ブラックを通り越した新人研修『Going Under』レビュー

Aggro Crubが開発したローグライクアクションゲーム。

PS、Nintendo Switch、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

こんな方にオススメ
  • どんなゲームか気になっている人
  • 買おうかどうか悩んでいる人
  • 次にプレイするゲームを探している人
  • 他のゲーマーの意見を見てみたい人
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ゲーム内容Features

あらすじ

Story
ドキドキの勤務初日

奇抜な飲料を発売して成功した新進気鋭のベンチャー企業Fizzle

そんなFizzleでインターンが出来る!と胸を膨らませて希望いっぱいでやって来たジャクリーン

マーケティング担当になることが目標!どんな刺激的な体験が待っているんだろう?ワクワクだ。

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Story
地獄の雑用

早速始まった新人研修は、予想以上に刺激的だった。

最初に命じられたことは地下へ行ってモンスターを退治してくること。

は?『バイオハザード』ですか?会社っていうか、ゲーム間違えたんですけど。

という訴えも虚しく、あれやこれやと上手く理由を付けられてモンスターを倒して来いと命じられ続ける。

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Story
絶対違法な業務

ベンチャー企業の集まるこの地域には、ベンチャービジネスに失敗した民が巣食っているらしい。

そんなの募集要項に書いてなかったんですけど!しかも、無給なんですけど!危険な仕事なのに保険とか入ってないんですけど!

でも、なんだかモンスター退治が板について来たジャクリーンは、せっせと地下に潜り続ける。

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ゲームの特徴

Point
繰り返される研修
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本作はローグライク

会社のロビーが拠点。そこからなぜか土管のようなもので繋がっている地下のダンジョンは何種類かある。

地下のダンジョンは毎回構成やマップがランダム生成される。

ジャクリーンの体力がゼロになったら、「研修失敗」でロビーからやり直し。所持金やステータスのアップグレードなどは全て失ってしまう。

Point
全てが武器
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ジャクリーンは普通のインターンだ。武術や人智を超えた必殺技なんてのはない。

剣や槍といった明らかな武器から、キーボードや観葉植物、鉛筆なんかを武器にして敵をぶっ叩いて倒していく。

武器には耐久度があって、何回か攻撃していると壊れてしまう。

物によっては、敵に投げつけることしか出来ないものもある。素早く攻撃できるもの、重たいけれど大ダメージを与えられるもの、遠距離攻撃できるものなど種類は様々だ。

武器は常時3種類持っておくことができて、切り替えも可能。

Point
インターンの仕事道具
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敵を倒すと、たまにアプリがドロップすることがある。起動すると一定時間スピードアップしたり、周囲の敵に電撃が走ったりする。

バトルの補助や魔法攻撃っぽい感じだ。

そして、様々なスキルもある。これも攻撃力が上がるとか、移動速度が上がるとかバトルが有利になるものだ。

スキルは、コピー室で手に入れたり、何故か地下ダンジョンで営業しているカフェで買うことが出来る。

Point
学んでいく新人
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ローグライクなので、体力ゼロになれば全て失ってしまうけれど、経験値は引き継がれる。

経験値を消費して、ロビーで新たなスキルをアンロックすることができる。

また、ダンジョン中やロビーで手に入れたスキルは一定回数使うと「習得」したことになり、ダンジョンでスタート時から使用することが可能になる。

Point
頼れるメンター
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同じ会社の先輩たちからは、様々なサブクエストが出される。何かを何回か行えとか、何かをいくつか集めてみろ、とか。

それを達成すると、その先輩がメンターになってくれる。一度メンターになった先輩たちから自由に選ぶことが出来る。

誰をメンターにしてダンジョンに入るかで、様々な効果が得られる。「カフェで物を盗んでくれる」とか、それはいいのかという特技を発揮してくれる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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ローグライクというと、何かの大冒険なことが多い。最奥にいる悪魔を倒そう的な。

ところが、本作はめちゃくちゃ現実的。流行りのベンチャー企業への皮肉まみれ。

事業に失敗した人がモンスター化して地下に棲みついてるとか、この上ない皮肉だし。

しかも、その失敗したビジネスは、出会い系アプリや仮想通貨とか。現代的すぎて面白い。

キャラクターの魅力

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NPCたちは、やたらと意識高くて他人の話聞いてなかったり、こだわり強すぎたり。

うわー、こういう人いそう!っていうキャラばかり。ゲーム内なら面白く見ていられる。現実だと付き合いたくないけど。

更にダンジョン最奥にいるボスは、事業に失敗した起業家たち。

そりゃ、失敗するだろっていう、やばい性格なヤツらばかり。カフェイン過剰摂取で飛んじゃってるとか。

仕事しすぎは良くない。良くない。

操作性

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グラフィックを見れば一目瞭然だけど。物も敵も主人公も丸い。というグラフィック。

なので、そんな繊細な当たり判定やアクションの精度ではない。

キーボード持ってブォンブォンブォンって振り回したら、「え、そこで当たるの?」ていう位置の敵にもダメージ与えられるし。

まあ、そういうゲームだ。ユルッとしてる。

でも、理不尽ってわけではないし、武器によって挙動もちゃんと変わるし。ポップに楽しめるアクション。

難易度バランス

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難しくはない。

色んなローグライクゲームがあるけれど、いわゆる厳しくて硬派なローグライクとは違う。

経験値や、ダンジョン内での通貨も結構貯まりやすい。

ゲームシステム

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なんでも武器になるっていうのが面白いところ。

ホチキスで戦ったり、重たいパソコンモニターを敵に投げつけるとか。

ストーリーはともかく、オフィスで大暴れしたい願望がある人にとってはストレス解消になるかも。

あと、ダンジョンによってシステムが変わるのも面白い。仮想通貨のダンジョンでは、仮想通貨の現金化といった仕組みがあるし。

ローグライクあるあるなシステムが、現実のベンチャー企業的な要素に上手く置き換えられてるのを見るだけでも面白い。

やり込み要素

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先輩社員たちからのサブクエスト、スキル習得、実績解除などなど、ひと通りのやり込み要素が用意されている。

ただ、ダンジョンの構成や敵の種類のバリエーションが少なめで、そこまで高い難易度でもない。

となると、何度も同じダンジョンに行ってやり込んでやろうと思う気持ちは続きにくい。

グラフィック

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ポップでシンプル。オシャレな雰囲気漂うグラフィック。

敵も可愛らしいデザインで、見ていて楽しくなる。

サウンド

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音楽もオシャレーな感じ。だけど、あまり印象には残らないくらいの存在感。

本当に会社のロビーのBGMで流れてそう。

総合評価Summary

3.5

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ
  • 物語やネタの設定が面白い
  • 武器が面白い
  • クリアしやすい難易度
残念なところ
  • アクションの精度は大味
  • 変化がなくなってくる
オススメな人
  • ローグライクゲームが好き
  • ブラックユーモアが好き
  • 気軽に遊べるゲームを探している
オススメではない人
  • 歯応えのあるローグライクを求めている
  • 精度の高いアクションじゃないと我慢できない
  • ベンチャー企業ネタにさっぱり興味がない

Going Under is developed by Aggro Crab Games. Published by Team17 Digital Ltd. All trademarks, copyrights and logos are property of their respective owners.
https://aggrocrab.com/going-under

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