【Thank Goodness You’re Here!】最強パンチで町がカオス – 攻略とレビュー
奇想天外な笑えるトラブルばかり起こるカジュアルなアドベンチャーゲーム『Thank Goodness You’re Here!』。
Thank Goodness You’re Here!の特徴
- ストーリー: とある町を訪れたサラリーマンが、住民の面倒な頼み事を解決していく物語
- 攻略: ほんのり謎解きしながら町の中を行ったり来たりするアドベンチャーゲーム
- 評価: ブラックユーモアたっぷりで、随所に小ネタも散りばめられている
- 予想のつかない笑えるブラックユーモア満載
- 可愛くポップなカートゥーングラフィック
- 小ネタが満載
- 字幕表示のズレが激しい
- ゲーム性は低め
『Thank Goodness You’re Here!』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。
Thank Goodness You’re Here!の攻略情報
Thank Goodness You’re Here!の概要
タイトル | Thank Goodness You’re Here! |
---|---|
開発元 | Coal Supper |
販売元 | Panic |
発売日 | 2024年8月2日 |
対応機種 | PS5, PS4, Switch, PC |
ジャンル | アドベンチャー, カジュアル |
シリーズ | 新規IP |
プレイ機種 | PC(ゲームパッド使用) |
ストーリー
バーンズワースへ出張
本作の主人公は各地を出張して回るセールスマン。
今日も傍若無尽で口の悪い上司から出張を命じられた。バーンズワースという町に行って来いという。
そこで町長さんに会って自社商品を売り込んで来いと言われ、主人公はやる気満々(?)で窓から飛び出して行った。
町長さんを待つ間に
バーンズワースに着いた主人公は、早速町長のもとへ。しかし、秘書さんから町長はしばらく会えないと告げられてしまった。
仕方ない、待つしかない。
しかし、暇だ。ちょっと町を観光してみるか。
町を散歩し始めた主人公は、住民に呼び止められる。「ちょうどいいとこに来たね!ちょっと手を貸してよ」
暇に任せて住民のお手伝いを始めた主人公は、町のあちこちを破壊しながらも住民の困りごとを解決し始めた。
攻略のポイント
町を行ったり来たり
本作は住民のセリフを聞いて、必要としている物を持って来たり、障害物などを除去してあげることになる。
ただ、謎解きのようにアイテムを管理したり考える必要はなく、あっちこっち走り回ればいいだけだ。
物語はいくつかの章に分かれており、前の章で起こした騒動などにより町の状況や通れる場所などは変わっていく。
パンチとジャンプのみ
主人公ができることは、パンチとジャンプだけ。
主人公は何でもかんでもパンチできる。物を壊したり、NPCもパンチして話しかける。
何か行う時には必ずパンチするしかないので、進める道を見失ったら、とにかく近くにある物や人にパンチを繰り出せばいい(めちゃくちゃ迷惑野郎だけど)。
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Thank Goodness You’re Here!のレビュー
物語: ブラックジョーク満載ドタバタ劇に思わず吹き出してしまう
隅から隅まで全てがふざけている。真面目な瞬間は一瞬たりともないと言っていい。プレイしながら何回も吹き出してしまった。
主人公はだいぶ色々とぶち壊しまくるけれど(悪意はない、はず)、住民は主人公にキレることはない。
周りが壊れても、殴られても、自分の願いが叶えば満足するという、とてつもなく明るいというかポジティブな住民ばかりだ。
一応メインストーリーのようなものやNPC同士の人間関係も描かれていたりはするけれど、ほぼ予想の斜め上を軽々飛び越えるような展開になるので、驚きつつ笑いが止まらない。
基本的にブラックな笑いばかりで、下品なネタや、ゴミや害虫など汚い描写も多いので、苦手な人はお気をつけて。
ブリティッシュジョークのノリが好きなら、絶対に気にいるはず。日本のお笑いのようなツッコミ役はいないので、画面の前で思わずツッコミを入れてしまう。
操作性: ボタンは2つだけ
上述した通り、主人公ができることはパンチとジャンプのみ。移動はキビキビしており、サクッとプレイできる。
意外と細かな部分までパンチした際のリアクションが用意されているので、ゲーム攻略に必要な部分も殴るとより楽しむことができる。
特にバグはないけれど、日本語字幕がセリフとかなりズレて表示されたり、文字抜けもあるのは残念。
難易度: 迷うことは一切なし
クエストリストや地図はない。でも一本道なので、迷うことはない。
章が変わると町の状況が変わっているけれど、基本的にその章では関係のない場所に行けなくなっているという変化ばかりなので、迷うことないようにゲーム側が舞台を整えてくれているわけだ。
謎解きといえるようなパズルはなく、ひたすらパンチしまくれば自ずと攻略していくことができる。
システム: ゲームというよりコメディを見ている感覚
本作のゲーム性は低い。自分で主人公を動かすことができるという機能が付いたカートゥーンショーを観ているようなゲームだ。
ブラックジョークのブラックぶりと、それとは裏腹にキュートなグラフィックのギャップが魅力。
それでも、ゲーム攻略には直接関係ない部分にも小ネタが用意されていたり、パンチした際のリアクションも細かく作られているので、あちこちにちょっかいを出しながら進むのがおすすめ。
暖炉を掃除し続けるおじさんなど、記憶に残るNPCにであえるはずだ。
芸術性: キュートでお下劣なカートゥーングラフィック
一見すると可愛いカートゥーングラフィックで描かれている。
ただ、お下劣な場面もしっかりあるので、汚い場面はしっかり汚い。ただ、生々しさや気持ち悪さはない(個人の感想です)ので、プププと笑って眺めることができるはずだ。
セリフはフルボイスで、「ぐちゃっ」とか「べちゃ」など効果音は結構リアル。まさにカートゥーンそのものだ。
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Thank Goodness You’re Here!の総合評価
Thank Goodness You’re Here!
総合評価
おすすめな人 | ブラックジョークが好き 気軽にプレイできるゲームを探している カートゥーンが好き |
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おすすめではない人 | 謎解きなど高いゲーム性を求めている 下ネタの笑いが苦手 長時間プレイできるゲームを探している |
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