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【ダンジョンクロウラー】アイテム掴み取りローグライク – 攻略とレビュー 幸運ウサギと魔法の爪

ダンジョンクロウラー 幸運ウサギと魔法の爪 レビュー 攻略 Dungeon Clawler

戦略と運の駆け引きにハマる!クレーンゲームとデッキビルドが融合したローグライクゲーム。

ダンジョンクロウラーの特徴

  • ストーリー: 片手がクレーンになった様々なキャラが、各自の目的のため戦う設定
  • 攻略: クレーンゲームで取れたアイテムで戦うローグライクゲーム
  • 評価: 捻りのあるクレーンゲーム、キャラによるゲームプレイの変化など面白いアイデアが満載
ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪
【ダンジョンクロウラー】アイテム掴み取りローグライク - 攻略とレビュー 幸運ウサギと魔法の爪
総合評価
( 4 )
メリット
  • クレーンゲームとデッキビルドが上手く融合している
  • 材質や液体などクレーンゲーム部分の捻りが面白い
  • キャラによってゲームプレイが変わる
デメリット
  • 物語の描写はほぼない

『ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪の攻略情報

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪の概要

タイトルダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪
Dungeon Crawler
開発元Stray Fawn Studio
販売元Stray Fawn Publishing, Playworks
発売日2024年11月22日早期アクセス開始
対応機種PC, iOS, Android
ジャンルローグライク
シリーズ新規IP
プレイ機種PC(ゲームパッド使用)

開発元のStray Fawn Studioは本作とゲームプレイは全く異なるものの、これまでにローグライクシミュレーションゲーム『The Wandering Village』を手掛けている。

ストーリー

キャラごとに戦う理由がある

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 キャラクター選択画面

本作には特にカットシーンなど物語がしっかり語られる場面はない。

最初から操作キャラが何人か用意されており、各キャラの設定を読むことができる。

本作の主人公格であるバナロット卿は元騎士であるもののギャンブルのカタに「幸運の片腕」を奪われ、その片腕を取り返すために戦う。

といった感じで、各キャラは訳あって片方の腕を失って(脚がない者もいる)おり、それを取り戻すために戦いに出発する。片腕復讐物語だ。

攻略のポイント

ダンジョンを進む

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 攻略 ダンジョンマップ

操作キャラと難易度を選択するとゲームが始まり、ダンジョンを1階ずつ攻略して上っていく。

各階にはバトルだけでなく、新たなアイテムを貰えるガチャガチャやアイテム強化を行うことができるショップも登場する。

その全てを訪れなくとも、フロアマップ上でに到達できれば次の階へ進むことができる。

最上階まで行き着けばクリアとなり、途中でゲームオーバーになれば全て失い1階から再スタートとなる。

クレーンゲームで手の内が決まるバトル

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 攻略 バトル画面

本作のバトルはターンベースバトルで、全敵を倒せば勝利となる。

バトル時にはクレーンゲームそのものなマシンが置かれており、その中に剣や盾などのアイテムがたくさん入ってる。

  1. クレーンを左右に動かし、好きな場所で決定ボタンを押す
  2. クレーンがアイテムを掴んで引き上げ、マシン右端の穴に落とす
  3. 穴に入ったアイテムに従い、操作キャラが敵に攻撃を行う

クレーンゲームは1ターンに2回操作でき、穴に落ちたアイテムの順番通りに操作キャラは行動する。

剣なら剣で攻撃し、盾ならアーマー値(敵の攻撃をHPの代わりに受ける)が増える。もちろんそれだけではなく、体力回復できる杖や取るたびに力が上がる指輪など様々な効果を持つアイテムが登場する。

プレイヤー側のターンが回ってくる度に、プレイヤーが所持しているアイテムから一定数がマシン内に補充される。

アイテムの材質と強化

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 攻略 鍛冶屋

上述した通り、様々な種類のアイテムが登場するけれど、本作のクレームゲームは単なるアイテム掴み取りだけではない。

  • アイテムには材質の概念がある
    • 金属製や木製などアイテムによって材質が異なる
    • 特定の材質のアイテムにだけバフを生じさせるアイテムがある
  • マシンには液体が溜まる
    • 特定のアイテムもしくは敵の攻撃によって、マシン内に様々な種類の液体が溜まることがある
    • 軽い材質のアイテムは浮き、重い材質のものは沈む
    • 毒や溶岩など液体の性質によってアイテムに追加効果が付与される
  • ショップ
    • 道中の鍛冶屋では各アイテムを強化できる
    • 魔法使いのショップでは、アイテムの材質を変えることができる
    • ショップで必要となるお金は敵討伐時やボーナス部屋で手に入る

敵がタンクの中に変なアイテム(大体はこちらに不利な効果を持つ)を投入してくることもあり、早急に取り除かなければならないこともある。

記事はさらに下に続きます

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪のレビュー

物語: キャラによって異なる事情のみで、物語要素はほぼなし

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 レビュー キャラクター選択画面

ゲーム開始時の操作キャラ選択画面では、各キャラの境遇を読むことができる。

妙な趣味のあるウサギや吸血鬼、さらには自傷して敵を攻撃する危ない奴まで、様々なキャラがいる。

説明書きだけではあるけれど、奇抜なキャラが揃っておりコメディタッチだ。

しかし、特に会話や起承転結な盛り上がりや演出はなく、いきなりゲームが始まるので物語に関してはあっさりしている。というか、ほぼ何もない。

操作性: クレーンは細かく動かせる

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 レビュー 水の入ったタンク

バトルでは、プレイヤーが操作するのはクレーンゲーム部分のみ。

ここが上手くいくかどうかで戦況が大きく左右されるため、細心の注意を払ってクレーンを動かすことになる。

クレーンは微調整が可能で操作性は問題なく、決定ボタンを押した後はクレーンは自動で動き、アイテムは物理演算で動くのでポーンと跳ねたり引っかかって取れたり、意外な結果になることが多く見守るのが楽しい。

特にマシンに液体が入ったり、金属製のアイテムを引き寄せる磁石などによって、アイテムが動き回り始めると更に面白さが増す。

UIは見やすく、逐次バフやデバフの内容やアイテムの効果を確認できるのも親切だ。

難易度: キャラによってゲームプレイが変わる

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 レビュー ガチャガチャ

毎回のプレイ開始時に難易度を4段階から選択できる。一度クリアすると、HP最大値が少なかったりボスが増えるといったハードモードが登場する。

デフォルト難易度(一番簡単)で特に理不尽さはなく、かといって易しいわけでもない。後半のボスは攻撃力が高くなる能力を持っていたり、長期戦になると不利になることが多いので注意。

もちろん強いアイテムが手に入るかどうかといったローグライクならではの運要素はあるけれど、プレイごとに大きな差が出るほど運頼みにはならない。

それよりも操作キャラによってゲームプレイが大きく変わる。キャラによって特性も、最初のデッキ(タンクに入るアイテムの種類)も異なる。

トリッキーな特性のあるキャラの方がそれを活かせるアイテムが手に入ると強くなりやすく、意外とバランス型に見える主人公格のバナロット卿でのダンジョン制覇の方が難しかったりする。

システム: クレーンゲーム自体にもアイデア光る面白システム

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 レビュー 墨で隠されたマシン
墨でタンクが隠されてしまう妨害行為を受けることも

本作は『Slay the Spire』などに代表されるローグライクなデッキビルドカードゲームのシステムを基本として、そこにクレーンゲームが面白くおかしく融合し、中毒性が高いゲームに仕上がっている。

本作ではマシンに投入されるアイテムがカードにあたるわけだけど、カードゲームのように使いたいカードを確実に選べるわけではないのが面白いところ。

アイテム大漁だと逆転もできるし、欲張った位置にクレーンを動かしてアイテムをボロボロ取りこぼしてしまう自業自得なハメに陥ることもある。

クレーンゲームならではの「ある程度狙えるけれど、良くも悪くも思った通りにはいかない」という魅力が上手く活かされており、実際にプレイすると「なるほど、こんな面白さが生まれるのか!」と感心するはずだ。

しかも、マシンに水が溜まったり、アイテムのサイズや材質で有利になったり不利になったり、クレーンゲーム部分に更にもう一歩二歩と捻りが入っているアイデアも良い。これによって戦略を練る楽しさも難しさにも広がりが生まれている。

逆に言えば自分の考えた通りに戦えるわけではないので、完全に戦略性高く戦えるというわけではない。

とはいっても、クレーンゲームを前にするとたくさんアイテムが取れると嬉しいものだ。アイテムをたくさん掴めると、まだバトルに勝ってもいないのに「やったー!」と思わず笑顔になってしまう。

ダンジョン制覇よりもクレーンゲーム目的で、また次のランへと出発してしまう。

芸術性: ポップでふざけたキャラ達

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 レビュー 魚釣りミニゲーム

本作はイラスト調のグラフィックで描かれる。

どことなく人をおちょくったようなデザインの操作キャラが多く、敵の方が意外と落ち着いた見た目をしている。

アイテムのデザインは分かりやすく、その形状がゲームプレイに大きく関わるのも面白いところ。

全体的にポップな印象で、見た目からもとっつきやすい。

BGMはにぎやかだ。操作キャラ達は片腕をもぎ取られたという過酷な状況ではあるものの、明るく楽しくプレイできる。

総合評価と似ているゲームは下へ

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪の総合評価

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪

Taca KGO

ダンジョンクロウラー 幸運ウサギと魔法の爪 レビュー 攻略 Dungeon Clawler
物語の魅力
操作の快適さ
難易度バランス
システムの面白さ
芸術性


総合評価

クレームゲームとデッキビルドを融合させたアイデアが面白く病みつきになるローグライクゲーム。アイテムの材質やサイズ変化などクレーンゲーム自体にも捻りがあり、戦略性だけでなく予想外の展開になる楽しみも味わえる。

4
おすすめな人現実でもクレーンゲームが好き
デッキビルドゲームが好き
様々な操作キャラでプレイしたい
おすすめではない人自分の考えた通りの戦略で戦いたい
物語を楽しみたい
永続効果やアップグレードが欲しい

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  • 宇宙を探索しながら賞金首を追いかけるローグライクゲーム
  • 宇宙船と乗員それぞれに体力があるデッキビルドカードバトル
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The Wandering Village

  • 本作開発元の代表作の一つ
  • 毒だらけの地を歩く巨大生物の背中に集落を築くローグライクシミュレーションゲーム
  • 限られた空間で効率良く開拓する面白さが味わえる高評価作

ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪 Dungeon Clawler
© 2024 Stray Fawn Studio
https://dungeonclawler.com/

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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