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『Minishoot’ Adventures』レビュー: 世界を救う弾幕

Minishoot' Adventures レビュー 攻略

ゼルダライクなダンジョン攻略が弾幕シューティングで楽しめる『MiniShoot’ Adventures』をネタバレなしで、攻略のコツと各要素の評価を交えてレビュー。

本作に似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

Minishoot’ Adventures製品情報

タイトルMinishoot’ Adventures
開発元SoulGame Studio
対応機種PC
ジャンルシューティング, アクションアドベンチャー, 見下ろし型アクション,

本稿は、PC版をゲームパッドでプレイした際のレビューを行っている。

Minishoot’ Adventuresの攻略

ストーリー

直撃した主人公

minishoot' adventures ストーリー オープニング映像

シューティングゲームの戦闘機というか宇宙船が暮らす村。宇宙船に乗る誰かではなく、宇宙船自体がキャラクターだ。

宇宙船というのは意外と和気あいあいと暮らすらしく、そこは平和な村だった。

ところが、そこにピカーッと禍々しい光線がどこからか放たれ、なんとも不運なことに主人公にピンポイントで直撃した。

その後も禍々しい光線は更に降り注ぎ、村は壊滅してしまった。

腐敗を食い止める勇者

minishoot' adventures ストーリー 主人公へのメッセージ

しかし、主人公は死んだ(宇宙なので故障した?)わけではなく禍々しい光線は結晶化して主人公を停止させてしまっただけだった。

どこからか「目覚めて、戦え」という脳内(機内)メッセージを受信して目覚めた主人公は、結晶をぶち破って飛び出した。

あの禍々しい光線のせいだろうか、世界には腐敗が広がってしまっており、仲間の姿も見当らない。

しかし、何者かからの世界を救えという使命を背負って、小さな宇宙船は危険な戦いへと飛び立って行く。

攻略のポイント

ゼルダライク

minishoot' adventures 攻略 マップ画面

本作は、各地にあるダンジョンを攻略して最奥にいるボスを倒してゲームを進行していく。

ゼルダライク(オープンワールドになる前のゼルダの伝説シリーズに近いゲーム進行)のゲームであり、まずダンジョンに入るために少し謎解きがある。

ダンジョン内では新たなスキルを習得しつつ進み、ボス部屋の鍵を手に入れてからはじめてボス戦に挑戦できる。

新たなスキルを手に入れると、フィールド上で探索できる場所が増えるメトロイドヴァニア要素も楽しめる。まさに昔のゼルダの伝説シリーズだ。

弾幕ツインスティックシューティング

minishoot' adventures 攻略 ツインスティックシューティングで戦う場面

主人公は戦闘機能付きの宇宙船であり、ツインスティックシューティングで戦う。

左スティックで移動し、右スティックを傾けた方向に弾を撃ち出す。

ゲームが進行すると、ブーストで高速移動したり、障害物を壊せる強力な弾を撃つことが出来るようになる。こうしたスキルを使用するには、エネルギーを消費する。

エネルギーは、時間経過で回復する。

また、聖なる波動と呼ばれる周囲の弾幕を一掃も出来る範囲攻撃や、全てをスローモーショーンにするなど特殊スキルも習得できる。

こうした特殊スキルは、敵を攻撃してチャージすることで使用できる。

結晶で強くなる

minishoot' adventures 攻略 メニュー画面

本作では、敵を倒すと赤い結晶を手に入れる。これが本作の経験値みたいなものだ。

一定量溜まるとレベルアップし、スキルポイントが手に入る。

スキルポイントを消費することで、弾の攻撃力や移動速度など各ステータスをアップグレードすることができる(レベルアップで自動的にステータスが向上するわけではない)。

ちなみにアップグレードしたものは、いつでも振り直しができる。

また、各地で様々なアイテムを拾うことが出来て、これは手に入れるとパッシブスキルとなる。体力が減ると攻撃力が増すといったアイテムが登場する。

Keep Gaming Onからのおすすめ

Minishoot’ Adventuresの評価

物語の面白さ

minishoot' adventures レビュー ボス戦

物語要素は軽めだ。

主人公にもNPCにもセリフはなく、妙な脳内(機内)メッセージくらいしか明確な言葉は登場しない。

基本的には、主人公は選ばれし者であり、問答無用で世界を救うという単純明快なストーリーだ。

ただ、悪者の正体は伏せられており、「一体どこのどいつか、なぜこんなことを?」という疑問が湧くので、物語を見届けたくはなる。

あちこちでゼルダの伝説シリーズをオマージュした場面を目にすることになるので、昔のゼルダの伝説シリーズをプレイしたことがある人なら「お!」「あ、これは!」と楽しくなるはず。

キャラクターの魅力

minishoot' adventures レビュー NPCを助ける主人公

本作にはNPCも登場する。

あちこちから救難信号が発されており、主人公と同じく結晶に閉じ込められた村の住人(宇宙船)を救うことができる。

救出された宇宙船は、地図のど真ん中にある村に集まり、主人公のサポートをしてくれるようになる。

単に椅子に座っているだけな宇宙船もいるけれど(宇宙船が椅子に座るというのは驚きだけど)、見た目でも村がにぎやかになっていくのが嬉しい。

操作の快適さ

minishoot' adventures レビュー ボス戦

操作性は良好。当たり判定も正確で弾幕の合間を縫って戦うバトルがストレスなく楽しめる。

UIは過不足なく見やすいし、操作方法も分かりやすい。

ただ、エネルギーの残量が主人公の翼部分のゲージでしか確認出来ず、これが小さめなのでやや見にくい。でも、気になるのはそれくらいしかない。

難易度バランス

minishoot' adventures レビュー ウェーブバトル

難易度は3段階から選択できる。私はデフォルトのノーマルでプレイ。

本作にはデスペナルティは特にないので、敵を倒し続ければどんどん成長できる。

体力は各地に隠されているハートの欠片を4つ集めると体力が1ゲージ分増える。エネルギーも各地でバッテリーを拾うことで上限値を増やすことが出来る。

体力は一気に増えにくいし、ダンジョンでは全敵を倒さないと進めない部屋や、何段階も攻撃パターンを変えてくるボス戦では画面上が弾幕で覆い尽くされることも多く、ちゃんと歯ごたえと達成感が得られる良い難易度バランスでプレイできる。

ちなみに、難易度選択とは別に、オートエイムなど弾幕シューティングが苦手な人向けの設定も用意されている。

ゲームシステムの面白さ

minishoot' adventures レビュー 壁をスペシャルショットで壊す

本作は、ゼルダライクなゲーム体験と弾幕シューティングが、かなり上手く融合しているゲーム。

壁にヒビ割れがあったり、目の前に見えているのに辿り着けない貴重アイテムなど、あちこちに寄り道が仕掛けられていて、探索の面白さがしっかり味わえるマップ構造になっている。

また、敵の弾は単に大量なだけではなく、スピードや大きさも様々で、踊るように動く弾もあり、弾幕シューティングの「うわぁあああ、弾だらけ!でも、避け、避け、避けれた!」というギリギリで交わしながら攻撃する楽しみが満喫できる。

どちらの要素も蔑ろにならないよう細かく丁寧に作られているゲームで、それでいて分かりやすく操作もしやすい。ゲームプレイの面白さが保たれた質の高い良いゲームだ。

やり込み要素の楽しさ

minishoot' adventures レビュー ショップでの買い物

メインストーリーを進めるダンジョン以外にも、たくさんの洞窟やダンジョンが隠されている

より速くゴールに辿り着く競争するチャレンジやバトルチャレンジのダンジョンもあるし、多くのNPCが各地で救助を待っている。

また、本作では、強敵を倒すと赤いコインのような宝石が手に入る。これは本作の通貨であり、拠点や各地のショップでのアイテムやアップグレードの売買で使える。

周りの敵より大型の敵を見つけたら、積極的挑んで赤いコインを集めて回るのがおすすめだ。

他にもパッシブスキルがアンロックされるアイテムや、特定のNPCとの取引に使うアイテムなど、収集要素もたくさん用意されている。

そして、クリア後要素もしっかり用意されているので、エンディング後も必見。

グラフィックの芸術性

minishoot' adventures レビュー 拠点の村での取引

手描きイラスト調の可愛らしいグラフィックで描かれる。

でも、正直なところ、見た目の派手さはあまりないし、描き込みも少なめだ。

ゲームプレイはかなり楽しいので、あまり目を惹きやすい派手さがないのが残念なところ。

サウンドの魅力

minishoot' adventures レビュー 森でのボス戦

サウンド面も、グラフィックと同じくやや地味めな印象

バトルになれば、ちゃんとアップテンポなBGMにはなるけれど、効果音含め全体的に少し物足りない。弾幕シューティングならではのボガァーンな爆発音とか、派手な効果音がもっと欲しかった。

可愛らしい雰囲気が魅力なので、もっとにぎやかなBGMだとより一層魅力が高まったと思う。

本作と似ているゲームや関連作は更に下へ

Minishoot’ Adventuresレビューのまとめ

おすすめな人

  • ゼルダライクな探索が好き
  • 弾幕シューティングが好き
  • 寄り道が好き

おすすめではない人

  • 物語要素に大きく期待している
  • 弾幕を避けるのがかなり苦手
  • 弾幕を見ると目が痛くなる

総合評価良いところ&残念なところ

Minishoot’ Adventures
『Minishoot’ Adventures』レビュー: 世界を救う弾幕
総合評価
( 4 )
メリット
  • 探索も弾幕シューティングも両方しっかり楽しめる
  • 操作しやすく分かりやすい
  • 隠し部屋豊富な探索が楽しめる
デメリット
  • 見た目やサウンドなど、芸術面が地味め
  • 物語要素は軽め

Minishoot’ Adventuresが好きならおすすめなゲーム

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本作はゼルダの伝説に大きく影響を受けており、ゲーム進行はかなり2Dゼルダに近い。
そんな2Dゼルダのリマスター版。
楽器をテーマにしたダンジョン攻略が楽しめて、自分でダンジョンを作る機能も搭載されている。

似ているゲーム

The Knight Witch

こちらは弾幕シューティングとメトロイドヴァニアが融合したゲーム。
体制のために嘘をつくかどうかで主人公の強さや物語が変化するシステムも魅力。

Atomicrops アトミクロップス

こちらは、弾幕シューティングとローグライクと農業が融合した人気作。
突然変異した農作物を育てて敵から守り続けるゲームで、コミカルな雰囲気で楽しめる。

Minishoot’ Adventures
Developer: SoulGame Studio
Publisher: SoulGame Studio, IndieArk
https://soulgamestudio.com/

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この記事を書いた人

Taca KGO

KeepGamingOn運営者

ゲームをプレイしているだけで幸せなゲーム漬け大人ゲーマー。
どんなジャンルも超大作もインディーも、世界中のゲーム情報を調べるのが大好き。
400本以上のゲームレビューや、新作も名作もおすすめゲームを紹介しています。各SNSでも日々情報を配信しています。

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