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『Exo One』レビュー: 宇宙の豪速球

exo one

『Exo One』とは、Exbleativeが開発したアドベンチャーゲーム。

本作は、XboxとPCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。

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あらすじStory

Story
え?どういうこと?

ゲームが始まると、宇宙飛行士たちの集合写真が映され、断片的なメッセージが流れてくる。

なんか、土星がどうのこうの。宇宙を探検するんだ。みたいな?

セリフはぶつ切りになるし、全然意味が分からない。

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Story
球の登場

「一体何の話なんだ?」と思っていたら、画面に現れたのは球体

え、ビー玉じゃん。

と思ってたら、ゴロゴロ転がっていくビー玉。

実は、このビー玉は、エクソ・ワンと名付けられた宇宙船だ。

果てしなく斬新でハイテクで、こざっぱりしたデザイン。

中に乗ってる人はどうなるんだろうか、いや無人なのか?と心配になりつつ、ゴロゴロ転がって未知の惑星を進んでいくことになる。

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ゲームの特徴Features

Feature
ゴロゴロゴロゴロ
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本作は、時々、何かメッセージみたいな物語が語られるけれど、基本はビー玉で転がっていくだけ。

左スティックで移動が出来るけど、RTボタンで球にかかる重力を増幅させることができる。

つまり、下り坂でRTボタンを押すとギュンギュン加速出来る。

逆に上り坂になったら、RTボタンから手を離す。

そうすると、スピードが衰えないまま坂を登ることが出来る。

Feature
ぺちゃんこ滑空
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スピードアップした状態で上り坂を登ると登りきったところで、シュパーーッと空中に飛び出すことができる。

空中にいる間は、LTボタンを押すと固そうに見えるビー玉がペチョンと平べったくなる。

そうすると滑空が可能だ。

地上をゴロゴロ転がっているとビー玉はオレンジ色に光っていき、滑空していると徐々に光が消えていく。消えてしまうと滑空出来なくなる。

Feature
光を目指して
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特に道もなく、マップ情報もなく、ただただ好きに転がるだけ。

遠くに見える青い光が見える方向に進んでいけばいい。

そして、光の源であるモノリスに到着すると、更に高速スピードになって宇宙に打ち出され、また別の惑星でのハイスピードな旅がスタートする。

Feature
もう1つの光
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上述した目的地である青い光とは別に黄色の光も視界に入ることがある。

そこには、エネルギー源がある。

手に入れることが出来たら、滑空時間が長くなったり、球がオレンジ色になるチャージがより多く溜まる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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3.0

「どういうことだ?」と思ったオープニング。

そこから物語に関する感想は変わらない。

誰かのセリフが時々流れるんだけど、時系列も分からないし、何がなんだか

なんとなーく考察出来るような。出来ないような。

公式によると、本作の設定は「宇宙から送られてきた信号を元に斬新な宇宙船(=ビー玉)を作った」ということらしい。

セリフの字幕(機械的な日本語翻訳)が出るんだけど、文字の抜けが大量。抜けている漢字を推測するクイズかな?っていうレベル。

かといって、セリフのボイスは聞き取れないモニョモニョ音なので、音声からはっきり理解することもできない。


キャラクターの魅力

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2.0

色んな人のセリフが流れるけれど、何者か全然分からない。会話というわけでもないし。

とにかく物語が分かんないので、登場人物たちのこともよく分からない。

謎!という雰囲気はよく分かるし、物語があることでビー玉転がしゲームに肉付けもされるし良いんだけど。

たぶん物語を理解してもらうつもりではないゲーム。

本作の物語性はオマケくらいだと思った方がいいかも。


操作性

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3.5

操作方法はシンプル。

でも、重力を加えるという独特な操作と挙動が魅力。斜面とビー玉の動きを見てスピードアップできる地形か観察するんだけど、徐々に考えなくても感覚的に分かってくる。

スピードに乗れると気持ちいいし、上空にポーーーンと飛べると更に爽快。

ただ、カメラを動すとビー玉を見失ってしまうことが多い。特に上り坂ではカメラが荒ぶりやすい。


難易度バランス

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3.5

特にゲームオーバーもなく、ひたすら進んでいくだけ。

ただ、エネルギー源を手に入れるのは、ちょっと大変。

しっかりスピードをつけて飛ばなきゃいけなかったり、行きにくい場所にあったりする。


ゲームシステム

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3.5

何なんだ、これ!独特すぎ!

というのが1番の感想。

物語もよく分からず、ひたすら転がるだけで、スコアやタイムアタックもなし。ゲーム性は低い。

これは、どうやら、景色と重力を操るという体験をする、というゲームだ。

なんだか、ニューテクノロジー博物館みたいな所の体験できる展示物として置いてありそう。体験する映像作品的な。

映像は美しいし、重力を加えて変わるビー玉のリアルな挙動は面白い。他のゲームでは味わったことがない感覚だ。

ゲームとして評価すると「何なんだ?」だけど、そもそもゲームとして評価するのは間違っているのかもしれない。


やりこみ要素

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3.0

やり込み要素は、エネルギー源集めだ。

集めなくても、ゲームの攻略自体は可能。


グラフィック

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4.5

綺麗!

建造物や水面に反射する光、画面にぶつかってくる雨雲。めちゃくちゃフォトリアル

最初の方は殺風景な惑星が多いんだけど、徐々に変化のある景色になってくる。

空に広がる星々など宇宙の風景も美しい。


サウンド

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3.5

効果音もめちゃくちゃリアル。

水に潜った時、砂の上を転がっている時、ビー玉に重力を加えた時。

細かく効果音が変わって、本当にビー玉転がしている気分だ。いや、宇宙船なんだけど。


総合評価Summary

3.0

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

重力を加える独特な操作方法

グラフィックが美しい

残念なところ

物語の内容と必要性が分からない

日本語字幕が抜けまくり

オススメな人

個性的なゲームをプレイしたい

美しい風景を見たい

考察好き

オススメではない人

ゲーム性の高さを求めている

物語をちゃんと理解したい

本作が好きならオススメRecommendation

オススメ
アルトのオデッセイ

砂丘を滑ってスピードに乗り、画面タップでジャンプすると挙動が変わるアドベンチャーゲーム。癒しの雰囲気も大きな魅力。

オススメ
Returnal リターナル

本作とはゲーム性が全く違うけれど、未知の惑星の探索が好きならこちらもオススメ。TPSな高評価ローグライクゲーム。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

© Copyright Exbleative
http://exo-one-game.com

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

ジャンル問わず面白いゲームに飛びつき、ゲームしているだけで幸せ。特に探索要素が大好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報を調べるのも大好きで、keepgaminon.comの開設者であり運営者。

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