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『Turnip Boy Commits Tax Evasion』とは、Snoozy Kazooが開発したアドベンチャーゲーム。
タイトルを和訳すると、「カブ小僧、脱税に手を染める」。
可愛らしいドット絵グラフィックが魅力的な見下ろし視点の2Dゲームだ。
本作は、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。
画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。
主人公はタイトル通りカブ小僧ことカブボーイ。
とても素敵なサンハウスで暮らしていたが、オニオン村長に「税金払え」と宣告されるところから物語は始まる。
カブボーイは税金を払っていなかったばかりか、その督促状を大胆にもオニオン村長の目の前でビリビリッと破り捨ててしまう。
あれ?でも、督促状に「金利50%」って書いてあったような…。
というわけで、冒頭からめでたく(?)脱税犯になったカブボーイ。
ところが、村長は怒るでもなく追徴課税を課してくるわけでもなく、カブボーイに仕事を命令してくる。
税金が払えない代わりに、自宅のサンハウスは差し押さえられ、村長の命令に従わなければいけなくなってしまった。
村長からの命令を果たすため、あっちへこっちへと目的の物を探しに行くことになる。
道中ではバトルや謎解きもありつつ、便利アイテムを手に入れて行ける場所も広がっていく。
また、NPCもたくさんいて、彼らもお願い事をしてくることがある。
キーアイテムを手に入れたら、それを欲しがっている人の元に届けてあげる。
報酬として、カブボーイが被る帽子を貰えることが多い。
カブボーイは、剣などの武器やジョウロなどの道具を装備することが出来る。
それを持ち替えつつ、道中の敵やボスを倒していく。
ジョウロは謎解きに使うことが多い。
特定の植物に水をかけると、爆発する実やワープポイントを出現させることが出来る。
また、ボスを討伐すると体力上限が増えるハートが手に入る。
が、経験値やレベルなどのシステムはない。
物語の面白さ
4.0
とにかくふざけてる。全力でネタに走ってる。
パロディもあるし、メタ的なジョークもあるし、笑いどころ満載。
ゲーム画像を見ると「かーわーいーいー!」と思うけれど、物語は全然ほのぼのしてない。その真逆。
そして、物語は意外な展開に。
プレイしていて思わず吹き出してしまうことも多くて、飲み物飲みながらプレイすると危険。
キャラクターの魅力
4.0
可愛い顔の野菜さん達ばかり。メルヘン。
だけど、中身まで可愛いヤツは、ほぼ1人もいない。やたらと生々しく人間くさい。最高。
そして、敵はウサギやカタツムリといった穏やかな草食動物ばかり(見た目も可愛い)。
そう、大体のゲームなら癒しどころの動物ばかりなんだけど、草食なので野菜の天敵である。
ゲームといえば、悪どい人間や凶悪な見た目の怪物と戦うことが多いので、最初は「殴っていいのかな?」と新鮮な戸惑いを覚えた。
操作性
3.5
当たり判定から操作性まで、全体的に大味。
でも、それで良い。そういうゲームだから。
ゲーム攻略に困ることなんてないし、ストレスにもならない。
逆に精度高いアクションだったら「なんで?」て思う。
カジュアルに楽しむゲームだ。
ただ、セリフの一文字目が消えてしまう不具合が多発している(推測は出来るけど)のは残念。
難易度バランス
3.5
本作は、プププッと笑いながら楽しむゲーム。
なので、難しい必要はない。
で、その通りにバトルも謎解きも難しくない。
ただ、本作には地図やクエストリストみたいなのはない。
マップは広くないし、ボリュームも少なめなゲームだけど、一気にプレイしないと誰がどこで何を必要としてたか等、忘れてしまうと面倒くさくなる。
ゲームシステム
4.0
見た目と中身のギャップがものすごくて、ブラックジョークを堪能するゲーム。
笑える。これに尽きる。
ゲームプレイ上に複雑なシステムは全くないので、笑いながらサクサクプレイして数時間でクリア出来る。
やりこみ要素
4.0
さまざまな場所に重要文書や捨てられたレシートなどがある。
それを片っ端から破っていく。これがやり込み要素の一つ。
心のこもった手紙だって書いた本人の目の前で破る(破らないという選択肢はない)ので、大変失礼でありつつ、やる気が湧くやり込み要素だ。それぞれ破った後にリアクションもしてくれる。
また、NPCのお願いをどれだけ叶えてあげたかもやり込み要素。
クリア後要素もあって、敵と戦い、ボスと再戦しまくる無限ループ列車をプレイすることが出来る。
ちなみに、そこに現れる敵は本編より強化されている。
グラフィック
3.5
可愛いピクセルアートグラフィック。
この見た目に騙されてはいけない。が、騙されてからプレイすると、より面白くなる。
ただ、本気で見た目通りの平和でほのぼのしたゲームを期待していた場合は、クレームの一つでも言いたくなるだろう。
まあ、それこそ開発者さんの狙いだと思う。
サウンド
4.0
音楽は明るくオシャレ。
こちらも見た目とは少々ギャップがあって、可愛いカジュアルな雰囲気のBGMと思いきや、壮大なBGMも多い。
そして、1番記憶に残るサウンドは、体力回復できるハートを拾った時の効果音。生々しいゲップの音がする。
回復できて嬉しいんだけど、苦々しい気持ちになる。どこまでもフザケている。
4.0
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
笑えるネタ満載
テンポ良く攻略できる
楽しい雰囲気
セリフ表示に不具合あり
歯ごたえが感じられない
ブラックジョークが好き
短時間で攻略できるゲームを探している
ネタに走ってる展開が苦手
歯ごたえのあるバトルを楽しみたい
ベンチャー企業の新人が主人公のローグライクゲーム。IT企業を皮肉ったネタやジョークが満載。憧れの会社の地下にはベンチャー企業で狂った社員達がうごめいているという面白設定。
ドーナツ屋で働くアライグマが、住民や建物まで穴に落としていくという、こちらもジョーク満載のアドベンチャーゲーム。難しいことは一切なく、ひたすら穴に落としていくのが気持ち良い人気作。
Turnip Boy Commits Tax Evasion
可愛い見た目とは裏腹にブラックジョークが楽しめまくるアドベンチャーゲーム。
Turnip Boy Commits Tax Evasion
© 2021 Snoozy Kazoo