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『UnderMine』レビュー: 死んだら次!地下に投入され続ける農民たち

undermine 評価 攻略

『UnderMine』とは、Thoriumが開発したローグライクアクションRPG

タイトル通り、Mine=金鉱が舞台で、見下ろし視点の2Dアクションでプレイする。

本作は、Xbox、PCでプレイ可能。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。本作に似たゲームも紹介する。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見ることが出来ます。

Index

あらすじStory

どこかの地下

ゲームが始まると、どこからともなく降って来た人がポツンと立っている。主人公だろうか?そして、ここは地下?

ツルハシ片手にサンタクロースのような大きな袋を背負っている。

「ここは一体?」と思っていると、「おい、そこの農民!」と、かなり無礼な呼び方で誰かに呼ばれる。

『UnderMine』レビュー: 死んだら次!地下に投入され続ける農民たち

偉そうな男

他に出来ることもないし、仕方なく呼ばれた方に向かっていくと、明らかに悪役っぽい魔法使いの男が待ち構えている。

で、そいつに「金鉱に潜って来いよ、あ、あと鍛冶屋見つけて来い」と、これまたかなり横柄に命令される。

ムカつくけど、他にやることないし、行ってくる!

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謎の地下ダンジョン

で、出発してみたら、危険危険。

モンスターいるし、道は分かんないし。死んじゃうよ死んじゃうよ。で、死んだ。

その次の瞬間、またスタート地点に人が降ってくる。よく似てるけど、違う人

主人公だと思ってた人は、本当に死んでしまったみたい。

仕方なく、また出発。で、鍛冶屋さん発見。とても良い人そうで良かった。

「言われたことやりましたけど?」と偉そうな魔法使いの所に行ったら、今度は頻発している地震の原因を探して来いと言われる。

めちゃくちゃ人づかいの荒い魔法使いによって、多くの農民犠牲者が出ることになりそうだ。

しかも、金鉱の先には何やらダンジョンがある。ここは本当に単なる金鉱なのか。

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ゲームの特徴Features

穴あきの袋でローグライト

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本作は、ダンジョンに潜るたびにマップが変わるローグライクゲーム

1部屋ごと進んで行くことなり、敵が出現する部屋では全ての敵を倒さないと扉が開かず先に進めない。

宝箱だけがある部屋もあるし、更に下の階層に降りられる部屋もある。

敵だけではなく、罠もたくさんあるし、落とし穴もある。

一定の階層を下っていき、最下層にいるボスを倒せばそのダンジョンをクリアしたことになり、他のダンジョンに挑戦出来るようになる。

道中で死ぬと、所持アイテム(本作ではアイテムによってステータスボーナスが付与される)全てと、所持金の一部を失って、拠点に強制送還される。

引き継ぎ

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拠点では、さまざまなアップグレードに所持金を注ぎ込むことが出来る。

ツルハシやチュニックなどは、一度良いものを買えば次の農民にも引き継がれていく

これによって、最大体力や攻撃力などのアップグレードは永続するというわけだ。

また、ダンジョン内でレシピを手に入れてアイテムを一度作ってもらうと、今後の探索中に登場するようになる。

被害者の会

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ダンジョンを探索していると、他の農民を見つけることがある。農民じゃない人もいるけど。

あの偉そうな魔法使いに騙されたのか、悪い奴に閉じ込められたのか、みんな理由はそれぞれだけど。とにかく救出してあげる。

そうすると、拠点にお店が登場したなど助けてくれるようになる。もちろんお金が必要だけど。

見つけたら、積極的に助けてあげた方がいい。

お金は敵を倒すより、金鉱なので壁や岩に埋まっている金塊を叩いて手に入れる

しかし、金塊を叩くとお金は散らばってしまう。そうすると、可愛い顔した泥棒モンスターが現れる。

お金が落ちる音を聞くやいなや、どこからともなく集まってきて奪って行ってしまうのだ。逃げられる前にそいつらをぶっ飛ばしながら、早くかき集めなくてはならない。

記事はさらに下に続きます

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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3.0

シンプルなローグライクなので、ストーリー要素は薄め。しかも軽い。

とりあえず設定が理不尽ってとこで笑える。

次から次へと投入される農民たち。

例えばマリオだと、一回死んでも、リスタートするのはまたマリオ。

でも、本作では名前や容姿が違う(性別もランダム)人が投入されてくるし、死んだ時の死因も表示される

なんとも言いがたい死因で本当に死んでしまう。切ないけど、笑える。


キャラクターの魅力

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3.5

魔法使いは農民たちを無慈悲にこき使う。

最初は「この魔法使いめ!」と思ってるんだけど、そのうち「あー、今回のは運悪かったなー。次、次。」と、自分自身の方がいつの間にか魔法使いよりも農民の命を軽く見るようになっている。

本作の面白さはそこに凝縮されていて、あとは特に先が気になるとか、誰かに感情移入したりとかもなく、同じことを繰り返すのみ。


操作性

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4.0

ツルハシで殴る、投げて攻撃、爆弾を仕掛ける、ジャンプというシンプルなアクション

見下ろし視点だけど、ジャンプは3次元的。

スーパーファミコンの頃の見下ろし視点な『ゼルダの伝説』を彷彿とさせるアクションだ。実際、かなり影響を受けて製作されている。

シンプルなので、特にストレスがあるわけでもなく。操作性も良好


難易度バランス

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4.0

ギミックや罠などもあるし鍵付きの部屋とかもあるけど、マップはシンプル

ローグライトだし、カジュアルに気軽に遊べる。

でも、死ぬと手に入れたお金は一定量落としてしまうし、アップグレードにはたくさんお金が必要なので一気に成長しまくれるわけでもない。

それなりに頑張らないと先には進めない

シンプルで適度にやりごたえがある。

病みつきとまではいかないけど、ふとプレイしたくなるっていうゲーム。


ゲームシステム

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3.5

特に目新しさとか個性的なシステムがあるわけでもない。

でも、良くまとまってる。ローグライク好きなら楽しめるはず。

一方で、ストーリーなどの付加要素がないとローグライクに飽きちゃう人だと、中だるみしてくるかも。


やりこみ要素

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3.0

色んなアイテムのレシピを手に入れて、新たなアイテムを作製するのがやり込み要素。

でも、作成したアイテムがダンジョン内に現れるようになる「かも」なので、「積極的に優先してコンプリートしてやるぜ!」というやる気は続きにくい。


グラフィック

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3.5

グラフィックも、特別このゲームだから!という感じはあまり受けない。

どことなくコミカルさはあるし、キャラや敵など昔の『ゼルダの伝説』な雰囲気だ。


サウンド

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4.5

コミカルなノリっぽいのに、BGMがやたらとカッコいい。壮大な冒険っぽい曲。

この音楽のおかげで、本作の面白さが底上げされてるまである。プレイしていて耳障りがいい音楽ばかり。


総合評価Summary

3.5

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

シンプルで分かりやすい

適度な難易度

ちらちらと笑えるポイントがある

残念なところ

シンプルな繰り返しなので飽きやすい

日本語翻訳が大雑把なところがある

オススメな人

ローグライクが好き

気軽にプレイできるゲームを探している

オススメではない人

飽きやすい

ストーリー要素が強くないと退屈してしまう

おすすめ類似ゲーム本作に似たゲームはコチラ

オススメ
Moonlighter ムーンライター 店主と勇者の冒険

見下ろし視点の往年の『ゼルダの伝説』を感じるローグライクなら、こちらもおすすめ。ランダムマップのダンジョンでアイテムを手に入れ、昼間はお店で商売するというローグライクもお店経営シミュレーションも楽しめる高評価作。

オススメ
Sparklite

攻略しやすい難易度で楽しめるローグライクならこちらもおすすめ。本作と同じくお金をより多く持ち帰るのが目的であり、集めた資金で拠点を充実させていく。

UnderMine
3.5

『死んだら次!地下に投入され続ける農民たち

採掘しながら地下ダンジョンを進んでいくローグライクアクションゲーム。

毎回主人公が変わったり、クスッと笑える死因が表示されるなど、笑える要素が魅力。

シンプルなシステムで分かりやすく、永続効果もあるので攻略しやすい難易度も魅力。

UnderMine
https://undermine.game
© 2020 Thorium Entertainment 

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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