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『Weird West』レビュー: 手がすべっただけで大惨事

weird west 評価 攻略
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『Weird West』とは、WolfEye Studiosが開発したアクションRPG

ステルスアクションゲーム『Dishornerd』やFPS『Prey』などを手がけた開発者さん達が手がけている。

本作は、PS5、PS4、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

『Weird West』とはどんなゲームか、その特徴や魅力と共に実際にプレイした感想と各要素の評価をネタバレなしでレビューする。また、本作に似ているゲームも紹介する。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見ることができます。

Index

あらすじStory

怪しい儀式

ゲームが始まると、何やら偉そうに喋る人がいる。人なのかどうかも疑わしいけれど。

そして、椅子に座らされている人。この人が主人公らしい。

そこに、偉そうな人の手下と思われる人が「烙印の準備が出来た」と言って、主人公に焼きゴテを押しつけてくる。

「拷問か!?」と思いきや、偉い人の何らかの計画のために主人公はどこかに派遣されるようだ。

どういうこと!?

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突然の復讐劇

ハッと気がつくと、どこかの農家のベットの上でで目覚めたジェーンという女性。主人公だ。

あれ?烙印とか偉そうな人は全部夢?

ところが、そんなことを考える暇もなく、外が騒がしい。

なんと!ならず者達が夜襲をかけてきて主人公の息子が殺され、夫は攫われた…だと!?

と、ここで新事実。なんと、ジェーンは、かつて賞金稼ぎだったそうだ。

ならず者にやられて黙ってるような女性ではない。ジェーンは再び銃を手にして、夫の救出と息子の仇を討つ決意を固める。

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夢ではなかった烙印

ならず者たちの情報を探っていくと、夫を攫ったのはスティルウォーターという無法者集団ということが分かる。

そして、その黒幕はスティルウォーターの雇い主であるセイレーンらしい。セイレーンは人を食べる化け物だ。

更には、ゾンビや魔女、ブタ頭の怪物やカルト集団もいる。

西部劇っぽい世界だけど、どうやら普通の西部劇じゃなさそうだぞ。

そして、冒頭に押された謎の烙印。ただの夢ではなかったようで、しっかりジェーンの首に残っている。

あの偉そうな人が言ってた計画って何なんだ?

ジェーンの物語だけにとどまらず、この奇妙な西部劇の世界で大きな謎がうごめき始める。

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ゲームの特徴Features

クエストと変化

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本作にはいくつかのがあり、章内ではクエストをクリアすることでゲームが進行していく。

メインクエストもサブクエストもある。

それぞれをどう攻略するかはプレイヤー次第。

力任せに戦って攻略したり、知恵を働かせて戦いを回避したり、時にはお金で解決することもできる。

どう攻略したか、どう行動したかによって、周辺環境や人間関係は変化する。

例えば、敵を倒しきらずにクエスト攻略すると、生き残った敵がそのうち復讐しにやって来る。

襲われている町から怪物を一掃すれば、後々、町が復興する。逆に怪物退治に失敗したら、その町は無くなってしまい廃墟と化す。

場所と仲間

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本作では、ワールドマップで行きたい場所を選び、それぞれの町やダンジョンでのクエストを攻略する。

目的地を設定するとマップ上で移動していく間に時間も進む(時間制限があるクエストは要注意)。移動中にはランダムエンカウントもある。

また、クエストによっては仲間が加わることもある。お金を払って仲間を雇うこともできる。

ただ、明らかに重要キャラであってもNPCは死ぬ。復活は不可能。仲間は大切に!

また、本作は章ごとに主人公(操作キャラ)が変わるけれど、前の章の主人公は次章で仲間にすることもできる。

敵の裏をかく

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本作のバトルは、ステルス要素のあるアクション。

遮蔽物や草むらを利用しながら隠れて進み、敵の背後からステルスキル出来る。

ただ、倒した敵の死体が他の敵に見つかると警戒態勢に入るので、死体は草むらなどに運んで隠しておくことも重要。

倒した敵の持ち物や探索で見つかるアイテムを利用して賢く立ち回ることも可能だし、様々な武器を使って好戦的に進んでも良い。

ちなみに、本作ではクエスト中でも小刻みにクイックセーブが可能。

ちょこちょこセーブしながら巻き戻して、様々な攻略法を試すことも出来る。

名声と強化

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本作は、レベルシステムではなく、武器や防具で主人公を強化する。

特定のアイテムを消費して様々なバトルスキルやパーク(パッシブスキル)を習得することもできる。

上述の通り様々な攻略法が可能だけど、善い行いをすると名声が上がっていく。

逆に人に言えないような方法で攻略すると名声が下がり、投獄されたり、賞金稼ぎたちに狙われるようになる。

でも、他人に目撃されていなければ逃げおおせることもできる。完全犯罪だ。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

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4.0

突然物語が始まるし、主人公は喋らないし、他キャラとじっくり会話するわけでもない。

最初はとっつきにくかった。

が、しばらくプレイしていると、面白くて没頭してしまった。

タイトル通りこの世界はかなり奇妙で、まずメインストーリーに惹き込まれていく。テンポも良い。オカルト系の物語が展開する。

そして、サイドストーリー。無法者だらけの物騒な厄介事ばかりで、これまた面白い。

しかも、それぞれ攻略方法が自由というのも更に面白さに拍車をかけている。

かなり自由度が高くて、「こんなことしちゃっていいんですか?いいんですね?話は進むんですね?」とドキドキしてしまう。

しかも、自分の選択によって思わぬ方向に話が進むこともあり、予想を裏切られるのも楽しい。

キャラクターの魅力

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4.0

本作の主人公は何人かいる。

NPCとの会話は感情移入しやすいものではない。

というわけで、特定のキャラに愛着は持ちにくい

でも、登場人物は皆んな活き活きとしたならず者で、全員が魅力的でもある。

この感覚が本作を面白くさせる。

感情的に特定のキャラに肩入れしにくい分、選択が迫られる時に好き放題しやすくなる。

誰かをじっくり描かないからこそ自由で面白くなるという不思議な感覚だ。

操作性

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3.5

出来ることは多いけれど、操作は分かりやすい

基本は斜め見下ろし視点だけど、3段階拡大が可能。

ステルスを多用するので、敵の位置を確認するため遠めからの視点を多用することになる。

ところが、調べる物や人が密集すると面倒

主人公の真正面のモノが調べる対象になるけれど、対象が大混雑していると、お目当てのモノがなかなか対象にならずゴソゴソしてしまう。

敵が近づいて来てるのに調べ物がスムーズに終わらず、大ピンチに陥ることも。

そして、バグもあり、敵がよく意味不明な行動をする

あらぬ方向を警戒し続ける奴や、突然一点を凝視し始める奴、見えない何かに勝手にダメージ受けて騒ぎまくる奴。

笑えるけれど、攻略する上で厄介な状況になることもあるので危険だ。さすが、奇妙な世界(完全にバグだと思うけど)。

難易度バランス

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4.0

4段階から難易度選択できる。

私はノーマル難易度でプレイ。

攻略に詰まるわけではないけれど、歯ごたえがある

基本的に敵に正面から殴りかかるのは上手くいかない。ちゃんと丁寧にステルスプレイしなければいけない。

クイックセーブを多用すれば攻略しやすいけれど、それでも善人か極悪人かどちらかに徹しようとすると難しくなる

完璧に善い人であろうとすると、うかつに他人を攻撃したり盗みも出来ないので、アイテムが手に入りにくい。

でも、モラルをかなぐり捨てた悪人になると、賞金稼ぎに狙われまくるし周りが敵だらけのハードモードな人生に。

少々悪いことをしつつ完全に悪事に染まらないプレイが1番ノーマルな難易度で攻略できる。

ゲームシステム

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4.5

想像以上の自由度。

何でも出来てしまうことに恐ろしささえ感じるほど。

ちょっと手がすべっただけで大惨事の引き金になるかもしれない緊張感と、ずる賢い攻略法を考えるのが面白いところ。

襲ってきたギャングに応戦しただけなのに重犯罪者と呼ばれ、「いや、待って!悪いのは私じゃなくて…!」と叫びつつも投獄される(保安官と戦うことも可能)。

ドラクエのように引き出しを勝手に開けても住人に許されるような優しい世界ではないので、不法侵入して貴重品を漁り、眠っている住人の懐を探りアイテムを手に入れていく。

敵の目をかいくぐって鍵を手に入れ、バトルを大幅に回避して進むことも出来てしまう。

ここまでの自由度の高さと自己責任を痛感するゲームは、なかなかない。

やりこみ要素

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4.5

サブクエストもしっかりあるし、そこかしこにアイテムがあるので探索も楽しい。

そして、行動による変化を色々試すのが1番のやり込み要素。

クエストの解決法は1つではないし、敵一人の倒し方からでも様々な攻略法が考えられる。

クイックセーブを活用して、色んなパターンを試してみると楽しい。

時には、町1つなくなったり、連戦丸ごとなくなったり、仲間に軽蔑されて見捨てられることもある。

細かい部分では、主人公の強化や武器防具のアップグレードなどまで、やり込み要素もたっぷりある。

グラフィック

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3.5

コミック調のグラフィックで西部劇な雰囲気がムンムン。

やや大味ではあるけれど遠目から見ることばかりなので、そもそも高精細である必要はないので問題なし。

ただ、マップ構造含め風景は多種多様というわけではない。同じ建物がよく登場する

サウンド

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3.5

音楽も西部劇。と思ったら、そうでもない。

音楽は本作のダークな面を反映した曲が多くて、ひたすら不気味

多くの人が住む栄えた町でさえ不穏な音楽が流れている。

サントラはこちら

メインアーティスト:VARIOUS ARTISTS

総合評価Summary

4.0

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

自由度の高さ

行動がしっかり世界に影響を及ぼす

ステルスが面白い

歯ごたえがある難易度

残念なところ

敵の挙動が不安定

細かい操作がしづらい

感情移入しにくい

オススメな人

自由度が高いゲームが好き

ステルスプレイが好き

分岐要素が好き

オススメではない人

取り返しがつかない要素が嫌

キャラをたっぷり味わいたい

倫理観のない表現が苦手

オススメ

ディスコエリジウム

モラルさえ捨てられる分岐要素が好きならコチラもオススメ。バトル要素はなく、選択によって展開が二転三転していくテーブルトークRPGのように楽しめる高評価作。かなり大量の選択肢が登場する。

オススメ

シリアルクリーナー ジョージの裏仕事

ステルスが好きならコチラもおすすめ。殺人現場を殺人者のために掃除するるステルスアクションゲーム。どう攻略するか考える面白さとハラハラするステルスが味わえる。

Weird West
https://www.weirdwest.com
Copyright 2021 WolfEye Studios. All Rights Reserved.

この記事を書いた人

Taca KGO

KeepGamingOn運営者

ゲームをプレイしているだけで幸せなゲーム漬け大人ゲーマー。
どんなジャンルも超大作もインディーも、世界中のゲーム情報を調べるのが大好き。
400本以上のゲームレビューや、新作も名作もおすすめゲームを紹介しています。各SNSでも日々情報を配信しています。

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