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『Atomicrops』とは、Bird Bath Gamesが開発したファーミング(農業)要素もあるローグライクアクションゲーム。
PS5、PS4、Nintendo Switch、Xbox、PCでプレイ可能。
私はPS4版をプレイ。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。
画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。
おじさんから農場と牧場を受け継いだ主人公。牧場ゲームにありがちなオープニング。
ああ!ここで新たなスローライフが始まるんだ!
おや、地下シェルターがある。こんなのどかな場所にどうしてこんなものが。
まあ、中に降りて見てみよ…
チュドーーーーーーーーーーーン!!!
まさかの核爆弾が爆発。
そして、とんでもない幸運で助かった主人公。
でも変わり果てた世界になっても、目的は変わらない。核爆弾で突然変異した動物や昆虫が蔓延るなか、突然変異した農作物を育てていく。
本作では、時間がすごい勢いで進む。スローライフの「ス」の字も感じられない。
日の出から農場に向かい、日中は農作業や周辺の探索。
夜になると農場に敵が襲ってきて、大切に育てている野菜を食べにくる。夜を徹して害虫を撃退する。
そして夜明けになると、ヘリコプターの迎えが来る。
ヘリコプターが来たら強制的に町に運ばれて、農業の収穫物に対しての報酬が手に入り、それを元手に武器やアイテムの購入ができる。
上述のような毎日を繰り返して、3日間生き延びれたら、季節が変わる。
ちなみに、各季節の最終夜である3日目の夜にはボスが攻めてくる。
こうして春夏秋冬と生き延びて、1年また1年と農業を続けていく。
しかし、途中で体力がゼロになったらゲームオーバー。全てを失い、1年目の春からまたスタート、というローグライクだ。
ゲームを進めると、新たな操作キャラがアンロックされて変更することが出来るようになる。
まず、メインの農業。
農場では、まず土を耕して種をまく作業から始める。そこに水や肥料を与えると、野菜の育つスピードがグイグイ上がる。
突然変異した野菜たちは自我を持っているのか、収穫できるようになると鳴き声を上げてクネクネと踊り出す。そうしたら収穫。
野菜は種類によって育つ時間に差があるし、もちろん収穫して持ち帰った時の値段も違う。また、果物の樹なら、同じ樹から何回もフルーツを収穫することも出来る。
で、野菜のタネはどこから手に入れるのかというと。自力で動物からぶん取ってくる。
農場の周りには、突然変異でしっちゃかめっちゃかになっている土地が広がっている。そこにいる敵を倒すと種や肥料、ツルハシなどアイテムを手に入れことができる。
また、農業アビリティが手に入ることもある。一気に種まきや水やりが出来るなど効率よく農業ができる技ばかりだ。
家畜も登場する。
ミツバチは野菜の成長スピードを早めてくれるし、牛は水やりしてくれる。鶏は卵を産んでくれるし。みんなで農業を手伝ってくれる、頼もしい仲間たちだ。
家畜は、核爆発によって凶悪化したウサギたちに捕らえられていることが多いので、救出して農場まで連れ帰ってくる。
また、農家の最終兵器トラクターを手に入れられたら、必殺技のように使うことが出来る。敵を倒すとトラクターメーターが溜まっていき、溜まり切ったらトラクター発動!
が、自分が乗るわけではなく、指定した方向にブイーンと勝手に走行する。雑草を刈ってくれたり、敵を轢き殺してくれる。
1日が終わり町に戻ると、意味ありげな眼差しでこちらを見る座っている人たちがいる。彼ら(彼女ら)に一定数のバラを捧げると口説くことが出来る。
最初は赤の他人だけど、バラを貢ぎ続けることで徐々に知り合っていき、めでたく結婚までこぎつけられれば、共に農場で戦ってくれる。
バラは農場で育てることで手に入る。
物語の面白さ
3.5
ありがちな農場ゲームと思いきや、かなりぶっ飛んだ世界設定。物語の掴みは最高。
というわけで設定が最強なので、もっとストーリー要素が欲しい!
キャラクターの魅力
3.0
最初ゲームスタートしたときに、オープニングムービーとは全く違うキャラを操作することになって、「え?」となった。
操作キャラについての説明も特にないし、セリフもなく、操作キャラに愛着は湧きにくい。NPC含めて見た目のインパクトはすごいけど。
操作性
3.5
片手で銃撃ちながら、片手で水やりするし畑も耕す。農民の鑑!忙し楽しい。
操作キャラの挙動は問題なし。
ただ、どこのマスに農作業してるのか、かなり見にくいし、対象マスを変えにくい。思ってたのと違う場所を耕してしまうことが頻発。
特にタレットやカカシなどの防衛に大切なアイテムを、バトル中に間違って掘り返してしまうとかなり焦る。
また、町で口説く相手のテキスト情報が表示されないバグがよく起きる。その人を口説くとどんな特典があるか分からないので、結構困る。
難易度バランス
3.5
バトルは弾幕っぽくもあり忙しいけれど、そこまで厳しいわけではない。
しかし、そこに農作業が加わる。農業しつつ、作物も守る。かなり忙しい。
時間の流れが結構早いので、しっかりスケジュールを組んで動かないと、遠征している間に畑が壊滅していく。
最初の間は意外と余裕に見えて、1年目の冬くらいからは結構大変!
ゲームシステム
4.0
ローグライク2Dシューティングと農業シムという、人気なジャンルをくっつけてポップに味付け。それだけで十分目を惹く。アイデアが良い。
ただ、もう少し農業シム要素が強めだったら、もっと個性的なゲームになったかも。全体的に見るとローグライクアクションゲーム寄り。
やりこみ要素
3.5
ローグライクだけど引継ぎ要素はある。
操作キャラのアンロックとアビリティの永続効果アップ。
この永続効果アップを取得するたびに、マイホームが修繕されていくというやり込みもある。
グラフィック
4.5
カラフルなドット絵で、動物も野菜もポップでコミカルに突然変異してる。
どんちゃんどんちゃん、どんちゃん騒ぎで、にぎやかで楽しい。
サウンド
4.5
音楽も陽気でにぎやか。終始楽しい気分でプレイできる。
3.5
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
アクションと農業を同時に楽しめる
コミカルでポップな世界
ストーリー要素が低めで作業感が出てくる
2Dアクション好き
ローグライク好き
コミカルな雰囲気が好き
農業をしっかり楽しみたい
時間制限があるゲームが苦手
こちらはお店経営とローグライクアクションが融合した高評価ゲーム。サクサクした挙動が気持ち良く、永続要素もあってエンディングを目指しやすいローグライク。
弾幕系アクションの人気ローグライクゲーム。可愛らしいキャラと敵キャラグラフィックも魅力。
Atomicrops
https://atomicrops.games.dmm.com/
© Published in Japan by EXNOA LLC 2020 Copyright 2020 Raw Fury AB.
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