>> 近日発売の注目ゲーム
>> 発売済みの人気ゲーム
※Amazonリンク
>> 近日発売の注目ゲーム
>> 発売済みの人気ゲーム
※Amazonリンク
『Torchlight 3』とは、人気ハックアンドスラッシュゲームの『Torchlight』シリーズの第3作目。
本作を開発したのはEchtra Gamesで、過去2作の開発元であるRunic Gamesと名前は違うけれど、開発者は同じだ。
本作は、もともとPC向けの基本プレイ無料でアイテム課金制のややカジュアルなゲーム『Torchlight Frontier』というタイトルで開発されていた。が、紆余曲折あり、通常の買い切り型の作品になった経緯がある。
本作は、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。本作に似たゲームも紹介する。
画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。
本作では、前作『Torchlight 2』の数世紀後の物語が描かれる。ちなみに、初代『Torchlight』では特にストーリーはなく、ひたすらダンジョン探索を続けるという内容。
主人公が住むエンバー帝国は、過去の栄光むなしく今や衰退しており、国外からの侵略に怯えている状況だ。
主人公はその前線に赴く部隊の1人。
エンバー帝国への侵略を企てているのは、Netherim ネザリムという悪い組織だ。
国を防衛するだけではなく、親玉であるMotherやその3人娘もろともネザリムを打ち倒すのが最終目標だ。
主人公と同じく派兵されている将軍や兵士から情報を聞きつつ、ネザリムの根城を突き止めていく。
前作後の物語だけど、話が直接つながっているわけではない。
舞台が前作と同じNovastraiaということぐらいしか特に大きな関連はないので、本作からプレイしても問題ない。
主人公は、ゲーム開始前に4種類のクラスから選ぶ。
クラスによって特性が全く違うし覚えるスキルも違う。もちろん武器やアクションも異なる。
また、レリック(サブクラス)を5種類から選べる。これによって習得していくスキルが変わる。
敵を倒して経験値を獲得し、レベルアップ時にはスキルポイントを入手する。
このスキルポイントを消費して、主人公のクラスとサブクラスに対応したスキルをアンロックしていく。
自分の好きなヒーローを作り、その育て方で更に好みのプレイスタイルを確立していくというわけだ。
本作はハクスラなので、敵が大量に襲ってくる。それをバッシバシ倒していく。
倒しまくればレベルアップして強くなっていくけれど、それ以上に重要なのが装備品。
敵や宝箱からは装備品が大量にドロップする。手に入る装備品は種類も性能もランダムだ。
同じ名前の武器でも、追加効果など特性も性能も違っている。
装備品にはレベルと質(グレード)が表示されていて、同じ武器でもレベルが高く質が良い武器の方が攻撃力は高くなる。
レジェンダリーな質の武器なら、特別なスキルを発動することもできる。
また、ペットも登場する。
ペットはボス討伐報酬やペットショップで仲間にすることができて、自動で戦ってくれる。
ペットにもレジェンダリーからコモンまでグレードがあり、グレードの高いペットの方が優秀なペットスキルで戦ってくれる。
本作では、ゲーム進行と共に探索するダンジョンが増えていき、ただひたすら先を目指していく。
だけど、自宅もある。自分の要塞だ。
自分の要塞では、いらなくなった装備品やアイテムを消費して、主人公のステータスをアップグレードすることができる。
また、手に入れた装備を保管しておくこともできるし、スキルポイントの振り直しなども出来る。
しかし、それだけではない。
自分の要塞は、カスタマイズできる。
ダンジョンで手に入る素材を使って、拠点の設備を作ったり、見た目にこだわって配置を変えたり建築要素が楽しめる。
物語の面白さ
3.0
物語は、ゲームを進めるためのちょっとした味つけ。本当にそのぐらい。
一応カットシーンもあるけれど、めちゃくちゃ唐突に紙芝居で進む。しかも字幕なし(英語でも日本語でも字幕なし)。
ダンジョン内には、その地にまつわる話や敵であるNetherim一族やゴブリンの語りが聞ける場所もある。
でも、これも字幕なし。しかも、大量の敵と戦ってる最中に聞くことが多いので、そもそもじっくり聞かせる気はないのかな。
というわけで、ストーリー要素はかなり薄いし、正直あまり記憶にも残らない。
キャラクターの魅力
3.0
上述の通り、物語要素が軽めなので、キャラクターにも愛着は湧きにくい。
ひたすら戦ってダンジョンを進むハクスラなので、そもそも物語やキャラに多くを求めることはないんだけど。
そうはいっても、あまり本作の世界に惹きつける要素が少なくて残念。
操作性
4.0
斜め上からの見下ろし視点なので、キャラも敵も遠い。大量の敵に囲まれて乱戦になると、「主人公どこいるの?」状態。
だけど、これこそハクスラの醍醐味だ。
わちゃわちゃーっとしながら、大量の敵を巻き込めるスキルを発動して、ザバーーッと討伐する。これが気持ちいい。
操作感は良好。
私はレイルマスターという重めの武器を使うクラスを選択したので、攻撃速度はゆっくりめ。それでも忙しく爽快なバトルが味わえる。
装備品の吟味が大きな魅力の一つなんだけど、装備品の説明欄で日本語訳が抜けていることが多くて残念。
また、バグだと思うんだけれど、ペットが横にいるはずなのに、姿がたまに消える。
難易度バランス
4.0
ひっきりなしに大量に敵が出てきるので無心で戦う。
そうすると、ポンポンと良い装備品がドロップするし、レベルも上がる。ペットや汽車(レイルマスターは追随する汽車を作れる)もガンガン戦ってくれるし。
私はノーマル難易度でプレイしたけれど、テンポよく気持ち良いプレイができる。
ゲームシステム
3.5
ただひたすら戦って、拾った装備を見比べて良い方選ぶ。それだけ。それに特化してるゲーム。
要塞カスタマイズは、正直必要性を感じないし、私にとってはやり込みたくもならなかった。
ストーリーを楽しむ作りにはなっていないし、NPCもただ次の目的地を告げてくれるくらい。
ハクスラなので、バトルと装備品吟味だけが面白ければ良い。そう考えてプレイするのがオススメ。
実際、気がついたら真顔でひたすら戦ってて時間が経ってた。エンディングまで無我夢中で武器拾いしてた。
やりこみ要素
3.0
ダンジョンの魅力があまりなくて、各ダンジョンは一回行けばもう十分。何回も行きたくはならなかった。
マップ構造も平坦な感じで、「バトル以外の部分が勿体ない!」ゲーム。
敵は同じ種類でもエリートとかユニークとかの強化版が出現するけど、ダンジョンや敵の見た目が大体似てるし、あまり変わり映えはしない。敵の種類も多くない。
クリア後にはランダムなダンジョンでプレイできる。が、同じダンジョン同じボスといった感じで、さすがにこれには飽きてきた。
グラフィック
3.5
カジュアルな洋ゲーという雰囲気なグラフィック。
装備品を変えるとしっかり見た目も変わるし、雪だるまの頭とかピエロみたいな装備とか笑えるものもある。
ただ、プレイ中は遠目にしかキャラが見えないので、あまり楽しむ機会はないんだけど。
サウンド
3.5
音楽もグラフィックと同じくカジュアルな洋ゲーという雰囲気。残念ながら、ほぼ記憶に残っていない。
たぶんバグで無音になってた時もあった。
3.5
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
病みつきになるバトル
装備品の吟味にハマる
ストーリーやキャラの魅力が低い
ダンジョンや敵の変化が乏しい
やる気が湧きにくい建築要素
ハクスラが好き
装備品などパラメータを見比べるのが好き
作業が好き
バトル以外の要素も楽しみたい
繰り返しの作業に飽きやすい
軽快に銃で戦う兄と大剣で豪快に戦う弟を切り替えながら戦うハクスラゲーム。探索も面白く、謎解きや物語もしっかり楽しめる。
元祖ハクスラの人気シリーズ『Diablo ディアブロ』。本作よりダークな雰囲気も魅力。最新作となる『Diablo 4』も登場。
無心で殴って拾う
大量の敵を一気になぎ倒す爽快バトルと、大量にドロップする装備品の吟味にハマるハクスラゲーム。
クラス選択やスキル習得によって自分好みの主人公に育成できるのも楽しい。
Torchlight 3
Ⓒ 2020 Perfect World Entertainment Inc. All rights reserved. Published by Perfect World Entertainment Inc. Ⓒ 2020 Echtra Games, Inc. All rights reserved. Developed by Echtra Games, Inc. Torchlight and Torchlight III are trademarks, service marks and logos owned by Runic Games, Inc.