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『Spirittea』レビュー: 魑魅魍魎なお湯処 – スピリットティー

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

『Spirittea スピリットティー』とは、Cheesemaster Gamesが開発したライフシム要素のあるシミュレーションゲーム

本作は、Nintendo Switch、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

『Spirittea スピリットティー』とはどんなゲームか、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。本作に似たゲームも紹介する。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見ることが出来ます。

Index

あらすじStory

巻き込まれた作家

とある町にバスに乗って向かうファンタジー作家

どうやら都会の喧騒を離れて、田舎で執筆活動に打ち込むようだ。ちなみに、舞台となる町の名前や主人公の見た目と名前はプレイヤーが好きに付けることが出来る。

主人公の乗ったバスが目的地の町に着くと、住民の女性が主人公を自宅へと案内してくれる。

ここで新生活か!まだガラーンとしている家だけど、これから色んな物を揃えていこう。

よーし、じゃあ、ご近所さんにもらったお茶を淹れて、ひと息つきますか。

ふー。…え!?えええ!?

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

廃墟銭湯

お茶を飲んだ主人公が目にしたもの、それはウーニャンと名のる浮かぶ猫。しかも喋る。しかも、強引。

ウーニャンが言うには、この家に住む霊感の強い者は、精霊のためのお風呂屋さんを切り盛りしなければならないそうだ。

この町では、精霊たちが迷い霊となり人間に悪さをしているという。

そして、迷い霊たちの更生には、お風呂屋さんが不可欠なんだそうな。精霊の生態って不思議だな。

疑問はいっぱいあるけれど、とにかく化け猫に憑かれてしまっては逃げられない。ウーニャンに命令されるがまま、主人公は山の上にあるというお風呂屋さんへ。

…え。…えっ。

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

転職した作家

山の上で主人公が目にした建物は、どこをどう見ても廃墟。

精霊たちが迷い霊になっているのも納得できるほど、お風呂屋さんは長年放置されていたようだ。

蜘蛛の巣と埃と木の根だらけのお風呂屋さんを任されてしまった主人公は、朝から晩まで必死に働くハメになる。

もはや小説を書いている暇がないんだが。

しかも、町の新参者なので、ご近所付き合いにも精を出さなければならない。

スーパー銭湯マンと化した主人公の忙しい毎日が始まる。

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

ゲームの特徴Features

ご近所付き合いと銭湯経営

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

本作では、常にゲーム内時間が流れている。

主人公にはスタミナがあり、何かアクションを行うたびに消費していく。食事で回復することは出来るけれど、一定時間以上起きたままだとスタミナが徐々に減っていくようになるので、ちゃんと睡眠をとらなければならない。

スタミナが尽きてしまうと家に強制送還され、次の日は朝寝坊してしまう。更に所持金も少し減ってしまう。

主人公のやることは大きく分けて2つ。

町に住むNPC達と交流したり、各NPCにまつわるクエストを攻略するご近所付き合いと、後述するお風呂屋さん経営だ。

各NPCには主人公に対する好感度もある。

霊視

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

お風呂屋さんの経営に不可欠なのは、まずお客さんとなる精霊たち。

精霊たちは迷い霊となってあちこちで悪さをして住民達に迷惑をかけているので、NPCのお悩み解決を通して迷い霊を確保することになる。

主人公は霊視が出来る。霊視モードにすると迷い霊を見ることが出来るので、話しかけて捕まえる。

しかし、霊視ゲージがあり、ずっと霊視し続けることは出来ない(一晩寝るかお茶で回復可能)。

NPCから何時頃にどんな困ったことが起こっているかという情報を聞き出し、当たりをつけて捜索する。

迷い霊を確保すると、その精霊の正体が明らかになり、お風呂屋さんにお客さんとして現れるようになる。こうしてお客さんを増やしていく。

銭湯経営の基本

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー
精霊は身体の大きさが異なる
無駄なく場所を使って効率良く稼ぐ!

お風呂屋さんは好きな時間に営業することが出来る。

開店すると、上記の手筈で確保した精霊と同種の精霊たちが続々と来店する。

やるべきことは、手ぬぐいの準備とお客さんの案内おもてなし

お客さんは、洗濯済みの手ぬぐいを手に取り列に並んでいる。先頭のお客さんから、どこの湯のどの場所に入ってもらうかを指定する。

実は、精霊には季節の属性がある。春と秋など対局の季節に属する精霊は湯船で隣り合うとリラックスできないらしい。

精霊は一定時間湯船に浸かり、手ぬぐいを返却しお金を払って帰っていく。

主人公はその合間を見つけて使い終わった手ぬぐいを回収して洗濯する。

そして、丸太を切って釜にくべるのもお忘れなく。釜の炎が消えてしまうとお風呂の湯が冷め、手拭いを乾かすこともできなくなってしまう。

更に、料理や湯に入れるを調合してお客さんをおもてなしして上機嫌になってもらえば、より多くの収入が得られる。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

4.0

物語要素は軽め。ライフシムゲームなので、自由に暮らせばいい。

でも、各住人の困りごとを解決することで新たな精霊と出会えるようになっているので、プレイしていると、物語が着々と進んでいる気分になる。

さあ、今日から自由だ!と放り出されるのではなく、精霊探しというメインクエストを一つずつ攻略して行く感覚だ。

ただ、翻訳抜けがチラホラあるので(難解な英語ではないし、セリフは自動で流れていかないので攻略に支障はない)、今後のアプデに期待。

キャラクターの魅力

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

3.5

ご近所さんたちは、そこそこ性格やライフスタイルが異なる。

尖っているキャラはあまりいなくて、全体的に落ち着いた雰囲気の町だ。

一方で、精霊たちは曲者揃い。みんな迷い魔になってしまったせいなのか元々なのか分からないけれど、ひねくれ者が多い。

住民には好感度もあるけれど、どちらかというと本作は精霊の方がメインなので、住民の存在は薄れがち。

でも、精霊たちも一旦銭湯のお客さんになってしまうと、そこからは会話などもできないので、特定のキャラに愛着は湧きにくい。

操作性

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

3.0

操作性は攻略上は問題ない。ダッシュも出来るし、進行上困るバグにも遭遇していない。

ただ、随所で不便さを感じる。

魚釣りや虫捕りなどで道具を持ち替える際にはいちいちインベントリを操作しなければならなかったり、アイテムの整理整頓も面倒。

更に、決定ボタンと道具を置くボタンが同じなので、虫捕り網を持ったまま看板を読んだりNPCと会話していると、突然その場に網を捨ててしまう挙動不審な人になってしまうことも多い。

また、銭湯内では ウーニャンが常に主人公の傍らにいるので、手ぬぐいを拾いたいのに ウーニャンに話しかけている判定になってしまうことが多く、「ウーニャン、邪魔!」と思ってしまう。

アクションを行うボタンと会話や決定ボタンは別にするなど、操作周りはまだまだ改善の余地がある

また、銭湯の台所で料理のレシピ参照すると、1つの素材で別の必要素材の名前が隠れてしまうバグがある(自宅の台所なら参照可能)。

難易度バランス

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

4.0

まず、精霊を探すのに一苦労

NPCからもらえるヒントを元に、特定の時間に特定の場所で待ち構えていなければ見つからない。見つけてもそこから更にクエストが発生する場合も多い。

しかも、新たな精霊が見つかるクエストを発生させるには、銭湯で一定数のお客さんを受け入れなければならない。

で、その銭湯はというと、営業中はもはやリアルタイムストラテジー状態。かなり忙しくて、これが楽しい。

精霊同士の相性を推測して配置を考えつつ、次から次へとくるお客さんをさばいていく。

住人と仲良くなるとお手伝いをお願いできるけれど、住人との友情を深めるのも一苦労だ。

そう簡単には楽ができず、やりがいがある。

ゲームシステム

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー
列の先頭の客しか姿が分からない
精霊同士の相性や身体サイズに悩むのも面白さ

4.5

穏やかで自由なライフシムだけど、銭湯で効率良くがつがつお金を稼ぐ忙し楽しさも味わえる経営シムでもある。

まったりしたライフシムのリズムを自ら壊すことができる。これが意外と新鮮。

もちろん自由だ。営業するかどうかも、何時間営業するかも自由。

でも、「早く次の精霊を見つけたい」「もっと稼ぎたい」と銭湯経営がやめられなくなる。病みつき度がかなり高い

本気の経営シムほどの複雑さはないものの、精霊同士の位置関係によって機嫌が変わったり、精霊ごとに見つけ方も異なっていて、それぞれ一捻り二捻りが良い程度に効いていて新鮮さと面白さが続く。

銭湯以外のまったりさと銭湯での忙しさが良い緩急になっていて、しかもその緩急を自分で調節できるのでハマりやすい。

やりこみ要素

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

4.0

銭湯はどんどん改築して綺麗にしていくことができる(鍛冶屋さんに依頼する)。

より多くの精霊を見つけて銭湯をアップグレードしていく。これが本作の攻略にも直接つながるやり込み要素。

また、各住人の好感度を上げるのもやり込み要素だ。一緒に釣りをしたりカラオケでデュエットしたりすると好感度が上がりやすい。それぞれはちょっとしたミニゲームになっている。

更に、虫取りや釣りで様々な獲物を捕まえて図鑑を埋めて行ったり、宝探しも出来る。

自宅はほんのり内装が可能なので、インテリアも楽しめる。

どれもすんなりとはコンプリートできないので、長く遊べるゲームだ。

グラフィック

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

3.5

全てピクセルアートグラフィックで描かれる。

精霊のデザイン含め可愛い雰囲気だけど、荒さや描き込みの疎らさが目につく。

ゲームとして面白いのでそれで十分だけど、グラフィックのクオリティが高いとは言えない。

サウンド

Spirittea 評価 攻略 スピリットティー

4.5

アジアな雰囲気のBGMか流れている。基本的に穏やか。

ただ、BGMの曲数が少なめなので、ちょっと寂しい。

総合評価Summary

4.0

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

忙し楽しい銭湯経営

ライフシムと経営シムどちらも楽しめる

やり込み要素が満載

残念なところ

翻訳抜けがある

グラフィックやBGMが寂しい

オススメな人

忙しく作業を遂行するのが好き

目標金額やクエストがあると燃える

シミュレーションゲームが好き

オススメではない人

ゆったりライフシムを求めている

複雑な経営をしたい

農業やNPCとの交流をメインに楽しみたい

おすすめ類似ゲーム本作に似ているゲームはコチラ

オススメ

Bear and Breakfast

森のクマさんが、寂れたリゾート地に宿泊施設を作って経営するシミュレーションゲーム。内装などにこだわることもできて、穏やかだけど忙しい毎日が体験できる。

オススメ

Graveyard Keeper

忙しいライフシム要素のあるシミュレーションゲームならこちらもおすすめ。不謹慎ネタ満載で、教会運営や酒場経営なども楽しめる。

Spirittea
4

魑魅魍魎なお湯処

ご近所さんと交流しながら生活するライフシム要素と、効率性も求められる忙し楽しい銭湯経営が楽しめるシミュレーションゲーム。

まったりと忙しさが混在しており、それぞれ良い面倒臭さもあって、病みつき度が高いゲーム。

銭湯営業中はリアルタイムストラテジーのような忙しさも味わえる。

Spirittea スピリットティー
Copyright Cheesemaster Games & No More Robots
https://spiritteagame.com/

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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