【マリオカートワールド】マリカー永久機関 | 攻略とレビュー

レースどころかドライブまでできるようになってしまったレースゲーム『マリオカート ワールド』。

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『マリオカートワールド』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

マリオカートワールドの攻略情報

マリオカートワールドの概要

タイトル	マリオカート ワールド
開発元	Nintendo
販売元	Nintendo
発売日	2025年6月5日
対応機種	Switch2
ジャンル	アクション, スポーツ
シリーズ	マリオカート
プレイ機種	Switch2

攻略のポイント

レースで勝つ

マリオカートといえば、やはりメインはカーレースだ。
本作では最大24人で一斉に走ることができる。

レースには2種類のモードがあり、もちろんどちらでも優勝を目指すことになる。
優勝すれば、新たな操作キャラをアンロックできるなど報酬を獲得することができる。

• グランプリ
  • 4つのレースを順番に走る
  • 最後に総合順位で優勝が決まる
• サバイバル
  • 複数のエリアをまたがる長距離レースを走り抜く
  • 途中で何回か足切りが行われる
    • 特定の順位より下位だと脱落となる

また、レースとは別に、互いの風船を割ったりコインをより多く集めるバトルや、タイムアタックなどのモードも用意されている。

レースやバトルは、ソロプレイしてコンピューターと対戦することもできるし、オンラインで世界中のプレイヤーやフレンドと競うこともできる。

気ままにドライブ

本作にはレースとは別にフリーランと呼ばれるモードがある。
フリーランには競う要素はなく、本作の世界を自由にドライブできる。
もちろん、フレンドと一緒に走ることもできる。

各地にはピーチコインやハテナブロックが隠されており、集めると車体に貼れるステッカーが手に入るなどやり込み要素もある。

また、青いPスイッチが設置されている場所があり、踏むと「制限時間内にコインを集めろ」といったクエストが始まる。

さらにレース中でもフリーラン中でも、各地にヨッシーのお店があり（ヨッシーは操作キャラとして登場するけれど、同時にチェーン店の経営もしているらしい）、お店の前では紙袋を拾うことができる。

紙袋には食べ物が入っており、食べるとダッシュできるだけでなく、キャラごとに異なるコスチュームをアンロックすることができる。
ちなみにコスチュームを変えたからといって特殊能力が開花するわけではなく、見た目に楽しいファッション要素だ。

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マリオカートワールドのレビュー

操作性: 誰でも楽しめるご長寿シリーズの貫禄

マリオカートは、幅広い人が楽しめるカジュアル寄りのレースゲームだ。

覚えることは少なく細かな操作は求められず、路面の状況を把握したり車体やパーツによるパフォーマンスの差を細かく考える必要もない。

この敷居の低さと分かりやすさが魅力で、もし本作でマリオカートシリーズを初めてプレイするという人でも走り始めた途端にトップスピードで爆走できる。

更に本作ではハンドル操作などをアシストしてくれるサポート機能があったり、「あ、事故る！」「既に事故りました！」という時に巻き戻せる自動車保険会社もびっくりなリワインド機能まであり、事故さえなかったことにして誰でも安心安全運転ができる。

そして、カジュアルとはいっても挙動やアクションは細かく調整されており、操作性はかなり良好だ。

少し操作しただけでブレまくってしまうようなことなくハンドリングができ、本作で新登場したジャンプアクション（Rボタンを長押しして離すと大ジャンプできる）で壁走りや細いレール上の走行も難なくできる。

さすがのご長寿シリーズだ。完成度高く細部まで全てが安定している。

難易度: のんびりやり込むこともできる

本作のメインはレースであり、オンラインプレイでは対戦相手によって難易度が激変する。

マリオカートといえばショートカットを見つけて走れるかが勝負を分ける。
順位によって強いアイテムが出る確率は変わるとはいえ、世界の達人プレイヤーたちはとんでもないショートカットを決めてくる。
それぞれのプレイヤーが走り込んできた腕前のぶつかり合いは、やはり刺激的で楽しい。

とはいっても、幅広い人が楽しめるおかげでオンラインプレイでマッチングする人が達人ばかりというわけではない。
これもマリオカートシリーズの大きな魅力だ。

一方で、他人と競うのが苦手という人も安心だ。

ソロプレイでも、コンピューターが操るマリオ達がしっかり対戦してくれる。
CPUはちゃんとアイテムを使ったり攻めてくるけれど、ショートカットを使ったりプレイヤーばかりを狙ってくることはなく、ちゃんとレースとして楽しくプレイできる。
キャラやコスチュームのを集めるやり込み要素まで、ゲーム自体はソロプレイでも十二分に楽しめる。

システム: 息抜きまで用意されたマリカー

甲羅を投げたり雷落としたり他キャラを妨害できる多彩なアイテムがあり、コースに高低差があって滑空できたり、コース上を列車が通過したり、確かにカーレースではあるけれど運転だけではない面白さが満載のマリオカートの魅力は健在。
というか進化している。

まず、メインのレースはちゃんと楽しい。
コースによって趣向がガラリと変わり、様々なギミックも登場し、立体的なコースが多くて「ショートカット見つけてみたい」という気持ちをくすぐってくる。

そして、個人的には特にサバイバルモードがお気に入り。
同じ景色をぐるぐる回るのではなく、エリアによって変わる雰囲気をひと続きに堪能しながらレースできるのが嬉しい。

さらに、新登場したフリーランも魅力的。
レースはやはり集中してプレイするものなので、「ちょっと休憩したいな」となってくる。
その際にはゲームをやめるのではなくフリーランで息抜きできる。
もはやマリカーの休憩にマリカーができるわけで、いよいよやめ時がなくなってしまった。

幅広い人と対戦できる楽しさに、ソロやフレンドとまったりプレイする楽しさまで搭載してしまった隙のないゲームだ。

ただ、あくまでもフリーランはのんびり仕様なので、「フリーランをやり込むぞ！」と期待する人にとってはコンテンツが少ないと思う。
今後、追加DLCなどでコンテンツが拡充されるともっと楽しくなりそう。

芸術性: にぎやかさが途切れない

上述した通り、各コースは趣向が異なっており、走って素通りするには惜しいくらいあちこちに何かがある。
BGMも良い曲ばかりで、目も耳も常に楽しい。
マリオシリーズならではの無条件でワクワクする空気に溢れており、車で走れる巨大テーマパークのような感じだ。

また、コスチュームも面白いものが多くて収集するやる気が続きやすく、フォトモードに熱中するプレイヤーも多いに違いない。

筆者はマリオカートシリーズ自体久しぶりにプレイしたけれど、コースのにぎやかさに改めて圧倒された。
フリーランでも他のキャラが走っていたり巨大トラックに乗り込めるなど、他のレースゲームでは味わえない随所に楽しさが仕込まれている世界だ。
レースより気ままにドライブしている時間の方が長くなっている。

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マリオカートワールドの総合評価

おすすめな人	マリオカートシリーズが好き フォトモードやコスチュームなど副産物が好き ソロやフレンドとだけでもマリオカートを楽しみたい
おすすめではない人	マリオシリーズのキャラを全く知らない 本格的なドライビングテクニックで操作したい クエストたっぷりなオープンワールドゲームとして楽しみたい

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マリオカート ワールド
©Nintendo
https://www.nintendo.com/jp/games/switch2/aaaaa/index.html