『Ghost of Tsushima』レビュー: 美しすぎるチャンバラで侍ムービー主演男優賞

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『Ghost of Tsushima』とは

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

SIE(ソニー・インタラクティブエンタテイメント)の子会社であるアメリカのSucker Punch Productionsが開発。

代表作は、超能力アクションの『InFAMOUS』シリーズ。

本作はオープンワールドアクションゲーム。

日本史では「元寇」と呼ばれている、鎌倉時代にモンゴル兵が攻めてきた対馬が舞台。

Sucker Punch Productionsは、アメリカのゲーム会社だが、日本の時代劇からインスパイアを得たそうだ。

元寇は史実だけど
ゲームの主人公を含めた登場人物、エピソードなどは全てフィクション

PS4でプレイ可能。
過度ではないけれど残虐な描写があるので、CERO Z(18歳以上対象)。

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント

あらすじ

鎌倉時代。
領土を拡大し勢いを増していたモンゴル帝国が、遂に日本へ襲来。

モンゴル兵が大軍で対馬に上陸してくるところからゲームは始まる。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

迎え撃つのは、対馬の武士たち。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

主人公である境井 仁(さかい じん)もその一人。

仁は、対馬を治める地頭(じとう)である志村の甥にあたる。

仁にとって、伯父さんは大の恩人
伯父さんから武士のイロハを学んだ

圧倒的な数のモンゴル兵との激闘の末、対馬の武士たちは壊滅。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

更に対馬のリーダー志村おじさんは、モンゴル兵に捕まってしまう。

奇跡的に生き延びた仁は、いきり立って志村おじさんを助けに行く。

が、モンゴル兵のボスであるコトゥン・ハーンの圧倒的な強さに吹っ飛ばされてしまう。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

それでも、まだまだ奇跡的に生き延びる仁。

かなりの強運
タイトル通りゴースト並みにこの世に留まる

今のままでは伯父さんを助けられないし、対馬の地はモンゴル兵に好き放題されてしまう。

もっともっと強くなり、対馬奪還を目指す仁。

それが、たとえ武士としての教えにも背くことになろうとも。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

ゲームの特徴

HUDなしオープンワールド

本作はオープンワールドなので、どこをどう進んでもいい。

メインストーリーにサブクエスト、敵の拠点攻略などなど。

どの順番でクリアしていってもいい。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

自分の足で走りまわってもいいし、馬に乗って移動してもいい。

本作で特徴的なのは、進路などのHUDがデフォルト設定では表示されないということ。

バトル時などUIが表示されるタイミングもあるけれど、ただ移動しているとミニマップやポイントなど地図的な情報は表示されない。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

もはや、映画そのもの

いちいち地図見るの面倒くさ!となるところだけど。
そんなことはない。

対馬の自然が全て教えてくれる

まず、行きたい場所を地図上で設定すると、そっちの方向へ風が吹く

そこからは、地図を開かなくても、風の向きを見れば進む方向が分かる。

また、を見かけたら、あとを付いていく。

そうすれば、護符装備枠が増えるお稲荷さんが見つかる。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

黒い狼煙の元にはモンゴル兵の拠点があるし、白い狼煙の元には誰かがいるし。

更には、のあとをついて行けば、絶景ポイントが見つかる。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ
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絶景ポイントでは、和歌を詠む
武士たるもの、文武両道!

正々堂々か姑息か

各地のモンゴル兵の拠点に攻め込んだり、道中やクエストではモンゴル兵と戦闘になる。

どう戦ってもいい。

武士として、正面から「たのもー!」と挨拶して一騎討ちからバトルスタートできる。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

一騎討ちでは、一撃で敵を倒せるけれど
その後は、そのバトルエリアの敵全員が攻めてくる

もしくは、挨拶なんて一切せずに様々な道具やステルスキルで闇討ちしていく。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

敵と斬り合うバトルアクションは、完全にチャンバラ。

敵の攻撃をタイミング良くガードして受け流したり、パリィで斬り返したり。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

ガードの高い敵は、強攻撃でひるませてから斬りかかる。

剣の構え(「型」と呼ばれる)はいくつかあり、敵の種類によって切り替えながら戦う。

更に、弓やクナイ、火薬など遠距離攻撃もあるし。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

攻め方、使えるもの、かなりたくさんある。

噂される仁

仁は、対馬の地頭の甥。
民の上に立つ立場だ。

百姓たちは皆んな、仁のことを「お侍さま」と敬ってくれる。

とはいっても、今は非常事態。

上に立つものとして民を守らなければならない。

メインやサブのクエストをクリアすることで、仁の噂が広まっていく。

「あの人、頼りになるよ」「あの人、いいお侍さんだ」って。

そうして、仁の武士の格が上がって技量を得ることでスキルツリーが解放出来るようになる。

使える技や、道具をアップグレードすることが出来る。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

また、武器や防具は、各地にいる鍛冶屋や甲冑師など、その道のプロの民に素材を渡して強化することができる。

素材は店やフィールド、また敵を倒すことで手に入れることが出来る。

花を集めると装具の色を変えたり、刀の飾りも変えることが出来る。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ
いいね
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武士たるもの、見栄えにも気を遣わなくてはならない

ステータスアップは、武士としての格上げだけではなく、秘湯巡りや各地の稽古場など探索によってレベルアップしていく。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

評価

ストーリー 

4

最高!
最高!

元寇がテーマになったゲームって他にあるんだろうか
というくらい、日本人にとってもそこまで馴染み深い設定ではない
それだけで興味惹かれる

守るべき者がいて、倒すべき敵がいて、精神的に自分自身とも闘う
王道ストーリー

キャラクター 

4

最高!
最高!

オープンワールドで戦いまくるぞー!なゲームだけど、
想像していたより、各キャラの心情がちゃんと描かれてて驚いた。

武士としての強い心は、フィクションとはいえ、同じ日本人として頭が下がるくらいカッコイイ。

一方で、武士のプライドを捨てて闇討ちなどに手を染めることへの葛藤、人間くささも味わえる。

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

進行のテンポ 

4

最高!
最高!

オープンワールドなので、どのくらいのペースで進めるかは自由。

サブクエストはポンポンと現れる。
フィールドには結構色んな探索ポイントが散らばっていて、密度もしっかり濃いオープンワールド。

でも、クエストせずに歩いてるだけでも十分楽しい。
移動に飽きない景色や風景になっている。

グラフィック 

5

最高!
最高!

絶景に続く絶景!
どこを見ても絵になる。
フォトモードも気合入れて作られている。

本当に侍ムービーが好きな人が作ったんだなと感じるような演出も多い。
とにかく絵になる画になる。
「黒澤モード」という白黒時代劇調グラフィックで楽しめるモードまであったり。

毎秒毎秒がクライマックス

サウンド 

5

最高!
最高!

BGMはガンガン鳴らない。
環境音にほんのり曲が乗る程度。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』に似た感覚。

コントローラーのスピーカーからも風の音が聞こえてくる。
ASMR動画になりそうな気持ちいい環境音ばかり

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

ゲームシステム 

4.5

最高!
最高!

一般的なオープンワールドと同じく各地を巡って、クエストをこなす。

自然や環境を見て道を探るっていうのは新鮮。

バトルは、「一騎打ち」が独特。
見合って見合ってー、シュバッ!
かなり爽快!

全ての敵に気づかれた状態でバトル開始するので
ピンチに陥りやすいものの
体力回復や技発動に必要な「気力」を大きく回復できる良い面も

あと、一斉に大勢の敵とチャンバラ出来るので単純に楽しい

操作性 

4

最高!
最高!

敵の種類によって型を切り替えたり
遠距離武器だったり
たくさん戦術があるけれど
どれも簡単操作

敵のロックオンは出来なくて
主人公が向いている方向に攻撃を繰り出す

となると、移動しながら上手くカメラを動かさなくてはならない

主人公と敵を画面におさめながら戦う
自分で映画を撮っているような感覚

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

難易度バランス 

4

最高!
最高!

大体の場合、複数の敵と戦う
プレイスタイルに合わせて防具を着替えて
使う型や道具を正しく組み合わせれば
アクションを楽しみながらクリアできる

戦っていれば気力もよく溜まるので
体力回復に困ることもないので
ガンガン攻められる

ステルスはやや単純
敵はそこまで視力が良くないし視野も狭い
よく追跡を諦めてくれる

自由度・戦略性 

5

最高!
最高!

オープンワールドなのでもちろん自由度が高い
戦い方もチャンバラから忍者グッズまで豊富

やり込み要素 

5

最高!
最高!

サブクエストも探索するポイントも多い

ミッションによっては
任意の追加目標もあるし
単純作業にならない
サブクエストが「ただのおつかい」にはなっていない

そして、美しすぎる景色の連続
写真撮り始めたら止まらない
何がなくとも隅々まで歩きたくなる

ghost of tshushima ゴースト オブ ツシマ

バグの少なさ 

4.5

最高!
最高!

自然豊かで美麗グラフィックで
だけどロードがすごく早い
ファストトラベルしても早い
すごい

めちゃくちゃ白熱バトルの最中だったのに
特定の地点に来ると
敵がクルッと後ろを向いて元いた場所に戻っていくのは残念
戻ってる最中には主人公を見失っている状態になるのも謎

総合評価 

4.5

オススメな人・オススメではない人

オススメな人
  • オープンワールドが好き
  • 時代劇やら武士が好き
  • 自由度の高いゲームをプレイしたい
  • 美麗グラフィックゲームを探している
  • ボリュームたっぷり大作をプレイしたい
オススメではない人
  • 朗らかな雰囲気のゲームをプレイしたい
  • 残虐な演出が苦手
  • 出来ることが多いと思考停止してしまう
  • 探索が面倒くさい
created by Rinker
ソニー・インタラクティブエンタテインメント

Ghost of Tsushima
https://www.playstation.com/ja-jp/games/ghost-of-tsushima-ps4/
©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

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