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『Sparklite』レビュー: 爽やかレンチと巨大UFOキャッチャー

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『Sparklite』とは、Red Blue Gamesが開発したローグライクアクションゲーム

ドット絵で描かれる可愛らしい2頭身キャラが特徴。

PS5、PS4、Nintendo Switch、Xbox、PCでプレイ可能。
私はNintendo Switch版をプレイ。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。

Index

あらすじStory

墜落から始まる

オープニングからピンチの主人公エイダ

飛空挺に乗っていたんだけど、その飛空挺が嵐でぶっ壊れていく。

なんとか修理を試みてみるものの、残念ながら墜落。

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ここは?

上空から地上に墜落したものの、全くもって無事という強靭ボディを持つエイダ。

しかし、相棒ドローンのウィングナットが見当たらない。

とりあえず自慢のレンチを振り回しながら当たりを探索していく。

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再び上空へ

探索していると、なんだかヤバすぎるヤツに遭遇。

「え?なに?」と思っているうちに、あっけなく敗北。

と思ったら、巨大なUFOキャッチャーに掴まれ、上空へ。

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男爵

目覚めると、そこは空に浮かぶ「避難所」。

エイダが墜落した大地ジオディアは頻繁な地震で地形が変わりまくっており、更にモンスターも凶暴化している。

そんなわけで、人々は上空に避難しているらしい。

それもこれも、「男爵」と呼ばれる悪いヤツが、「スパークライト」という光る石を独り占めしようと怪物を使って地上で大暴れしているのが原因らしい。

そもそも、避難所が上空に漂っていられるのも、不思議なパワーをもつスパークライトのおかげ。

エイダは、打倒!男爵を決意して、そのための力を得ようと、地上に降りてスパークライトを集める生活を送ることとなる。

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ゲームの特徴Features

ややランダムマップ

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本作は見下ろし視点の2Dローグライクアクションゲーム。

拠点は空中に浮かぶ避難所。ここで、持っていくアイテムを選んだり、ステータス強化を行う。

準備が整ったら、気球に乗って地上へ!

地上は、降りるごとに地形や敵や宝箱の配置も変わるランダムマップ。

とは言っても、出発地点から見て東西南北のエリアの種類は決まっていて、エリア内のマップがランダム。

ローグライト

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地上でゲームオーバーになると、エイダは巨大UFOキャッチャーで回収されて、拠点に戻る。

その際、持っていたアイテムは全て落としてしまう。しかし、所持しているスパークライトは失わない。

各エリアのボスを倒した時も帰還することができる。その場合は、もちろんアイテムは所持したままマップ形状もそのままになる。

そうして持ち帰ったスパークライトで拠点を充実させていくと、エイダ自身を強化したり、便利な施設が登場する。

パッチ

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ガジェットやアイテム関連の施設とともにエイダ自身の強化に欠かせないのが医療施設。

医療施設では、持ち帰ったスパークライトを消費して「パッチ」を買ったり付け替えが出来る。

パッチとは、体力最大値増加や攻撃力と防御力をアップグレード出来るものなど、エイダ自身のステータスが上昇する装備品。

しかし、持っているパッチを全部装備することは出来ない。パッチをつける「パッチボード」に配置できる分しか装備出来ないのだ。

好きなパッチを上手く組み合わせて地上に向かう。

レンチと自作兵器で戦う

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通常攻撃はレンチを振り回して戦う近接攻撃

そして、ダッシュで敵の攻撃を回避したり落とし穴を飛び越えることが出来る。

また、地上のダンジョンで手に入れる設計図を元に、ガジェット作ることが出来る。

ガジェットは弓矢や銃といった明らかに武器になるものから、空飛ぶ爆弾やチビになれるマシンなど探索に役立つものなど多種類ある。

ちなみに、ガジェットは、1度作製すれば、ゲームオーバーになったとしても失わない。

タイタン退治

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各エリアには、男爵が放ったタイタンが待ち構えている。これが、エリアのボスだ。

ボスを倒すと、新たなスキルを手に入れることが出来る。そのスキルによって新たなエリアへ進むことができるようになる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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3.0

ストーリーはあっさりしていて、壮大な世界設定のように見えていたけど、その全てを語り尽くす前にゲームが終わった。
そんな印象。

起承転結の「転」を感じられなかったので、もう一捻り欲しかった。


キャラクターの魅力

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3.0

登場キャラは少なめで、ストーリーやキャラ同士の人間関係をしっかり楽しめるわけではない。


操作性

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4.0

操作は簡単で快適

ステータス強化やガジェットも分かりやすくて、操作で困ることは一切ない。

『ゼルダの伝説』みたいに草を切った時のシュパッという音は気持ちいいから無駄に草刈りしちゃうし、不思議な実に触れた時のキュウンキュウンという音の耳触りが良くて、無駄に体当たりしたくなる。


難易度バランス

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3.5

ゲーム全体の難易度は優しめ

いろんなガジェットやアイテムが登場するけれど、実際にはほぼ近接攻撃のみで勝ててしまう。

ゲームオーバーになっても所持金は減らないから確実に強化していける。

デスペナルティは、マップ配置が変わるくらいしかないので、かなりサクサクと進められる

その分、ボスバトルの歯応えを感じにくいのは少し残念。

歯応えのあるバトルを楽しみたいなら、主人公をあまり強化せずにプレイすると違った体験が出来ると思う。


ゲームシステム

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3.5

ローグライクといえば、「ここは安全な道を選ぼう」という慎重派の自分と、「この先にはいいものがあるはず!進もう!」という貪欲派の自分が脳内会議を繰り返す。

でも、上述の通り難易度が厳しくないので、そんなに迷う必要はない

何回も挑んでこそのローグライクではあるけれど、本作はローグライト寄りなバランスになっていて、確実にクリア出来るローグライクゲームだ。


やりこみ要素

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4.0

地上を探索していると、時々、歌声が聞こえてくる。

聞こえてくる場所を叩いたり掘ったりすると、音符が出現。「ララー♪」と歌声を披露して、拠点の音楽隊の元に集まって行く。

いわゆる収集要素だ。一定数集まるごとに指揮者からパッチをもらうことが出来る。

また、地上に取り残されているNPCを見つけるサブクエストもある

サブクエストを攻略するごとに拠点が賑やかになって便利になっていくので、全員救出するのがオススメ。


グラフィック

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4.0

爽やかで可愛らしく魅力的なドット絵グラフィック。

NPCも敵も丁寧に描かれていて、ドット絵好きとしては、本作のトレーラー見ただけでプレイしたくなった。


サウンド

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4.0

BGMはそんなに種類多くはないけれど、効果音がいい味出している

上述したけれど、草を刈った時や植物に触った時の効果音が良くて、無駄に草刈りしたくなる。


総合評価Summary

3.5

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

サクサク操作

クリアができるローグライク

爽やかな雰囲気

残念なところ

難易度がヌルくなりがち

ストーリーがあっさりすぎる

オススメな人

2Dアクションが好き

ローグライクに挑戦してみたい

ドット絵グラフィックが好き

昔の『ゼルダの伝説』が好き

気軽に遊べるゲームを探している

オススメではない人

難易度の高いゲームを探している

厳しいローグライクが好き

本作が好きならオススメRecommendation

オススメ
Moonlighter ムーンライター

こちらも爽やかで可愛らしいピクセルアートが魅力のローグライクゲーム。お店経営要素もある現代版『トルネコの不思議なダンジョン』である高評価作。

オススメ
Atomicrops アトミクロップス

こちらも可愛らしいピクセルアートが魅力のローグライクゲーム。農業で作物を育てながら戦う個性的なゲーム。

Sparklite
http://redbluegames.com/games/sparklite/
Sparklite developed by Red Blue Games, published by Merge Games Ltd. © 2018/19.

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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