『A Short Hike』レビュー: ただただひたすら寄り道したい

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『A Short Hike』とは

a short hike

adamgryuが開発したアドベンチャーゲーム。
カナダのAdam Robinson-yuさんが、ほぼ1人で開発したとのこと。

Nintendo Switch、PCでプレイ可能。
私はNintendo Switch版をプレイ。

あらすじ

メイおばさんに連れられて、ホークピーク州立公園にやって来たクレアが主人公。

a short hike

クレアは(ツバメ?)の女の子。
都会っ子のクレアは、自然いっぱいな雰囲気になかなか馴染めない。
携帯に電波が入らないと不安になってくる。

そんな今どき若者なクレアに、メイおばさんはホークピークへのハイキングを勧める。
山のてっぺんくらい高い所に行けば、電波も入るかもしれないし。

a short hike

「こんな大自然な田舎に来てまで電波って」と思ってしまうけど、クレアには何か事情があるようだ。
誰かからの電話を待っているようだ。

a short hike

メイおばさんのアドバイスに従い、クレアは山の頂上目指してハイキングに出かけることにする。

道すがら、個性的な地元の住人や他の観光客に挨拶して、ちょっと助け合ったりもする。

a short hike

クレアが体験する、ある夏の日のハイキングが描かれる。

ゲームの特徴

ゴールが決まっているだけ

メイおばさんとの会話が終わったら、どこに進んでもいい

a short hike

ハイキングじゃなくて、海で泳いだり、釣りやボートなど海を満喫(鳥が泳ぐって不思議だけど)。
はたまた、ダラダラ徘徊して、そこら辺の動物たちと無駄話、世間話、噂話。
看板の案内を頼りに、せっせとホーグピーク頂上へと進む(これが本作の本来の目的)。

a short hike

ホーグピーク州立公園は、山を中心とした島になっていて、島一周に様々な景色が広がっている。
どの道を、どんなペースで、寄り道するか、迷子になるか、全て自由だ。

鳥だから、鳥だけど

クレアの基本動作は歩く。
ハイキングだから当たり前だけど。

また、ジャンプグライド(滑空)も出来る。

a short hike

そして、黄金の羽を手に入れると空中で羽ばたいて高度を上げることも出来る。
黄金の羽は、スタミナのようなものだ。
持っている黄金の羽の枚数分だけ羽ばたくことが出来る。

a short hike
画面左下に所持している黄金の羽が表示されている

また、「クレアは鳥」という概念を完全無視して、崖上りも出来る。

両翼でガシィッガシィッと岩肌を登る、驚きのクライミング技術。
これもスタミナである黄金の羽を消費しながら登っていく。

a short hike
登っていると徐々に黄金の羽が消費される
平地に立てば回復する

また、道中で、色んな道具を手に入れる。
手に入れたスコップやバケツなどは、アイテムメニューから選んで使用することができる。

a short hike

「誰かのために」が「自分のため」になる

ハイキングを楽しんでいると、さまざまな人々(動物)に出会う。

単にアドバイスをくれる人もいれば、何やら意味ありげに困っている人もいる。
サブクエストだよー!とチラチラとこちらを見ているというわけだ。

a short hike

何かをなくした人には、落とし物をどこかで見つけて届けてあげる。
すると、お礼がもらえる。
上述の黄金の羽だったり、他の誰かが探しているものだったりする。

a short hike

積極的に人に絡むほどハイキングは充実したものになっていく。

 のアイコン画像 

登頂には黄金の羽がある程度必要
誰かを助けるほど登頂が楽になる

評価

物語

ストーリー  

4.5

キャラクター 

4

良い

「ほのぼの可愛らしいお話ね」なんて思ってたら、意外と綺麗事ばかりじゃない。
可愛いゲームにありがちな無駄なあざとさも感じない。
セリフがスルスルと染み込んでくる。
そしてエンディングにはグッとくる

a short hike

登場するキャラは、みんな良い。
クレアは、ほんの少し冒険して、ほんの少し親切になりたい。
そんな彼女の気持ちには感情移入しやすい

快適さ

操作性 

4

難易度 

4

安定性 

3.5

滑空が最高

崖上りや滑空などやれることは意外と多い。
でも、操作はシンプルで、思った通りにスイスイ動く。
なんと言っても滑空するのが気持ちいいし、滑空はスタミナ消費しないので思う存分飛んでいられるのが最高。

a short hike

複雑な操作もないし、どんな人でも楽しめると思う。

面白さ

システム 

3.5

やり込み 

4

ちょうど良い

バトルも謎解きもなく、ただ散策しまくって、いわゆる「おつかいクエスト」をこなしていく。
でも飽きないし、なんなら夢中になってるから不思議。
ゲームボリュームやキャラ配置やマップ構造が上手いんだと思う。

a short hike

しかし、このハイキング、寄り道が尽きなくて、やり込み要素もしっかり楽しめる
みんなのお手伝いしまくってコインを集めて帽子を買ってみたり、誰かとレースしてみたり、ボートで爆走したり。
もはやハイキングどころじゃなくなってる気がするけど。

芸術性

グラフィック 

4

サウンド   

4

200%癒し

ドット絵グラフィックなんだけど、ピクセルの大きさを選ぶことが出来る。
私は最小ピクセルを選択してたので結構滑らかに見える。

a short hike

とにかく平和で穏やかで癒しな雰囲気がすごくて、ゲーム開始5分でマイナスイオンが漂い始めた。

まとめ

物語
プレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
良いところ
残念なところ
  • 寄り道が楽しい
  • のどかで平和
  • 心にしみる物語
  • 視点が荒ぶる時がある
オススメな人
オススメではない人
  • 平和なゲームが好き
  • ドット絵グラフィックが好き
  • 都会の生活に疲れてる
  • 探索が好き
  • 短時間でクリアできるゲームを探している<
  • 白熱バトルや複雑なシステムのゲームを探している
  • 長時間プレイできるゲームを探している
  • セリフを読むのが面倒くさい

A Short Hike
https://ashorthike.com/
Copyright 2020 Whippoorwill Limited

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