レビュー【Little Witch in the Woods】ポーションを投げつける魔女っ子 | クラフトで村を助けるライフシム

可愛いピクセルアートとほのぼのとした雰囲気に癒されながら、クラフトの楽しさも個性豊かな住民との交流も満喫できる『Little Witch in the Woods』の攻略情報もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。
似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。
- ストーリー
- 見習い魔女となり、森で修行しながら寂れた村の復興を手助けする物語
- 攻略
- 森を探索して資源採取しクラフトして様々なクエストを攻略するライフシムゲーム
- 評価
- とにかく可愛くて癒され、いい意味でちゃんと面倒くさいクラフトも楽しめる
Little Witch in the Woodsの概要
| タイトル | Little Witch in the Woods |
|---|---|
| 開発元 | SUNNY SIDE UP |
| 販売元 | SUNNY SIDE UP |
| 発売日 | 2022年5月17日: 早期アクセス開始 2025年9月15日: 正式リリース |
| 対応機種 | Xbox, PC Switch(2026年夏) |
| ジャンル | ライフシム, アドベンチャー |
| シリーズ | 新規IP |
| プレイ機種 | Xbox(英語版)現在は日本語版あり |
本稿では日本語版がまだ配信されていなかった際の英語版をプレイしており、ゲーム画像は英語版のものとなっている。現在は日本語でプレイすることができる。
Little Witch in the Woodsのストーリー
魔女っ子エリー

退屈なそうな顔をして列車に乗っている魔女っ子エリーが本作の主人公。
エリーは魔女見習いの身であり、Highlionという街へ向かっている。そこで修行を終えれば、晴れて一人前の魔女になれるのだ。
しかし、当の本人の顔は浮かない。
実はエリーは危険で派手なことにこそ燃える性分で、列車内に閉じ込められたままの長旅に飽きてきたどころか、これから始まる修行も「どうせつまんないだろう」と決め込んでいるのだ。
そんなエリーの暇つぶし相手は、彼女が被っている喋る帽子ヴァージル。ヴァージルは彼女の相棒ではあるものの、エリーを諌めるお目付け役のような立ち位置だ。
寝坊した上に、勝手に修行を始める

しかし、退屈な旅が続くと思いきや、森を進む列車の行く手に巨大なツルが伸び出しており、列車は緊急停止することになる。
こんな機会を逃すわけもなく、エリーは列車を飛び降りて散策に出掛けてしまう。
その森の中で、エリーは古びてはいるけれど雰囲気の良い魔女の家を発見し、勝手に上がり込んでベッドで眠り始めてしまった。肝が据わっているというか、やりたい放題な魔女っ子だ。
そして、そんな自分勝手なエリーに天罰がくだる。
エリーが目覚めた時には、既にツルの撤去作業が終わって列車は発車してしまい、エリーは森に取り残されてしまった。
ところがエリーは全く動じない。
なぜなら、彼女はこの森を妙に気に入ってしまい、とある村を助けたいと勝手に決意したからだ。
実は件のツルは広範囲へと伸びており、そのせいで崩壊に追い込まれているウィステリアという村を森の近くで見つけたのだ。
「村を助けることを自分の修行にする!(楽しそうだし)」と、やる気に満ち溢れてたエリーの勝手な修行が始まる。

Little Witch in the Woodsの攻略情報
エリーの魔女生活

本作は、森で素材を集め、エリーの拠点である魔女の家で様々なポーションなどクラフトを行い、村を助けるクエストを攻略していくライフシムゲーム。
ゲーム内では常に時間が流れており、エリーは朝8時から夜12時まで活動できる。
夜12時になると、どこにいたとしても1日が強制終了となる。夜12時までに自主的に寝てなかった場合は、翌日寝坊してしまい朝10時から1日が始まる。
そして、エリーは素材採取など何らかのアクションを行うたびにスタミナを消費する。スタミナが尽きると移動はできるものの、アクションを行うことはできなくなる。
しかし、昼寝するか食事をすれば回復可能だ。
また、ゲームが進行すると各地のショップを利用できるようになり、ショップはそれぞれに営業時間が決まっている。
そして、村の住人たちも時間帯によっている場所が変わるため、クエストの依頼主などNPCの居場所はある程度把握しておかなければならない。
魔女のクラフト

クラフトは主に自宅の地下で行い、さまざまなクラフト設備が登場する。
エリーが操る魔法は呪文で火や雷を放つといったものではなく、魔法のポーションやキャンディをクラフトするというアイテム手作り系魔法だ。
しかも、クラフトは複数の工程を経なければならない。
- 森を探索して生態調査を行う
- 森にいる動植物を観察して図鑑に情報を書き込む
- 単に見るだけでなく、餌を与えるなど特定のアクションを行うと明らかになる情報もある
- 一定量の情報を書き込むと、その動植物からどの資源をどうやって採取できるかが明らかになる
- 採取方法に沿って、網など道具を使って資源を採取する
- 拠点地下でレシピに沿ってクラフトする
- 資源は精製することでクラフトに使える素材になる
- レシピはショップなどで手に入れることができる
- レシピ通りに魔法の鍋に素材を投入し、火加減とかき混ぜ方を指定して完成させる
村の復興

本作ではメインクエストとサブクエストを攻略することになる。
メインクエストは村の復興に関わるものが多く、村が抱える大問題を解決することで村を離れた住人たちが戻ってくる。
これによって利用できるショップなど施設も増え、物語も進行する。
サブクエストは、各NPCにちなんだエピソードが展開するものや、お金稼ぎクエストもある。
クラフトしたアイテムは自由に売ることもできるけれど、お金稼ぎクエストで依頼されたポーションなどを期限内に作って届けるとそのまま売るよりも多くの報酬を貰える。
稼いだお金でメインクエストの攻略に必要な新たなクラフトレシピやアイテムを購入することができるため、お金を稼ぐことがゲーム攻略上も必須となっている。
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Little Witch in the Woodsのレビュー
物語: ほのぼの可愛いアドベンチャーゲーム

ほのぼの。可愛い。ほのぼの。穏やか。ほのぼの。というわけで、猛烈にほのぼのするゲームだ。
ゆったりしたゲーム性なので、物語もゆっくり進む。
そして、物語の内容や雰囲気も基本的にほのぼのしている。
ライフシムゲームといえば「やることも出来ることもいっぱいで、何から手をつけていいか分からない!」となることもあるけれど、本作ではアドベンチャーゲームのようにしっかり物語が進んでいくので、目的迷子にならず中だるみしにくいのが嬉しい。
奇妙な夢や怪しい魔法使いが訪ねてきたりなど気になるイベントが定期的に発生するので、クラフト作業を繰り返しているだけとはならず、物語の先を楽しみにしつつクラフトを進めることができる。
主人公含めNPCたちも穏やかで可愛い。
面倒な出来事が起きた時こそ目をキラキラ輝かせるエリーは可愛く、1人ずつ戻ってくる村の住人達も個性豊かでありつつやっぱり可愛い。
全方位全面的に完全無欠に可愛いゲームだ。

操作性: 快適操作とはいかない

クラフトを楽しむゲームなので、ちまちまとした作業の連続となる。
それぞれの操作は分かりやすく、チュートリアルも丁寧だ。
しかし、何でも手取り足取り教えてくれると思ってると、意外と「これってチュートリアルにはなかったよな」となる抜けている部分もあるので、自分で試して学ばなければならない要素もある。
そして、本作で一番気になったのは、ボタン入力からエリーが実際に動作を行うまでにラグがあること。
本作のゆったりした雰囲気に合ってはいるけれど、特に素材を集める時にモタモタしている感覚になる。インベントリ内でアイテム整理もしやすいとはいえず、細かな部分の快適さはいま一歩だ。
難易度: 面倒臭い作業を楽しむゲーム

本作のようにクラフトがメインとなっているゲームの面白さは、どのくらい面倒くさいかが鍵を握る。
本作では、ゲーム進行と共にちゃんと手間がかかるクラフトが増えてくるけれど、飽きずに続けられる良いくらいの面倒くささだ。
クエスト攻略のためには新しいレシピを買わなければならないけれど、お金稼げるクエストは難しすぎず報酬も適度な設定になっておりお金が貯まりやすいので攻略のテンポが保たれるのが嬉しい。
クラフトはいくつかの工程に分かれており、ちまちまと操作することになるけれど、ここがクラフトゲームの楽しいところだ。
クラフトの作業が好きな人なら、難しさも変な面倒くささも感じず楽しくプレイできると思う。
システム: 面白い素材採取方法やアイテムが満載

ほのぼの可愛い。この雰囲気が最大の魅力。
クラフトする際に火加減やかき混ぜる方向などの指定があったり単にアイテムを選択するだけではないのも楽しい。
クラフトの作業を繰り返しつつ暮らすゲームであり、特に真新しいシステムがあるわけではない。
しかし、だるまさんがころんだ方式で鳥に近づいて素材を手に入れたり、夢を思い出せるポーションがあったり、素材採取方法やアイテム効果が面白い。
また、魔女にしては珍しく(?)、出来上がったポーションを植物などに投げつけるというアクションがある。
呪文を唱えて火がつけるとか雷を落とすといった「魔女からイメージする魔法」とは一風違っており、本作ならではの個性もしっかり味わえる魅力たっぷりなゲームだ。
芸術性: とびきり可愛いピクセルアート

本作で一番目を惹くところは、一目瞭然の可愛いピクセルアート。
キャラも資源採取元である動物達も可愛い。
見た目通りの可愛さと穏やかなゲームなので、グラフィックを見て「良い感じ!」と思った人にはとりあえずおすすめ。裏切られることなく、可愛い体験が出来る。
そして、BGMも穏やかで癒される曲ばかりだ。
作業がメインとなるゲーム性のためか控えめな印象の曲調が多く、のんびりとした雰囲気に包まれながらプレイを楽しめる。

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Little Witch in the Woodsの総合評価
Little Witch in the Woods

総合評価
ほのぼのとした雰囲気と可愛らしいピクセルアートに癒されながら、しっかり手間のかかるクラフトを楽しめるライフシム。物語も楽しめ、随所に可愛く面白いネタが仕込まれている。
長所と短所
良いところ
- ほのぼの可愛い雰囲気
- 作業が楽しい
- 先が気になる物語
残念なところ
- 動作がもったりしている
- アイテム整理など不便な部分がある
こんな人におすすめ!
おすすめな人
- クラフトの作業が好き
- 可愛い雰囲気が好き
- ゆったり穏やかなゲームをプレイしたい
おすすめではない人
- まったりしたペースが苦手
- 作業の繰り返しが面倒くさい
- バトル要素が欲しい
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おとぎ話をベースにした世界で、主人公はやや偏屈なおばあちゃんの魔女。クラフトで様々なトラブルを解決していくアドベンチャーゲーム。複数の中間素材を経て完成品が出来上がるなど、クラフトの面白さをしっかり味わえる高評価作。
Magical Delicacy
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素材や調味料などの特性を考慮して依頼主の好みに沿った料理を作り配達する。徐々に進める場所が増えていくメトロイドヴァニア的な探索も楽しめる。






















