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『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

『Young Souls』とは、1P2Pが開発したアクションRPGゲーム

奥行きのある2Dサイドスクロールでプレイする。

本作は、PS5、PS4、Nintendo Switch、Xbox、PCでプレイ可能。私はXbox版をプレイ。

マルチプレイも可能だけど、本稿はソロプレイでのレビュー。

本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。

画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。

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あらすじStory

突然の終盤

物語は、突然エピローグから始まる。

大火事真っ最中などこかの町。

主人公は、ジェントリスタン。赤毛の双子だ。

2人は、火事の中を突っ走っていく。チュートリアルをしながら。

一体何が何やら。

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

時を巻き戻し

なんか突然クライマックスなんですけど!と思っていたら、物語は数週間前に戻る。

やっと事情が分かるようだ。

双子は、とある博士の家で暇を持て余していた。

この博士は、親がいない双子を引き取り育ててくれている父親代わり。

研究に没頭中の博士のお手伝いのため、双子は町にガラクタを売りに行くことに。

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

急展開

双子がおつかいから戻ると、家は荒らされ、博士の姿がない。

焦った2人は、立ち入りを禁止されている地下室へ。

そこから奇妙な世界へ飛ぶ。そこはゴブリンの世界だ。

なんと博士はゴブリンと人間双方の平和のために日々研究を頑張っていたらしい。

だけど、人間世界の支配をもくろむゴブリン王に博士は捕まってしまった。

肝が据わりまくっている双子は、ゴブリンを蹴散らしながら博士救出に向かう。

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

ゲームの特徴Features

ベルトスクロールアクション

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

本作は、奥行きのある2Dサイドスクロールで進む。各所では、登場する全敵を倒すことで先に進める。

分かれ道などもあり、特定のがないと進めない場所もある。

本作では、双子のどちらかを操作することになる。バトル中でもいつでも交代可能

もしくは2人協力プレイも可能。

2人とも基本能力値は全く一緒。さすが双子だ。

昼と夜

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

本作では、昼はダウンタウンで買い物したり装備品の強化などが出来る。

夜になるとダンジョン(ゴブリン世界)へ向かい、バトル三昧。

行き来はいつでも可能。時間が流れてるわけではなくて、そういう設定ってことだ。

ダンジョンはいくつかのエリアに分かれていて、エリアの中に小さなステージが連なっている。

ステージごとにリプレイも可能。

敵を倒したり、ステージの最後まで到達すると経験値を獲得出来る。

一定の経験値が溜まってから自宅で眠るとレベルアップ出来る。

戦う双子

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

双子は近接攻撃遠距離攻撃、マナを消費して発動するスキル(武器ごとに異なる)などで攻撃する。

盾ガードも可能で、ジャストガードすると敵をスタンさせることも出来る。

敵を倒したり、宝箱、ショップなどで、様々な武器や防具が手に入る。

それぞれ特性や追加効果が異なり、装備重量の概念もある。

武器や防具はアップグレードも可能。

各要素の評価と感想Rating

物語の面白さ

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

3.5

ゴブリンと人間の戦いが、実は平穏な街の裏で行われていた。

という感じで、分かりやすい物語が展開する。

物語要素はそこまで重くなく、コメディなノリ

ただ、日本語翻訳がかなり妙。

単語が変な日本語変換されてたり、会話の受け答えがチグハグしてたり。

複雑な話ではないので大筋は分かるけれど。結構気になるレベルで妙だ。


キャラクターの魅力

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

3.5

上述の通り、コメディなノリなので、キャラ達は明るい

双子は、不良と言われても、ひたすら強気で威勢が良く、皮肉なジョークも多い。

2人とも斜に構えたティーンエイジャーそのもの。

敵もやたらと自信過剰で、敵陣の会議シーンではくだらない口喧嘩が絶えず、大ボスさえ頭を抱えている始末。


操作性

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

3.5

キビキビは動くけれど、動作ごとにビシッビシッと止まる挙動。

装備が重くなると行動がゆっくりになるんだけど、動作間の間が伸びる感じで遅くなる。動作が重たくなる感覚とはちょっと違う。

そのせいか、ベルトスクロールアクションならではの「殴れ殴れー!」という爽快感を感じにくい。

当たり判定は、甘め。

奥行きのあるサイドスクロールだけど、操作キャラと前後的にズレている敵にも一気に攻撃が当たる。

繊細なアクションではないけれど、複数の敵を巻き込んで吹っ飛ばせるのは楽しい。


難易度バランス

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

4.0

物語の軽いノリと言い、カジュアルな印象。だけど、バトルの難易度は高め

2人協力プレイ想定で設計されてると思う。

でも、難易度はいつでも4段階から選択できて、ソロプレイでもちゃんと楽しめる。

ちなみにデフォルトの難易度はハード。協力プレイじゃないとかなり厳しい戦いになる。

ジャストガードなども多用するし、装備品のアップグレードやキャラ強化も必要になるし、しっかりバトルが楽しめる。


ゲームシステム

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

4.0

適度に色々楽しめる。それが本作の感想。

装備品を吟味して、アップグレードのためにお金や素材をやりくり。

ダンジョンに挑戦してレベル上げしたり。

ただ、システムが分かりやすくシンプルだし、物語要素も軽めなので、同じことを繰り返してる作業感が強くなってくる

バトルの爽快感はあまり高くないし、全体的に単調になる。

でも、変な癖がないので他人を誘ってプレイしやすく、2人でワイワイ楽しむのに向いてるゲーム。


やりこみ要素

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

3.5

上述した装備品収集やアップグレードなどをどこまで極めるか。それがやり込み要素だ。

防具とは違う双子のファッションを楽しむ要素があったり、ジムのミニゲームをクリアしてレベルアップによる成長以上にパラメーターを伸ばすことも出来る。

寄り道や脇道、サイドストーリーなどはほぼなく、ひたすら街とダンジョンを往復するので、やり込み要素は少なめ。


グラフィック

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

4.0

カートゥーン調のポップなグラフィック。

敵のデザインも可愛らしさのあるデザイン。

エフェクトも派手だし、全体的ににぎやかな雰囲気。


サウンド

『Young Souls』レビュー: 自宅地下にゴブリン帝国

3.5

サウンドもポップ。

ゴブリンの巣窟といったら、不気味でうめき声ひしめいてそうだけど、本作は全然そんなことはない。

明るく楽しい。


総合評価Summary

3.5

物語の魅力

ゲームプレイの快適さ

ゲームとしての面白さ

芸術性

 

 

 

 

良いところ

分かりやすいゲームシステム

歯ごたえのあるバトル

ポップな雰囲気

残念なところ

単調になってくる

妙な日本語翻訳

爽快感を感じにくい

オススメな人

2人でプレイするゲームを探している

分かりやすいゲームを探している

歯ごたえのあるバトルを楽しみたい

オススメではない人

物語を楽しみたい

ハイペースで爽快なバトルを期待している

本作が好きならオススメRecommendation

オススメ
Tails of Iron テイルズ オブ アイアン

2Dサイドスクロールアクションが好きなら、コチラもオススメ。敵の動きを見極めて攻防楽しめる高難易度アクションが楽しめる。物語も面白い。

オススメ
Olija オリヤ

銛(もり)で戦い、銛で瞬間移動する2Dサイドスクロールアクション。本作と同じくビシッビシッとした挙動で歯ごたえのあるバトルが楽しめる。

Young Souls
©The Arcade Crew – 1P2P – 2022, all rights reserved.

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつく、探索要素が大好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのが大好き。

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