『Stardew Valley』とは
『牧場物語』をリスペクトして製作されたインディーゲーム。
PC向けに発売されて以来、大人気となり、Nintendo Switchでも配信され、遂にスマホでもプレイ出来るようになった牧場ゲーム。
全て日本語翻訳済み。
買い切りアプリで課金要素は一切ない。
牧場生活をかなり思いっきり楽しめる
結構リアルなストーリー
パソコンだらけの仕事漬け生活から脱出して、
おじいちゃんから受け継いだ緑豊かなスターデューバレーの牧場へ。
主人公は、いわゆる、脱サラして農業始めちゃう人。
思いっきり人生変えたとこからゲームスタート。
じゃあ、田舎でのんびりしよっかー、とはいかない。
主人公はサラリーマン時代に貯蓄していなかったようで、資金はカツカツ。
だいぶ無計画で牧場に飛び込んだようだ。
そして、近くの村に挨拶に行くと、歓迎してくれる人もいれば、かなりそっけない人も。
結構クセの強い人もいる。
全員に好感度があるらしく、それぞれ人間関係を築いていかなくてはいけない。
そして、主人公が元々働いていたジョジャマート。
恐らく、大手スーパーマーケットチェーンを展開している会社だ。
田舎のスターデューバレーにも進出してきていて、土地を買い占めたり、村の産業を脅かしている。
それに屈したくない村長ルイスは、半ば諦めの気持ちでショボくれている。
ここは、主人公として、牧場経営で、村を潤わせなければならんでしょう。
出来ることが多い
畑で野菜や果物を作る、動物を飼って卵や牛乳を手に入れる、魚を釣る、廃坑で鉱石を発掘、家と牧場をクラフトや改築、農具や武器もアップグレード、村民の好感度アップ。
ざっと書き出しただけでも盛りだくさん。
しかも、それぞれが、すぐに最大限まで到達しない。
かなりボリュームいっぱいのゲーム。
出来ることが増えていく
スターデューバレーには、暦がある。
日付が変わり、季節も存在する。
季節によって育つ野菜が違うみたいだし、日によってはイベントもある。
更に、収穫を頑張った日の夜には、寝ている間に農業レベルが上がるなど、各要素のレベルアップや新たなレシピを覚えていく。
何をどうするにも自由
色んなことが出来るけれど、何から始めてもいい。
自宅にこもって、とにかく自宅を飾り付けまくったり、畑を作り込んで、大豊作を迎えてもいいし、牧場放置して、魚釣りしまくってたり、村に入り浸っててもいい。
結構早いペースで、ゲーム内時間が進むので、最初は、「ここ何があるのかなー」なんて、ウロウロしてたら、あっという間に一日が過ぎた。
そして、「えーい、整地だ、整地!」と木を切り倒したり、雑草除去していたら、あっという間に疲れてしまって、自宅に強制送還。
やりたいことがポンポン出てくるので、暇になるなんてことはない。
けれど、逆に「やることが多すぎて分からん!」と途方に暮れてしまっても、大丈夫。
「こんな事してみよう」とミッションが示されるし、村の人から「お手伝いお願い!」クエストも発生する。
牧場初心者にも手厚いサポートがある。
スマホゲームとして
スマホゲーム“あるある”はない、いい意味で
農業や牧場ゲームは、スマホゲームのなかで一大ジャンルになっている。
が、課金がかなり必要なことが多い。
農作物が育つのに現実で何時間も待たなくてはいけなかったり、素敵なインテリアは期間限定イベントでしか手に入らなかったり。
そういう、疲れてしまう成分は一切ない。
このゲームは、もともとPCで配信されていて、それと全く同じ内容がプレイ出来る。
スマホに移植する時にダイエットしていない。
ただし、最近、PCやNintendo Switch版で実装されたマルチプレイには非対応。
いや、それでいい。
完全にマイペースでプレイ出来る。
もちろん、農作物が育つには時間がかかるけど、
早く育って欲しければ、自宅のベッドで寝続ければいい。
水やりは忘れずに。
コスパがすごい
上述のとおり、出来ることが多いし、ボリュームいっぱい。
最初は「どうかな、ハマれるかなー」なんて思っていたが、気づいたら、かなり高頻度でアプリ起動してしまってる。
アクションだと集中しなきゃいけないし、RPGでも、ちょっとした時間しかない時にボス戦が始まりそうになると、アタフタしてしまう。
農場、牧場ゲームはスマホと相性がすごくいい。
ちょうどセールで買ったっていうのもあって、コスパがハンパなく良い。
全体的に操作しやすい
スマホ横持ちで、タップした場所に主人公が歩く。
木や草をタップすると、そこまで主人公が歩いてきて、自動的に切ったり刈ったりする。
画面を長押しして、主人公を連続して動かすことも出来るし、仮想ジョイスティックやボタンを配置して操作も出来る。
メニューから、いつでも設定出来るので、その時々で操作しやすいスタイルでプレイ出来る。
主人公はすんなり動くし、エリアが変わる時のロードも早い。
カクついたり、フリーズや、突然シャットダウンも、今のところ全く無し。
それに、オートセーブされているので、うっかりアプリ閉じちゃっても、「こないだの途中から再開する?」と訊いてくれる安心設計。
アイテム選択は丁寧に
アイテムは、画面左端に並んでいて、選択されているものを主人公は使う。
大体は、両手の指一本ずつで快適操作が出来る。
操作感で、うーん、と思うのは、左端のアイテムアイコンが小さいこと。
プレイする画面サイズによって変わると思うけど、タップ間違いをしてしまうことがあるので注意。
一度、育っている最中の野菜を、間違った農具で吹っ飛ばしてしまって、畑で泣いた。
なけなしのお金で買ったタネだったのに。
野菜が消えてなくなった。
バッテリー消費は少なめ
プレイしていると、あっという間に時間が経つ。
あともうちょっとだけ、あと1日分だけ、と思ってたら、どんどんプレイしてしまう。
プレイ中は、充電残量や現実の時間は表示されない。
表示されるのは、ゲーム内の時間のみ。
あー、意外と長時間プレイしてたなーと思って、充電残量を確認すると、意外と減っていない。
まあ、プレイ環境によってバッテリー消費は変わるので、一概にどのくらい、とは分からないけど。
スマホゲームのなかでは、バッテリー消費は少なめの方だと思う。
実際の感想
お金がない!
まだスタートして、最初の春。
とにかくお金がない。
村の人から、「動物飼ったら?」「家の改築したら?」て色々勧められるけど、全然お金が足りません。
村民が、グイグイ高いもの勧めてくるので、プレッシャー感じてます。
意外と怖い村なのかもしれない。ドキドキ。
牧場継いだけど、確かに、結構広い牧場継いだけど、資金は無い。
野菜のタネ買うのもヒーヒー。
道で拾ったタネや自作のタネで、牧場の隅で細々と野菜作ってる。
村民と時間を覚えるのが大変
登場人物は多いわけじゃない。
しかし、全員に好感度があるので、どの人がどういう人で、何が好きとか、更に誕生日とか、どこの家に住んでるか、とか。
お店も開店時間が限られてるし。
友達にならないと部屋に入れてもらえないし。
いつでも民家に入って、ツボ割りまくれるドラクエとは違う。
覚えるのに一苦労。
新しいコミュニティに入った感が、すごい。
しかも、時間によって、みんな行動が変わる。
誰が、いつ、どこに、全然覚えられない。
ルイス村長の誕生日だったので、新参者として媚びを売ろうと、プレゼント渡そうと思ってたけど、当日、遭遇出来なかった。
別の機会にゴマすりしよう。
そして、イースター的なお祭りが開催されてたんだけど、村から離れた所に住む魔術師の所に行っていたら、祭りが終わっていた。
村の広場に着いた時、みんなが帰っていくところだった。
村の新人としてやっちまった感がすごかった。
ただ、このゲームでは、1年目、2年目と過ぎていくので、また来年に、同じお祭りのチャンスがある。
時間を把握して、1日を効率的に過ごさなければ。
のんびりゲームだけど、牧場主は、意外と忙しい。
その後、プレイ続けてのレビューと評価
Stardew Valley
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