『Loot River』レビュー: 卑怯な床

『Loot River』とは、straka.studioが開発したローグライクアクションゲーム。

見下ろし視点でピクセルアートグラフィックが特徴。

本作は、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。

Index

あらすじStory

ここはどこ?

ゲームが始まると、お洒落な帽子を被り、ペストマスクを付けた主人公が1人。

遺跡のような場所なんだけど、進もうにも周囲は水浸し。でも、泳ぐことは出来ないらしい。

が、床が動く!じゃなくて、動かせる

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死んだ?

床を動かせる不思議さに慣れてきた頃、主人公は、やたらと好戦的な奴に遭遇する。

何がなんだか分からないまま、そいつにぶっ倒されてしまう。床を動かしてただけなのに。

更に、倒れた主人公のもとに謎の女性が近づいてくる。そして、トドメの一撃を刺されてしまう。

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聖域から再出発

「ゲームオーバー!」と思ったら、主人公は聖域という不思議な場所で目を覚ます。

そして、トドメを刺した女性もいる。

どうやら、そのアイフィスと名乗る女性に主人公は選ばれたらしい。トドメではなく、不死の魔術?呪い?がかけられたようだ。

敵なのか味方なのか分からないけれど、彼女に導かれるまま、床を動かせる遺跡を巡っていくことになる。

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ゲームの特徴Features

ローグライク

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本作はローグライクアクションゲームであり、死ぬたびに所持金持ち物(武器と指輪)、魔法主人公を強化した内容など全てを失う。

で、拠点である聖域からやり直しとなるけれど、ランダムマップなので、前回と同じ地形や敵配置となることはない。

いくつかのエリアを超えるとボスがいる領域に進み、無事に倒すとまた新たなエリアへと進んでいく。

各エリアとボス戦後の合間には聖域に戻ることが可能。

武器と魔法

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主人公は、武器2種類を装備できる。ボタン1つでいつでも切り替え可能。

武器には剣や槍、斧など様々な種類があり、道中にある宝箱やショップで入手可能。

基本は敵に近接攻撃回避強攻撃パリィも可能。

また、魔法もあり、敵を攻撃すると溜まっていくマナゲージを消費する。

敵を倒すと経験値を獲得し、一定値溜まるとレベルアップポイントを獲得する。

ポイントは、腕力や持久力など各パラメータに好きに振り分け可能で、攻撃力や体力などが上がっていく。

死んだら、もちろんレベル1に戻ってしまう。

動く床

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本作の1番の特徴は、床を動かせること。

床はブロック状になっていて、Xbox版では、主人公を左スティックで移動させつつ、同時に右スティックで床を動かすことが出来る。

これで、次へから次へと先に進んでいく。

もちろん、バトルでの立ち回りにも床移動が利用できる。

知識が力になる

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敵を倒したり、宝箱を開けると、知識を得ることが出来る。

1つのエリアを攻略して聖域に戻った際には、聖域にある各ショップで知識と引き換えに新たな武器や呪文をアンロックすることができる。

アンロックは永続で、今後のプレイでショップや宝箱で出現するようになる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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3.5

物語は全然分からない。主人公の事情も不明。

でも、各所にテキスト情報があったり、拠点に集まってくるNPC達から少しずつ話を聞くことが出来る。

最大の謎は、アイフィス。情報を集めるほど、彼女の怪しい部分がチラチラと。

正直分かりにくいし、物語の描写はそんなにないけれど、ゲームを進めたい気にさせてくれる程よいチラ見せ具合


キャラクターの魅力

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4.0

主人公にはセリフがないけれど、NPCは意外とよく喋ってくれる。

完全に善い人はいなくて、みんなどこか胡散臭さがあるけど。これが良い。

そして、主人公含め敵やボスもデザインが良い

絶対ラスボスだろというNPC(代償ありの報酬をくれる)に初めて出会った時には思わず斬りかかってしまった。


操作性

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3.5

遠めからの見下ろし視点だけど、当たり判定の精度が高い。

と思いきや、高過ぎるせいなのか、ものすごい位置から攻撃判定が有効になることがある。

バトルは、ボタン連打でバシバシ殴りまくるのではなく、パリィを狙うなど攻防交えたバトル

床が動くスピードが意外と速くて、床ごと敵から離れて攻撃を避けるという使い方も出来る。

ただ、主人公が何かに引っかかって動けなくなるなど、バグが起こるのが残念。主人公が操作不能になってリセットするしかなくなったことも。

ローグライクでの強制終了は悲しすぎるので、アプデに期待。


難易度バランス

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3.5

ローグライクならではの運要素はある。

特に敵を倒すとドロップする指輪(3つ装備可能)。敵の背後にテレポート出来る効果など、便利なものがある。

でも、レベルアップ時には好きなパラメータを伸ばせるので、完全に運頼みではない。自力で頑張る余地もあるってわけだ。

高性能な武器をアンロックすると長生きできるようになるけれど装備ドロップが少なめだったり、ボスをハメ倒せちゃったりするので、調整は荒削りな印象。

また、床を上手く動かせばバトルを避け続けることも可能。全敵を倒さなければいけない他のローグライクに比べると、先に進みやすい。

でも、敵を倒さないと強くなれないので、自らリスクを冒さなければならない緊張感が味わえる。


ゲームシステム

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4.0

床を単に足場ととらえて、敵と真っ向勝負で攻略していくことも出来る。でも、それだと「よくある」ローグライクに過ぎない。

実際、それで攻略しちゃえるし、ボス戦では、あまり床を動かすシステムは関係なかったりする。

それでも、床を動かせるシステムを有効活用しようとした瞬間、本作の面白さがまぶしく光る。

サッと近づいてバシバシッと斬って、敵が攻撃しようとした時には既に床ごと離れている。

「へっへーん、悔しかったらここまで来てみろやーい」という、敵から見たら最高にムカつくプレイができる。

ただ、床同士が離れていても尋常じゃない射程で攻撃を当ててくる敵もいて、「へっへーん…ぶふぉっ!?」と突然攻撃を食らうので、敵の攻撃範囲には要注意。


やりこみ要素

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3.5

永続要素は、武器や呪文のアンロック

アンロックに必要な知識は死ぬと失ってしまうので、なかなか大変だ。

また、アーティファクトと呼ばれるアイテムを手に入れてアイフィスに渡すと、地形トラップが出現したり敵が多くなったりなど、ゲームプレイ全体に変化が現れる。

このアーティファクト集めもやり込み要素だ。

また、各エリアを一定時間内に攻略すると報酬がもらえるタイムアタック要素もある。

でも、全体として見ると、やり込み要素のボリュームは少なめ。


グラフィック

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3.5

上述したけれど、キャラデザインが良い。

でも、床が動くということもあってか、背景や周辺環境の描き込みは少なめ。

ちょっと物足りない。


サウンド

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3.5

どのエリアも不気味な雰囲気が漂っているので、音楽も抑えめで不気味。

グラフィック同様、良いんだけど物足りなさも感じてしまう。


総合評価Summary

3.5

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

床を動かす斬新システム

運頼みではない

不気味な雰囲気

残念なところ

バグ発生

やり込み要素は少なめ

オススメな人

ローグライクゲームが好き

個性的なゲームを探している

攻防交えたバトルが好き

オススメではない人

永続要素がしっかりあるローグライトが好き

爽快なバトルを楽しみたい

オススメ関連ゲーム本作が好きならオススメ

オススメ
Dead Cells

ローグライクとメトロイドヴァニアが融合した高評価ゲーム。本作と同じく、全敵倒さず進むことも可能。本作よりもハイペースでハクスラ要素も高め。

オススメ
Children of Morta チルドレン オブ モルタ

見下ろし視点でピクセルアートなローグライクが好きならコチラもおすすめ。複数の操作キャラがいて、各キャラごとに挙動やスキルが異なる。物語もしっかり楽しめる高評価作。

Loot River
3.5

卑怯な床

主人公と床を同時に動かしながら戦う斬新なシステムのローグライクアクションゲーム。

床を使った立ち回りやパリィを狙うなど攻防交えたバトルが楽しめる。

Loot River
©️2021 STRAKA.STUDIO S.R.O. SUPPORTED USING PUBLIC FUNDING BY SLOVAK ARTS COUNCIL. DEVELOPED AND PUBLISHED BY STRAKA.STUDIO S.R.O. ALL TRADEMARK ARE THE PROPERTY OF THEIR RESPECTIVE OWNERS.

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