー スコア計算

ゲームの基本ルールだけ読むと単純に見える。
建物タイルを隣り合わせで置くため、一手ごとに考えられるパターンはある程度限られる。

ところが、どのステージでも「むぅ、ここは悩むな」となる。
ステージの広さは限られており、川の位置は変えられず、更にタイルの種類やギミックは増えていき、なおかつ区域を繋げるというシンプルでありつつ一番悩むルールによって、一手一手気が抜けない面白さを生んでいる。

そして、一手しか保留にできないため、終盤になるほど「あの形のタイルはまだ!?」とタイルの登場順にも悶える。そのため、プレイの度にタイル登場順が変わるランダムさによって再プレイも新鮮に楽しめる。

プレイすればするほど、ステージが進むほど、「上手くできた賢いゲームだなあ」と感心してしまう。
1ステージにかかる時間は長くないものの、次々に面白さも難しさも変わるステージが登場するので、一気に長時間プレイしてしまった。

芸術性: 実は飛び跳ねている人々

River Towns レビュー カメラモードでのズーム

プレイ中はカメラの回転やズームも自由に操作できる。
かなりズームすることができ、実は建物には様々な種類があり、人々の生活ぶりまで分かる。
貴族の地区では建物や橋は煌びやかなデザインになっており、ウナギ信仰の聖職者の地区では怪しげな祭壇のやウナギの彫像などが飾られている。

そして、人々はぴょこぴょこ跳ねるように動いており、食事や会話に興じている。みんなウキウキしているように見えて、可愛い。

ズームにすると人々のざわめきやウナギ信仰の念仏のようなものも聞こえてくるし、犬や猫の鳴き声も聞こえてくる。

プレイ中は遠めから眺めていることが多いけれど、ステージクリア時にフォトモードを起動して自分が作った街並みを見るのが楽しい。
もちろん見た目ではなくハイスコアを狙って建物を配置しているわけだけど、それでもなんだかこだわって作った良い感じの街が出来上がるのが嬉しい。

そして、タイルを配置した時にはブワッと街が広がる演出が一番ハマるポイント。
ゲームの面白さはもちろんのこと、配置した際の演出が気持ち良いので「もう一手、もう1ステージプレイしたい」とやみつきになっていく。

総合評価と似ているゲームは下へ

River Townsの総合評価

River Towns

Taca KGO

River Towns レビュー 攻略
物語の魅力
操作の快適さ
難易度バランス
システムの面白さ
芸術性


総合評価

分かりやすいシンプルなルールでありつつ一手一手気が抜けずやみつきになるパズルストラテジーゲーム。出来上がっていく街並みの美しさを堪能できるのも魅力。

4
おすすめな人テトリス系のパズルゲームが好き
先を見据えて考えるのが好き
ルールが複雑すぎないストラテジーを求めている
おすすめではない人ランダム性がないゲームを求めている
物語性に期待している
自由に街づくりしたい

River Townsに似ているおすすめゲーム

スクロールできます
terra nil 評価 攻略

Terra Nil

  • 不毛地帯を灌漑や植林によって豊かにしていくシミュレーションゲーム
  • 温度や湿気などシステムもあり、特定の環境を整えると野生動物が棲みつく
  • 使用した機械を全て撤去するところまでゲームになっているのも面白い
dorfromantik 評価 攻略

Dorfromantik

  • 六角形のタイルを並べて街や景観を作っていくパズルストラテジーゲーム
  • 特定の地形を繋げるといったクエストで手札のタイルを増やしていく
  • 作った景観を船や電車が行き交い、癒される雰囲気も大きな魅力

River Towns
https://frogsong-studios.com/

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

ジャンル問わず面白いゲームに飛びつくゲームしているだけで幸せな大人ゲーマー。特に探索要素が大好き。世界中のゲーム情報を調べるのも大好きな keepgamingon.com の開設者であり運営者。

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