【マリオルイージRPGブラザーシップ】ボタンで操るヒゲ兄弟 – 攻略とレビュー

マリオとルイージの仲の良さが炸裂！2人を操り大海原を進む『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』。

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『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

マリオルイージRPGブラザーシップの攻略情報

マリオルイージRPGブラザーシップの概要

タイトル	マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!
開発元	Nintendo
販売元	Nintendo
発売日	2024年11月7日
対応機種	Switch
ジャンル	RPG
シリーズ	マリオ&ルイージRPG
プレイ機種	Switch

ストーリー

異世界に吹っ飛んだ兄弟

平和なキノコ王国。

そこには蜂と戯れるルイージがいた。いや、正確には蜂に追いかけられていた。

そして、ルイージはそのまま崖へと落ちて行った。ドジっ子ルイージのほのぼの生活だ。

しかし、落ちていくルイージの手をガシッと掴み、引き上げてくれた者がいた。

世界的に有名で圧倒的に頼りになる兄マリオだ。

ありがとう！お兄ちゃん！と安堵したのも束の間、今度は2人の手が眩しく光り始め、光に包まれた2人の姿はキノコ王国から消えてしまった。

コネクタルランド

光に包まれたマリオとルイージがどこにワープしたかというも、コネクタルランドという異世界だ。

しかし、2人が降り立ったのは船島という名前の通り船のように動く小さな島。ランドと呼ぶには小さすぎる島だ。

そこには先客がいた。頭がコンセントのようなコネッタと、もはや豚だけど豚ではないと言い張るタップーだ。

彼らによると、実はコネクタルランドは小さな島々に分裂してしまったそうだ。

しかも、コネクタルランドのエネルギー源であるコネクタルツリーは壊れ、分裂した島々はエネルギーが届かないまま漂流しているらしい。

インフラ整備の船旅

船島も漂流しているとはいえるけれど、実はコネッタはコネクタルツリーを育てるソダテナーという使命を負っており、船島からコネクタルランドを再び繋げようと奮闘している。

心優しい兄弟がそんな話を放っておくわけがない。コネッタを手伝おう！コネクタルランドを巡っているうちに、キノコ王国に戻る方法も分かるかもしれないし。

コネクタルツリーを壊した犯人の目的、そしてキノコ王国からこの世界にやってきたのはマリオブラザーズだけではないとも知らず、ヒゲ兄弟は意気揚々と大海原へと漕ぎ出した。

攻略のポイント

海流に乗って分裂した島を繋げる

本作にはたくさんの島が登場し、各島が1つのダンジョンにあたる。

船島は海流に乗って自動で進んでおり、望遠鏡を覗いて目視できた島に挑戦することができる。海図を開くと、船島に別の海流に乗るよう指示することもできる。

各島には街があったりダンジョンのみだったりそれぞれ様相は異なるけれど、いずれにせよ探索しながら島の問題を解決し、島の灯台に到達するのがゴールとなる。

灯台に光を取り戻した島は拠点である船島と繋がり、好きな時に自由に行き来できるようになる。

本作の舞台となる大海はいくつかのエリアに分かれており、エリア内の島々を攻略して大灯台に到達すると新たなエリアに挑戦できるようになる。これが本作の大きな流れだ。

ちなみに、マリオたちが島に移動して探索している間も、船島は自動で移動していく。

次の新たな島に着くまで時間がかかることもあり、その合間に繋がった島に戻ってサブクエストなどやり込み要素を攻略したり、船島で買い物をしておくことになる。

ヒゲ兄弟のリアルタイムコマンドバトル

本作のバトルはシンボルエンカウントのターンベースバトル。

フィールド上でもアクションは可能で、ジャンプやハンマーで叩くなど攻撃しながら敵に接触すると、全敵に一定量ダメージを与えた状態でバトルを始めることができる。

• 攻撃（マリオかルイージのターン）
  • ジャンプ攻撃かハンマー攻撃が可能
  • ボタンをタイミングよく押すと、与ダメージ量が増える
  • 頭上にトゲや前面に盾など、敵によっては効かない攻撃種がある
• ブラザーアタック（マリオかルイージのターン）
  • BPを消費するスキル
  • タイミング良くボタンを押すと威力が増す
• 防御（敵のターン）
  • タイミング良くボタンを押すと、敵の攻撃を回避できる
  • 更にタイミング良くボタンを押せると、敵を踏んだり投擲物を打ち返して、反撃できる
• バトルプラグ
  • 範囲攻撃や飛行タイプに大ダメージなど、追加効果を発生させる
  • 各プラグには使用可能回数が決まっている
    • 使い切ったプラグは一定回数ターンを経れば再使用可能
  • プラグは装備できる個数が決まっている（2人で共有）
    • 装備した組み合わせによって更なる追加効果が発生することあり

コネクタルランドの救世主

探索中には、マリオとルイージが協力して攻略するアクション要素と謎解きがある。

• ブラザーアクション
  • 遠くの足場に到達できるなど2人で発動する移動スキル
  • ゲームの進行と共に種類が増えていく
• ルイージセンス
  • 特定の場所でルイージが攻略方法を思いつく
  • ルイージに指示出しすると自動でアクションを行ってくれる
  • ボス戦でも特殊な攻撃方法を思いつくことあり
• コネリー集め
  • 各所に隠れているコネリーを収集する
  • 新たなバトルプラグ作製に必要となる

また、2人はそれぞれバトルで経験値を得てレベルアップしていく。また、装備品もあり、ショップなどで買い替えていくことになる。

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マリオルイージRPGブラザーシップのレビュー

物語: 意外と貴重な兄弟2人の物語

幅広い人がプレイするマリオシリーズ。本作も誰もが安心して楽しめるゲームだ。にぎやかで可愛く、マヌケな悪役含めジョークにクスクス笑いながら展開を見守ることができる。

ケーブルやエネルギーをテーマにした世界設定はユニークだ。分岐要素があったり、少し切ないエピソードもあり、二転三転する物語は大人にとってもしっかり楽しい。

でも、やはりマリオとルイージの息ピッタリな仲の良さや性格の違いが一番の魅力。

マリオファミリーは今や大所帯になっており、マリオとルイージの2人で冒険するというのは近年では意外と珍しく、マリオブラザーズをたっぷり堪能できる。

ビシッと決める脳筋で優しい兄マリオと、ドジで超楽天的で頭脳派な弟ルイージ。2人の違いが面白おかしく描かれていて、やり取りを見ているだけで元気をもらえる。

この兄弟はやはり最高だ。

操作性: 退屈させない機能が登場する

探索中もバトルも、特に不満に思うようなことは起こらない。

チュートリアルは丁寧すぎるほど親切で、バトル時のボタンを押すタイミングも判定は厳しくない。

船島は自動で動くので待ち時間が長くなりそうに思えるけれど、「こういう機能があったら便利だな」と思うことはゲーム進行と共に解決し、間延びしないようにサブクエストが発生するので、島の行き来含め退屈する暇なくプレイできる。

難易度: タイミングが1番大事

本作には難易度設定はない。

レベルや装備品によって攻略しやすくなるRPGらしい難易度だ。苦戦するようなことはないけれど、ぬるいわけではない。

バトルは、タイミング良くボタンを押せるのが前提の難易度になっており、敵のHPは高めで、通常攻撃だけでは無駄に長期戦になってしまう。

一方で、敵の攻撃は上手くボタンを押せれば回避どころか反撃までできるので、どのバトルも完全試合に持ち込むこともできる。

というわけで、ボタンをタイミング良く押せるかどうかで難易度は大きく変わる。

お金（コイン）は貯まりやすく装備品は豊富にあり、適度にレベルも上がりやすいので、反撃を狙わずガードボタン（被ダメージ量を減らせる）で攻略していくこともできる。タイミングを見極めるのが苦手な人にも安心だ。

システム: 小さな面白さがどんどん続く

拠点が自動で航海するというのはやや珍しいけれど、海路や攻略順が自由というわけではないのでステージクリア型といえるRPGだ。

一つずつの島がそれぞれ異なるエピソードになっており、壮大さより小さくとも多彩な物語を味わっていくゲームだ。

船島と繋がった島ではサブクエストが発生し、足場になるコネクタルフラワーが咲いて進める範囲が増えたり、再訪する楽しみはある。が、各島はそこまで広いわけでも複雑な立体構造でもなく、単純に同じ場所を行き来している印象にはなりやすい。

一方で、バトルでは雑魚敵相手でも常にタイミングを見計らう緊張感と楽しさが味わえる。

本作では、マリオ操作がA, Xボタン、ルイージ操作がB, Yボタンに分かれている。これが本作の1番面白いところ。

バトルでは、マリオのターンでもルイージがアシストに入ったり、敵は2人を同時に狙ってくることもあり、常に2人に目を配って正確にボタンを使い分けなければならない。

脳トレともいえるバトルで、探索よりもバトルによって単調にならない楽しさが続く。

芸術性: 表情豊かなヒゲ兄弟

本作はセルシェーディングで描かれる。キャラは可愛く、世界はカラフルで、見た目からも楽しい。

マリオもルイージも他のゲーム出演時よりもやや手足が長く表情豊かで、全身でリアクションしてくれるので会話はコミカル。

登場する島は、以前は本当に１つだったのかと疑いたくなるくらいそれぞれ景色も雰囲気も異なっており、新しい島に行くのが毎回楽しみになる。

音楽ももちろんにぎやかで楽しい曲ばかりで、不気味とか怖いといった瞬間は全くないといってもいいくらい。

バトル中も、マリオとルイージが互いに声を掛け合って攻撃しており、隅から隅まで元気いっぱいなゲームだ。

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マリオルイージRPGブラザーシップの総合評価

おすすめな人	マリオシリーズが好き リアルタイム要素のあるターンベースRPGが好き 楽しく雰囲気のゲームを求めている
おすすめではない人	マリオシリーズならアクションを楽しみたい タイミングが求められるボタン操作が苦手 同じ場所を行ったり来たりしたくない

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