『ゴッド オブ ウォー God of War』レビュー: 豪快な父親の不器用物語

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『ゴッド オブ ウォー God of War』とは

god of war ゴッド オブ ウォー
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伝説のスパルタ兵クレイトスとその息子アトレウスを主人公に、シリーズファンもシリーズ未経験層も熱狂できる新世代の「ゴッド・オブ・ウォー」の物語が幕を開けます。

北欧神話の伝承に登場する異形を討ちながらフィールドを駆け巡る、神話アクションアドベンチャーを体感せよ!

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SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のサンタモニカスタジオが開発。

もともとはPS2とPS3向けに『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズとして発売されてきた人気アクションシリーズ。

本作は、ナンバリングが外れ、新生『ゴッド・オブ・ウォー』として全く新しい舞台とストーリーが展開する。

過去作と同じく、主人公は伝説のスパルタ兵であるクレイトス

しかし、過去作では俯瞰視点だったが、本作ではクレイトスの背中越しに見る三人称視点に変わっている。

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育成要素や探索要素など、ゲームシステムも過去作から変わっている。

物語は過去作から直接つながってはおらず、舞台もギリシャではなく北欧に変わっている。
本作からプレイしても全く問題ない。

しかし、過去作を知っていると楽しめる部分もあるので
シリーズファンは必見!

PS4のみでプレイ可能。

良いところ

頼もしい強さ

主人公のクレイトスは、超マッチョ。

顔も険しすぎて、声も野太く、上半身裸に防具巻いて歩いている。
男の中の漢。

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寡黙で、下手に声かけると、黙れと言い放たれる。
正真正銘の強面。

もし敵だったら、絶対ラスボス。
そんなお方が主人公。

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どっしりしたクレイトスなので、操作しているこちらも戦っていて頼もしい。

アクションは、演出もエフェクトも全部豪快で、軽い敵は吹っ飛んじゃうし爽快。
大型の怪物と戦っていても引けをとらない。

多彩だが分かりやすいバトル

アクションの基本は、近接、遠距離攻撃とガードの3種類。

本作から登場するは振り回すだけでなく、恐ろしいことに、敵にぶん投げる。
でも、ちゃんとブーメランみたいに手元に戻ってくる。

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武器だけではなく素手でも戦える。

武器使う方が強いでしょって思うが、素手が意外と強い。

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素手で攻撃すると敵がスタンしやすくなり、本当に強いパンチなんだということが分かる。

しかも、ガード用のでもガンガン攻撃も出来る。
脳筋戦闘狂の極み。

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敵を倒して経験値を得て、スキルも覚えていく。

スキルを得ると様々な技も覚えるが、基本的には目の前に現れる敵を殴り殴り殴り倒していく。
遠くの敵には斧をぶん投げる。

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強力なフィニッシュ技もあるが、出来るタイミングになると画面上に表示されるので、全てが流れるようにアクションを繰り出すことができる。

可愛らしい息子と丁寧なストーリー

本作の主人公はクレイトスだけではない。
第二の主人公がクレイトスの息子アトレウス

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メインストーリーは、あまり打ち解けていない父子が、母親の遺言を叶えるため2人で旅をする。

息子アトレウスは、はっきり言って、クレイトスの息子なのか疑わしい(本当に実の親子です)。
それくらい可愛い。

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クレイトスとアトレウスは、仲良し親子というわけではなく、共通の話題は亡くなった母親だけ。

旅をするなかで、互いに理解し合い、少しずつ仲良くなっていく
この過程の描き方が、すごく良かった。

アトレウスは可愛らしくもあり、若者特有の反抗心もある。

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あんな恐いクレイトスに反抗出来るなんて、実の息子のアトレウスしかいないだろう。

クレイトスは最強で最恐の神だが、息子関係になると超絶不器用。
見ているこちらが、ヤキモキしてしまうくらい素直になれない。

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神々の物語だが、すごく人間くさい。

豪快なアクションと壮大な神の物語だが、かなり共感できるストーリーが丁寧に描かれている。

アトレウスは感情豊かで、バトル中もずっと喋りまくってくれる。
おかげで、絶対はじけないオジさんの旅が、時にコミカルに、時にスリリングになる。

闘える息子のおかげで増える戦術

バトル中には、アトレウスは自動で戦ってくれる

しかし、指示を出すことも出来る。
アトレウスの武器である矢を放ったり、魔法のような召喚技みたいなのを出したり。

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ひどい話だが、息子に敵を引きつけさせておいて、親父が後ろから奇襲をかけたりも出来る。

クレイトスのゴリゴリ脳筋バトルだけではなく、知的な戦術をとることも出来て面白い。

クレイトス目線の美しい世界

北欧神話の世界が舞台なので雪が多い世界。
これが、まあ、本当に美しい。
しかもヌルヌル動く

自然や遺跡など趣の異なる様々な世界を訪れ、フォトジェニック風景が続く。

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ただ、旅するのはマッチョオジさん。
敵は半分身体崩れたみたいなモンスターばかり。
まあ、そのへんのグロさも生き生きとしている。

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そして、このゲームすごいのが、1発撮りのように作られている。

ずっとクレイトスの肩の高さあたりにカメラがあり、カメラ位置が変わったり、別視点になったり、暗転やロード画面もない。
カット無し。

ずっとクレイトスの目線で世界を見続ける、もはや、ドキュメンタリー オブ クレイトス
なので、感情移入も没入感もすごいし、自分自身も一緒に長い旅をしている感覚になる。

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探索要素やギミックを動かすための謎解きも豊富だが、風景を眺めているだけでも楽しい。

残念なところ

後ろから見守るけど何かが見えない

ずっとクレイトスを後ろから見続けることになる。

頼れる親父なんで、背中は広い。広大。
となると、その部分が見えない

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クレイトスの大きな背中の前に何があるのか見えない。
寡黙なクレイトスは、もちろん何があるのか教えてくれないし。

となると、自分でカメラ動かして、前に何があるのかを見る。
クレイトスは文字通り大きいオジさんなので、結構カメラを動かす

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これが、なかなか面倒くさい。
まあ、面倒くさいで終わればまだいいが、ぶんぶんカメラを振り回すので酔いやすいことも。

おすすめ / おすすめではない人

おすすめな人
  • 力強いアクションバトルをしたい
  • 豪快アクション演出が好き
  • やり込み、謎解き好き
  • 男臭い雰囲気が好き
  • 親子愛を感じたい
  • 神話好き
おすすめではない人
  • 3D酔いしやすい
  • 女性キャラがたくさん登場するゲームを探している

ゴッド・オブ・ウォー God of War
https://www.jp.playstation.com/games/god-of-war/entrance/
©Sony Interactive Entertainment LLC

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