『Moonlighter 店主と勇者の冒険』レビュー: ローグライクとお店経営の絶妙コラボ

moonlighter ムーンライター

スペインのDigital Sunが開発したローグライク要素のあるアクションRPG

PS4、Nintendo Switch、Xbox、PC、スマホでプレイ可能。
私はNintendo Switch版をプレイ。

Index

あらすじ

主人公のウィルは、リノカという町にある「ムーンライター」の店主。

リノカの町の近くには、不思議なダンジョンがあって、昔はダンジョン目当てに多くの人々が冒険が集まって、町も賑わっていたそうだ。

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しかし、ダンジョンは危険と隣り合わせ。ダンジョンで命を落とす者が続出したため、ダンジョンは閉鎖され、町もさびれしまっている。

だけど、ウィルは、ダンジョンにこっそり潜り込んでアイテムを集め、それをお店で売る、という危険な生活を送っている。

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さらに、ウィルはダンジョンの謎も解き明かしてやろうと考えている。とてもただの店主ではおさまらない好奇心旺盛な青年だ。

バリバリ稼いで自分の店を大きくすること、そして、ダンジョンを制覇すること。それがウィルの目標だ。

ゲームの特徴

やることは2つ

主人公ウィルには、大きく分けて2つの「仕事」がある。

ダンジョンで商品となるアイテムの「仕入れ」と、お店での「商売」

ゲーム内には、昼と夜の時間帯があり、ダンジョンにはいつでもアイテムを仕入れに行くことが出来る。一方、お店での商売は昼間のみ可能。

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夜のダンジョンは難易度が上がる
その分、良いものも手に入る

商品の仕入れ

お店で商品となるアイテムを手に入れるにはダンジョンに行かなくてはならない。

ダンジョンはいくつかあって、どのダンジョンも入るたびに地形や敵も変わるランダムマップとなっている。

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ダンジョンでの目的は、より良いアイテムを無事に持ち帰ることと、最奥のボス討伐

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ダンジョンの謎が書かれた日記が見つかることも

特に、アイテムを無事に持ち帰るというのが大切。ダンジョン内で死んでしまうと手に入れていたアイテムは全て失ってしまう。で、町に強制送還。ローグライクだ。

でも、ボスを倒さなければ無傷で帰れないというわけではない。

ダンジョン内でペンダントを使うと、例えボス戦の途中だろうと手に入れたアイテムを持ったまま脱出出来る。

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アイテム所持数には上限がある
取捨選択することが必要

バトルはシンプル

基本アクションは、武器で「攻撃」か、ローリングで「回避」

武器は、剣と盾、槍、弓など多種類ある。常時2種類を装備しておくことができて、ボタンひとつでササッと切り替えられる。

敵モンスターに合わせた武器を使うことで、より有利に敵を倒すことが出来る。

また、ダンジョンで手に入るモンスターの卵を孵すと、産まれたモンスターはペットとして付いてきて共に戦ってくれる。

モンスターの種類によって
戦い方は違う

市場を見極めて商う

自分のお店「ムーンライター」では、ダンジョンで手に入れたアイテムを売って稼ぐ。

何をいくつ売るか、しかも価格まで設定できる。

しかし、高すぎればいつまで経っても売れないし、破格の安さで売り出してしまうと大損してしまう。適正価格ってものがある。

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店番をしつつ、お客さんの表情をうかがって各アイテムの相場を見極める。品物を見たお客さんは、値段に対してリアクションしてくれる。めちゃくちゃ近距離での市場調査だ。

お客さんは値段が高すぎると怒った顔になるし、微妙に高いと苦い顔をする。逆に安すぎると「こいつはお買い得だぜ!」とニヤリ。

moonlighter ムーンライター
どのお客さんも
表情豊かに買い物してくれる

更に、アイテムには流行がある。人気な時には、普段より高く売れる。店主たるものトレンドに敏感でいなくてはならない。

しかし、人気だからといって強気すぎる価格にしたり、同じアイテムばかり売っているとブームは過ぎ去ってしまう。

そして、商売中には敵が現れる。お客さんに紛れて万引きする不届き者だ。警備もしなければならない。

moonlighter ムーンライター
泥棒を見つけたら
容赦なく殴って取り返す

町の復興と店舗リニューアル

お金を稼いでも、貯め込んでいては意味がない。稼いだお金を元手にして、ウィルは更なる高みを目指す。リノカを賑やかな町にするのだ。

まずは、資金を出して、さまざまなお店を誘致する。もちろん商売敵になる店ではなく、ウィルの冒険に役立つ店ばかりだ。

鍛冶屋や体力回復ポーションを売ってくれるお店や、株のような投資が出来る施設などが登場する。

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素材を渡すと新たな装備品が手に入る
アップグレードが可能

そして、もちろん自分のお店にも投資する。改造してお店を巨大化していく。

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店内を飾りつけると
客がチップを払うようになる

更に、お店が大きくなるとバイトも雇えるようになり、ワンオペ商売からの脱却ができる。

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また、ウィル自身の部屋をアップグレードして豪華すると、HPが限界値超えて回復するという超絶快眠が可能になる。

評価

物語の魅力

ストーリー   3.5

キャラの魅力  3.5

ダンジョン探索とお店経営がメインで、ストーリー要素はサラリとおまけ程度

NPCも登場するけれど、サラリとしか絡まない。

ただ、最後のダンジョンで、なぜ地形が変わるダンジョンが存在するのか明かされる時、まさかの展開が起きる。突然の急展開にビックリして、気持ち的に置いていかれた。

芸術性

グラフィック  4.5

サウンド    4.5

本作に興味を持ったきっかけはグラフィック。滑らかに動く可愛らしいドット絵だ。

moonlighter ムーンライター

ダンジョンはどれも景色が違っていて、リノカの町は自然いっぱいで美しいし、キーカラーの緑色が効いてて全体的に爽やかな雰囲気。

音楽もあたたかみのある曲調が多くて、見て聴いているだけで楽しいゲーム。

快適さ

操作性   4.5

バランス  3.5

サクサク動くし、操作もシンプルなので、すんなり馴染める。

敵と戦う時もお店で商売している時もキビキビ動くのでノンストレス。気持ちいい。

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ダンジョンはローグライクなので、先に進むべきか安全策をとって一旦帰るかと悩むのが楽しいところ。

でも、ダンジョンに何回か潜ると装備品がアップグレードできるし、回復アイテムなどもたくさん作れる。なので、ヒリヒリする難易度ではない。

死ぬかも!という危険性より、「荷物いっぱいになって捨てたくないモノばかりになったから帰るかあ」ていう方が多い。

良いテンポでエンディングが目指せるローグライクだ。

面白さ

システム  5.0

やり込み  3.0

ダンジョン探索とお店経営。まあ、つまるところ『トルネコの不思議のダンジョン』なわけだ。

それぞれの要素は目新しいものではない。でも、その配分がいい。ダンジョンも経営もどちらかがオマケになることなく、巧い具合に組み合わさっている。

上述の通り操作性が気持ち良くて、不眠不休で探索と商売に勤しんで、やることが尽きない。一回プレイを始めると、しばらく没頭してしまう。中毒性が高い

moonlighter ムーンライター

ただ、アイテムの適正価格が分かってきてしまうと徐々に作業になってしまうし、特にサブイベントもない。

プレイ感覚と同じく、サクサクサクッとダンジョン攻略していくのがオススメだ。

まとめ

総合評価

4.0

物語
芸術性
プレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
良いところ
  • ダンジョン探索もお店経営も両方同じくらい楽しめる
  • 気持ち良い操作性
  • 爽やかで滑らかに動くドット絵
  • エンディングが目指せるローグライク
  • 中毒性が高い
残念なところ
  • ストーリーがあっさり
  • アイテムの適正価格が分かると作業になる
  • やり込み要素が少ない
オススメな人
  • 2Dアクションが好き
  • お店経営ゲームが好き
  • ローグライクをクリアしたい
  • ドット絵が好き
オススメではない人
  • 本格的なローグライクを味わいたい
  • ストーリーを楽しみたい
  • 作業が嫌い

Moonlighter
https://moonlighterthegame.com
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超大作からインディーゲームまで、年間100本近くのゲームをプレイするゲーム漬けゲーマーです。
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