『The Ascent』レビュー: サイバーパンク都市の最凶人物とは、私だが?

Neon Giantが開発したシューティングアクションRPG

本作はサイバーパンクがモチーフとなっている。

サイバーパンクとは、SFの一種で、人体に機械を埋め込むほどハイテク技術に支配された社会が舞台。ネオンやアジア文化入り混じる未来都市などが特徴。ハッキングや薬物使用などアブナイことが続出で裏社会がテーマになる作品が多い。

シングルプレイも4人までの協力プレイも可能。

本作は、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版でシングルプレイ。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

Index

ゲーム内容Features

あらすじ

Story
巨大都市

舞台はアセントグループという巨大企業が牛耳る巨大都市。

スラムな下層からお金持ちな上層まで、様々な種族の住人たちがごった返して暮らしている。

主人公がいるのは最下層。プーンという口の悪いパワハラ全開のボスの元でこき使われている。

今日もプーンから雑な命令をされて、下水道施設の修理に向かう。

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Story
謎の崩壊

なんだか命懸けだったけど、下水施設の修理を完了!さっさと上に戻ろ…。

ボォオオオン!

何かが爆発したんだが!近距離で!

急いで街に戻ると、なんと、この都市を牛耳るアセントグループの都市機能が突然停止しただと!?

しかも、原因も分からず公式発表もなく、アセントグループは消滅。もちろん全員大混乱。

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Story
戦国時代突入

ここは、もともと治安があまり良くない都市。住む人々も逞しい。

ギャングや様々な企業が、覇権を取ってやろう、金儲けしてやろうと殺気立つ。

もちろん主人公のボスであるプーンも、色々と画策を始める。

で、もちろん、こき使われ、現地に派遣されて危険な橋を渡る羽目になるのは主人公だ。

一体、アセントグループには何があったのか?主人公は永遠にパシリなのか?

生き残れ、成り上がれ。主人公は大きなうねりに巻き込まれていく。

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ゲームの特徴

Point
筋金入りのパシリ
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メインストーリーもサブクエストも、全てクエスト受注して攻略。こうしてゲームを進行していく。

対立するグループなどの雑魚敵はそこらじゅうにいて、クエストとは関係なく襲ってくる。

もちろん、好きに街を探索することもできる。ただ、ある程度メインストーリーを攻略していないと進めない場所もある。

Point
武器も防具もサイバー戦法も
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主人公は銃2種類と、手榴弾や回復エリア設置などの「戦術的」武器を装備出来る。

銃は、一定数撃つとリロードしなければならないけれど、弾は無限。「戦術的」武器は敵に攻撃を当てるとチャージされて使用可能になる。

そして、強力なパンチやシールドなど特殊スキルが使える「オーグメント」も装備出来る。使用後にクールタイムがあるけれど、こちらも何度でも使用できる。

Point
強くなるパシリ
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武器や防具は、お店で買う、倒した敵がドロップ、もしくは宝箱から手に入れる。

武器となる銃には、ピストルやマシンガン、ロケットランチャーなど様々な種類がある。攻撃力ももちろんだけど、挙動や弾数も種類によって違う。

武器は強化も可能なので、お気に入りの銃を育てることが出来る。

また、敵を倒した時やクエストクリア時には経験値を獲得する。レベルアップすると基礎攻撃力が上がっていく。

レベルアップ時に手に入るスキルポイントを使って、リロード速度など各種パラメーターをアップグレードもできる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

The Ascent

最初は何が何だか。地名や企業名、本作の用語がたくさん。

NPCたちは威勢よく喋ってくるけど、ちんぷんかんぷん。アホなやつだと思われていただろう。

でも、大丈夫。みんな口は悪いけど、意外とちゃんと教えてくれる。情報量は多いけど。

変わっていく情勢やアセントグループ消滅に隠された陰謀など、物語に夢中になる出来事が満載

雑魚パシリ扱いから成り上がっていくギラギラストーリーにも熱くなる。

そして、溢れんばかりのサイバーパンクな街の魅力からは、もう離れられない。

キャラクターの魅力

The Ascent

みんなモラルがぶっ飛んでる。ガイド役のロボットでさえ人を人とも思ってないような発言ぶり。

これが最高。みんな気持ちよく欲望丸出し。

一方で、主人公はセリフがなく人物像は薄め。しかし、躊躇なく街中で銃乱射するし、そこら辺の車から平気でお金奪うし、かなりアブナイやつだ。

セリフや選択肢が英語のままになってしまっているところもあるけれど、日本語翻訳はいい感じ。ヒャッハーだ。

操作性

The Ascent

バトルはツインスティックシューティング。操作性が良くて、特殊スキルなども発動しやすくノンストレス。

探索は、最初から行ける場所が広くて、更に何階層もあるので迷子になりやすい。マップは見やすいとは言えず、道を覚えるのも大変。

でも、ファストトラベルがあるし、宝箱も多くても探索は楽しい。

しかし、約束の場所に行ったのにイベントが起きず永遠に待ちぼうけというバグなどが発生。翻訳抜けも含めてアプデに期待。

難易度バランス

The Ascent

私はシングルプレイ。シングルプレイ用モードがあるので、お一人様向けバランス調整されてる、はず。

しかし、やはり協力プレイが基本なのか、敵が超大量。「助けてー!数の暴力なんですけどー!」と叫びながら走り回ることも多い。

でも、そこは陽動ロボットスキルや遮蔽物を利用するなど、歯応えのあるシングルプレイとして楽しめる。

チェックポイントも小刻みだし、デスペナルティも特にない。装備品もお金もよくドロップするので、強くなりやすい。

ゲームシステム

The Ascent

特別目新しいシステムはない。

本作の1番の魅力はサイバーパンクに浸れること。

現在、サイバーパンクなゲームはたくさん発売されているけれど、本作のサイバーパンク度はかなり高くて、それが200%満喫できる。

グラフィックだけでなく、物語やゲームプレイでも全てがサイバーパンク一色。

バトルやスキル、成長要素などは分かりやすく、目的地までの道順もしっかりナビしてくれる。弾も無限。治安の悪さとは裏腹にゲームプレイは親切だ。

やり込み要素

The Ascent

最初からサブクエストが盛り盛りだし、行ける場所がとにかく広い。

高難易度サブクエストも発生するし、「どれから攻略しようかなー、次はどこ行ってみようかなー」とパシリなりに自由度が高くて嬉しい。

サブクエストには、サブクエスト独自のストーリーが展開するので、やる気も湧く。

街の人の会話内容が変わったり、流れ弾でうっかり死ぬ人々、建物や怪しい日本語の看板など細かい部分まで作り込まれているので、観光も楽しい。

グラフィック

The Ascent

機械のゴチャゴチャ感!最高。見応え抜群。かっこいい。見惚れる。

重要キャラとの会話シーンなどではズームアップされ、人間以外の種族やファッションを眺められて楽しい。

視点が遠めなので迫力は抑えめになってしまうけれど、都市の景色が見渡せる良さがある。いやー、本当にカッコイイ。うっとり。

サウンド

The Ascent

基本は環境音。バーから音楽が漏れ聞こえてきたり、機械のガシャーンウィーンバチバチバチといった音。

しかし、バトルが始まるとズムズムズムとアップテンポなBGMが流れてくる。カッコイイ。

何から何までサイバーパンク好きホイホイなゲームだ。

総合評価Summary

4.0

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ
  • サイバーパンクっぷりが最強
  • 探索が楽しい入り組んだマップ
  • ノンストレスな操作性
  • シングルプレイでもちゃんと楽しめる
残念なところ
  • 敵が数の暴力で攻めてくる
  • バグがちらほら
  • 日本語翻訳が抜けている部分がある
オススメな人
  • サイバーパンクが好き
  • シューティングゲームが好き
  • 探索が好き
オススメではない人
  • サイバーパンクやモラル崩壊した雰囲気が苦手
  • 多数のサブクエスト同時発生など自由度が高いゲームが苦手
  • レベル上げが面倒くさい
  • 情報量が多いと辟易する

© 2021 Neon Giant AB. Licensed by Curve Digital Publishing Ltd.
http://curve-digital.com/en-us/games/featured/156/the-ascent/

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