『スーパーマリオ 3Dコレクション』とは
任天堂から発売されている3Dなマリオシリーズ。
その過去の3タイトルがリマスターされてNintendo Switchでプレイ可能になった。
しかも3作が1パッケージに!

収録されているのは、
- 名作と名高い記念すべき第1作目『スーパーマリオ64』
- ジャンプアクションだけではない『スーパーマリオ サンシャイン』
- 重力方向が変わって上下左右がひっくり返る『スーパーマリオ ギャラクシー』
の3作品。
Nintendo Switchのみでプレイ可能。
あらすじ
スーパーマリオ64
ピーチ姫から「ケーキ焼きましたわよ」と招待を受けて、いそいそとピーチ城に向かったマリオ。

しかし、ピーチ城の中はもぬけの空。
クッパ大魔王が、キノピオやピーチ姫など全員を絵の世界に閉じ込めてしまったのだ。
どういう魔法だそれ!

というわけで、マリオは、絵の世界に入ってスターを集めて、ピーチ姫救出を目指す。
スーパーマリオ サンシャイン
ピーチ姫とリゾート地にやって来たマリオ。

しかし、リゾート地は絶賛落書き被害に遭っている。
しかも、落書き犯はマリオにそっくり。

というわけで、濡れ衣を着せられて、罰として落書きを消して回れと言われてしまう。

マリオはウォータータンクを背負って、落書きを消しながら、憎き真犯人を追い詰めていく。
スーパーマリオ ギャラクシー
流れ星というか、星がそのまま降ってくる星降る夜に、ピーチ城のお祭りに呼ばれたマリオ。

星がキラキラ落ちてくる!キラキラ!と思ってたら、お約束のクッパ大魔王が登場。
今回は、星の力を使ってピーチ姫をさらってしまう。
遂に銀河にまで勢力を広げるクッパ大魔王、もう一体何がしたいんだか。

宇宙にぶっ飛ばされてしまったマリオは、グランドスターを取り戻したいロゼッタたちのお手伝いをすることに。

スターの力を取り戻しながら、クッパ大魔王を追いかけることになる。
ゲームの特徴
3Dプラットフォーマー
3作品とも全て3Dプラットフォーマー。
マリオおなじみのジャンプアクションが基本。
さらに、パンチやキック、体当たりもある。
『スーパーマリオ サンシャイン』ではウォータータンクを使って水を噴射したり、ウォータージェットで浮遊したりもする。

ただ、基本的には決められたコース内で飛んだり跳ねたりして、スターやシャインといったゴールを目指していく。

2Dマリオと違うところは、マリオに体力ゲージがあること。
敵にぶつかって即ゲームオーバーというわけではない。

そして、敵を倒したりして出現するコインを触れると体力を回復することが出来る。
美しいピーチ姫とマリオ
3作品とも、グラフィックがリマスターされている。

さすがに『スーパーマリオ オデッセイ』に比べると見劣りはするものの、色鮮やかにくっきりはっきりとしたグラフィックになっている。

評価
まあ、もう、アレだ。
ピーチ姫がピンチで、クッパ大魔王大暴れで、マリオがワッフゥ!ワッフゥ!時々、マンマミーア!
で、大団円。
お約束だけど楽しい。

リマスターされたグラフィックでピーチ姫が美人すぎて正直びっくりした。
敵も愛嬌たっぷりで、やはり常にマリオは楽しい。
オリジナルのまま。そのまんま。
マリオが滑る滑る。
『64』と『サンシャイン』では、少し左下スティック倒しただけで、マリオが動きすぎる。
マリオ!落ち着いてくれ!
カメラも右往左往するし、正直キツい!ところも。
『ギャラクシー』では、Nintendo Switchのいつものアクションの操作感に近くて、ジャイロによる操作もスムーズ。

コースの面白さや奇想天外さは、やっぱり他のゲームとは一味も二味も違う。
やはりアクションの面白さはピカイチ。
ただ上述のマリオの滑り感とカメラ右往左往感で無駄に難しくなっているのは残念。
コントローラー感度を調整出来ると良かった。
オーソドックスな3Dプラットフォーマー。
『64』はその元祖、『サンシャイン』はマリオだけどエイムも楽しめる、『ギャラクシー』は惑星間を浮遊したり重力の向きが変わりまくって脳が柔らかくなるー!
3作品ともゲームとしては全く古くなく、コースもギミックも多彩で、しっかり作り込まれた良いゲーム。

それぞれ隠しコースや収集要素など、やり込み要素もたっぷりで、3作品ともがっつりプレイするとかなり長時間遊べる。
3作品ともにオリジナルに比べると大幅に美しくなっている。
ただ、現在プレイするとマップの簡素な感じは寂しいし、荒さもやっぱりある。
でも、『スーパーマリオギャラクシー』は、最新ゲームと比べて、あまり遜色なくて驚き。

一方サウンドは、ほぼ古さを感じない
サウンドトラックのみ聴けるモードもあるし、かなり豪華なサウンドが味わえる。