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『SteamWorld Build』レビュー: 労働と納税と宇宙計画 スチームワールドビルド

steamworld build スチームワールドビルド レビュー

街づくりも地下を採掘する探索もどちらも楽しめる、陽気なロボット西部開拓シミュレーション『SteamWorld Build スチームワールドビルド』をネタバレなしで要素ごとに詳しい評価を交えてレビュー。

本作に似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

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面白ミステリー

ツーポイントミュージアム

ヘンテコシミュレーション最新作

SteamWorld Build製品情報Game Info

タイトル

SteamWord Buid
スチームワールドビルド

開発元

The Station

ジャンル

シミュレーション

対応機種

PS5, PS4, Nintendo Switch, Xbox, PC

シリーズ

SteamWorld スチームワールド

スチームワールドシリーズは、『SteamWorld Dig』から始まったシリーズであり、これまでメトロイドヴァニアやストラテジーなど様々なゲームジャンルで展開している。

スチームボットと呼ばれるロボットたちが登場し、スチームパンクで西部劇という雰囲気が特徴のシリーズだ。

本作は、シリーズ初のシミュレーションゲームであり、過去作を知らなくても全く問題なくプレイできる。

本稿では、Xbox版のレビューを行なっている。

SteamWorld Buildの内容Features

あらすじ

スチームボット父娘とコア

馬車に乗り、どこかへ向かうスチームボット父娘。父ジャックと娘アストリッド

スチームボットとは、その名の通り蒸気で動くロボットたちで、スチームワールドシリーズのメイン種族(?)だ。

2人が乗っている馬車の荷台には、コアと呼ばれる丸い機械が乗っかっている。このコアは転がっているだけの機械に見えるけれど、実は意志がある。しかも、なんだか偉そうな態度だ。

実は、このコアからの情報をもとに、親娘とその仲間たちは新天地に向かっているのだ。

コア曰く、この惑星は滅亡する運命にある。

というわけで、父娘とコアが立てた計画は「よし、じゃあ、その危機を止めよう!」ではなく、惑星から脱出してしまおうというものだ。

steamworld build スチームワールドビルド レビュー ジャックとアストリッド

地底深くに眠るもの

しかし、馬車で惑星から脱出出来るわけがない。

では、何をしているかというと、古代文明の機械が発している信号を辿って旅をしているのだ。

コアによると、古代の機械がこの惑星のどこか地下深くに埋まっており、それが惑星からの脱出する助けになるという。

なぜそんなことをコアが知っているのか、いや、そもそもスチームボットたちよりも更に高度な文明の機械に見えるこのコアは一体何なのか。

コアは、父ジャックが地面を掘っていて見つけて出会ったそうだけど、このコアは口調も怪しげだし、善良な親娘は騙されているのでは?

steamworld build スチームワールドビルド レビュー コアによる古代技術の説明

脱出のための開拓

そして、遂に信号の発信元と思しき地に辿り着いたジャック達御一行。

ちなみに古代機械の信号は、偉そうなコアが探知しているわけではない。

なんと娘アストリッドは選ばれしスチームボットだそうで、古代の信号を受信することができる。

というわけで、周りには壊れた駅舎しか見当たらないけれど、アストリッドの力を頼りに、いよいよ古代の機械を目指して採掘作業が始まる。

これは壮大なプロジェクトだ。とてもジャック達一行だけでは足りないだろう。

ジャックは作業員を確保するため、街を作って大量のスチームボット達を迎え入れ、彼らと共に地下奥深くへと進んでいく。

steamworld build スチームワールドビルド レビュー オープニング

ゲームプレイの特徴

1つの大きな目的と2つのプロジェクト

steamworld build スチームワールドビルド レビュー ロケットの組み立て

本作の大きな目的は地下に埋まっている古代の機械パーツを集めて、ロケットを完成させること。物語の冒頭では散々ぼかされていたものの、惑星を脱出する手立てとはロケットだ。

その目的を達成する他に、大きく分けて2つのプロジェクトに同時に取り組むことになる。

一つ目は古代機械パーツが埋まっている地下を掘っていく採掘。二つ目は、作業員であるスチームボットたちが暮らす街を作ること。

採掘で採れる素材がなければロケットどころか街の設備も作れないし、逆に街が充実していないと採掘するための働き手も資金も得られない。

どちらのプロジェクトも疎かにするわけにはいかない。

スチームボットの街づくり

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 街に洗浄サービスショップを建設

まずは、街づくり。

好きな場所に施設を建てることができるけれど、各施設は道で駅とつながっていないと機能しない

住宅を建てると住民が増え、はじめはワーカーと呼ばれる地上作業員が現れる。

作業員達には、ニーズがある。お店や酒場など住民が求めている施設を建てて満足度が100%になると、そのスチームボットの自宅は高度なスチームボットの住居にアップグレードが出来ると同時に、そこに住むスチームボットの階級も上がる。

こうして階級が上がったスチームボットは出来る作業もニーズも変わる。だからといって、下級スチームボットが担う作業も常に必要とされているので、各階級をバランスよく確保し、それぞれのニーズを満たし続けなければならない。

また、街の各施設には維持費もかかるけれど、各スチームボットが定期的に払ってくれるが街を運営する主な資金源となる。

地下採掘

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 地下採掘を指揮する

次に、メインストーリーに関わる古代機械パーツも見つかる地下鉱脈の採掘だ。

まず、エンジニア階級のスチームボットたちが地下に降りると鉱夫になり、ブロック状に区切られた土や鉱石を掘っていく。

地下でも、作業内容によってスチームボットの種類は異なる

地下に降りてくるスチームボットは最初はみんな鉱夫であり、そこから用意されているルームの広さに応じて自動的に各作業ボットへと変化する。

例えば特定の鉱脈採掘やキノコ栽培行うプロスペクターと呼ばれるスチームボットが必要なら、地下空間にプロスペクター用ルーム(休憩場所)を作る。そうすると、鉱夫からプロスペクターになるスチームボットの数が増える。

鉱夫たちは自動で採掘を続けていき、スクラップなど特定の素材が得られる鉱脈を見つけることがある。そこには対応したマシンを設置して抽出作業を行い、新たな施設やスチームボット達のニーズを満たすための素材として利用することになる。

また、地下ではの襲撃と落盤という危険要素がある。危険を感じると、鉱夫たちは作業をやめてしまう。

支柱を作ったり、護衛ボットやタレットなどで作業員の安全を確保しておかなければならない。

交易

steamworld build スチームワールドビルド レビュー アイテム管理画面

街にはじめからある壊れた駅舎を修理すると、定期的に街に列車が訪れるようになる。

列車が到着した際には、物々交換の交易を行ったり、アイテム購入が出来る。

アイテムを各施設に配置すると、ボーナスを発生させることができる。同じ店からより多くの税が得られたり、生産スピードが上がるといった内容だ。

スチームボットたちは、地上では余暇を楽しんだり、設備を作るための部品を作っている。アイテムによって、こうした作業を効率的に進めることができるようになる。

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記事はさらに下に続きます

SteamWorld Buildの評価Review

物語の面白さ

steamworld build スチームワールドビルド レビュー コアとアストリッドの会話

街づくりシミュレーションゲームといえば、街をより大きく充実させていくことが目的で、終わりが見えないことも多い。それが面白さでもある。

しかし、本作には物語と明確な最終目標がある。

そのため、目的迷子や中だるみすることもなく、目標に向かって邁進できる。

更に、「最終目標に到達するまで一人で頑張ってね!」と放置されるわけではなく、パーツを集めるごとに古代文明の謎が明らかになっていく展開していく物語も楽しめる。

コアの素性の怪しさが明らかになってくるなど、物語も楽しめるシミュレーションゲームだ。

「目標なんて邪魔だぜ!」という街づくり極めたいマン向けにサンドボックスモードも用意されている。

キャラクターの魅力

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 街の景観

主要なキャラは少ない。

キャラクター描写が凝っているわけではないでもないので特定のキャラに思い入れが湧くわけではない。

しかし、生活をするスチームボット達は見ていて楽しい。

時々、画面をズームしてじっくり眺めてみると、酒場から歓声が聞こえてきたり、せっせと作業をしていたり、鼻歌まじりに歩いていたり、スチームボット達は活き活きとしている。

ゲーム内時間が常に流れているのでモタモタしている場合ではないけれど、たまに手を止めて彼らの様子を見たくなるくらい、キャラの動きがコミカルで楽しい。

操作の快適さ

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 牧場を建設

シミュレーションゲームといえば、マウス+キーボード操作の方が快適であることが多い。

しかし、本作ではゲームパッドでのプレイも快適で驚いた。施設を配置したり、情報を見たりするのも快適。

UIは分かりやすいし、生産量などのデータや住民の満足度もパッと見て分かりやすい。

新たな設備を作りたい時も何が足りないのか、それがどこで手に入るかがサッと表示されるので、親切。

シミュレーションゲームに馴染みがない人にもとっつきやすいはずだ。

難易度バランス

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 地下の敵と戦う護衛ボット

ゲーム開始前には難易度選択ができる。デフォルトの「通常」でプレイしたけれど、攻略に詰まることはない

というのも、住民がロボットだからだ。

高度なスチームボットほど面倒臭いニーズがあるけれど、疫病が蔓延したり脱走や謀反を企てたり、作業をサボることはない。

というわけで、壊滅的な状況になったりはせず、良いペースで攻略していける。

一方で、地下では崩落や敵の出現といった危険があり、これによって難しさはちゃんと保たれている。

シミュレーションゲームは全システムを把握するまでプレイヤーに学ぶ姿勢が求められることも多いけれど、本作ではチュートリアルが丁寧で少しずつ段階を踏んでいる。

更に、新しい施設がアンロックされるペースも適度で、情報過多で混乱することもない。

ゲームシステムの面白さ

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 住宅のアップグレード画面

街づくりと地下採掘。この2つが同時進行し、互いに影響し合うのが本作の面白さ。

街づくりはマネジメントとサンドボックス、地下採掘ではストラテジー要素も楽しめる。

2つが同時進行するとはいっても、それぞれが複雑すぎないので、テンポよく忙しく楽しく作業が出来る。

地下採掘では「何があるかな、良いもの見つかるかな、どんな敵が現れるかな」という先が見えないワクワク感も味わえるので新鮮さが続く。

プレイを始めてからどんどんのめり込んでしまい、無事に時間が溶けた。

やりこみ要素

steamworld build スチームワールドビルド レビュー ロケーション選択

本作では、いくつかのロケーションから開拓する街を選べる。ロケーションごとに地形や風景が異なる。

ロケット完成という最終目標があるけれど、異なるロケーションでは、また新たな開拓が楽しめるので、長く遊べる。

また、サンドボックスモードではひたすら好きな街を作れるし、装飾品も使って街の景観にこだわるのもやり込み要素だ。

グラフィックの芸術性

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 街づくり中の画面

全体的にクオリティの高いグラフィックだ。

スチームワールドシリーズは、西部劇風のスチームパンクというのが一貫したテーマで、本作でも機械とウェスタンが混ざった建物のデザインは個性的で見ていて楽しい。

上述した通り、ロケーションによって雰囲気が異なる街を作れるので、周回プレイも新鮮な気持ちで楽しめる。

また、上述もしたけれど、スチームボット達が活き活きとしているので時にはズームして彼らの様子を眺めるのもおすすめ。

ちなみに地下に現れる敵は虫を模したデザインになっているので、虫が苦手な人は地下では画面ズームしない方がいい。

サウンドの魅力

steamworld build スチームワールドビルド レビュー 地下にピラーを建てる

BGMはまさにウェスタン

あまりうるさくなくささやかにBGMが流れている。

でも、そこにスチームボット達の生活音や、採掘しているボットの掛け声などが聞こえてくるので、どこもかしこもにぎやかだ。

地下に掘り進むほど暗く不気味になってはいくけれど、スチームボット達が陽気なので常に楽しい雰囲気でプレイできる。

本作と似ているゲームや関連作は更に下へ

SteamWorld Buildが
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関連ゲーム

SteamWorld Dig 2 スチームワールドディグ2

スチームワールドシリーズ代表作である高評価メトロイドヴァニアゲーム。
こちらでは主人公自ら採掘をするけれど、本作の設定にかなり近いのでプレイ済みだと本作をより楽しめる。

似ているゲーム

Before We Leave

惑星を超えてひたすら開拓していくシミュレーションゲーム。
島の間、惑星間で物資のやり取りも管理できる。
こちらも、とっつきやすいシミュレーションゲームになっており、過去の高度文明を利用してロケットを組み立てていく。

Against the Storm

開拓大好き!という人にはこちらもおすすめ。
様々な種族の特性を活かして集落を立ち上げていく開拓の序盤を繰り返すローグライクな高評価シミュレーションゲーム。

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SteamWorld Build
レビューのまとめSummary

おすすめな人

  • シミュレーションゲームが好き
  • ストラテジー要素も楽しみたい
  • 明確な目標がある方が飽きずに楽しめる

おすすめではない人

  • 複雑な経営や運営を行いたい
  • 街づくりだけに注力したい

総合評価

SteamWorld Build
『SteamWorld Build』レビュー: 労働と納税と宇宙計画 スチームワールドビルド
総合評価
( 4 )
メリット
  • 分かりやすくとっつきやすい
  • 街づくりと採掘の同時進行する忙しさが楽しい
  • 陽気な雰囲気で物語も楽しめる
デメリット
  • 経済や治安など各要素の複雑な絡み合いはない

SteamWorld Build スチームワールドビルド
© 2023 – Thunderful Publishing AB
https://steamworldgames.com/

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

ジャンル問わず面白いゲームに飛びつくゲームしているだけで幸せな大人ゲーマー。特に探索要素が大好き。世界中のゲーム情報を調べるのも大好きな keepgamingon.com の開設者であり運営者。

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