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レビュー【Graveyard Keeper 2】プレイヤーが1番悪い 墓守ライフシムゲーム続編

Graveyard Keeper 2 レビュー 攻略

異世界の墓守となり、ゾンビも使役してクラフトもバトルも攻略するライフシムゲーム『Graveyard Keeper 2』のネタバレなしレビューも攻略情報も詳しく掲載。
似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Graveyard Keeper 2の特徴
  • ストーリー
    • なぜか墓守となった主人公が、ゾンビに占領された町を助ける物語
  • 攻略
    • ゾンビも使役してクラフトもバトルも攻略し、町を復興するライフシムゲーム
  • 評価
    • クラフトと自動化をたっぷり楽しむことができ、ブラックジョーク満載な物語も楽しく、あっという間に時間が溶けてしまう良作
    • 説明不足な部分があり、手探りになる場面あり
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Graveyard Keeper 2の概要

タイトルGraveyard Keeper 2
開発元Lazy Bear Games
販売元tinyBuild
発売日2026年9月23日
対応機種PS5, Switch, XBOX, PC
ジャンルライフシム, シミュレーション, ストラテジー
シリーズGraveyard Keeper
プレイ機種PC (ゲームパッド使用)

本作は『Graveyard Keeper』の続編であり、その後の物語となっているが、本作からプレイしても楽しめる。物語に繋がりはあるため、本作後に前作をプレイするのもおすすめだ。
本作開発元はその他に『Bloomtown: A Different Story』やPunch Clubシリーズなどを手がけており、それぞれ設定は異なるがシミュレーション要素が得意なデベロッパーだ。

Graveyard Keeper 2のストーリー

見覚えのある新たな墓守

Graveyard Keeper 2 ストーリー 地下牢に捕まっていた主人公

とある地下牢に捕えられていた、とある男性。
そこに現れた妖精から世界を救うよう命じられ、彼の鎖は解かれた。

この男性が主人公なのだが、前作『Graveyard Keeper』の主人公とそっくりだ。
が、本人には前作の記憶はなく、前作が始まる前までの記憶はある。
彼は交通事故に遭い、大事な恋人を残して異世界に吹っ飛んできた。
その経緯は前作主人公と全く同じであり、前作では異世界で目覚めた主人公は墓守となり珍騒動やら他人に言えないことをしでかした。

しかし、本作の主人公にはもう一つの記憶がある。
それは異世界に飛んできた主人公が赤い目の男の魔術によって2人に分裂し、本作の主人公はその片割れなのだ。
本人なのだが前作の主人公とは違う、しかし同一人物でもあるという謎の状態だ。

そして、妖精に命じられた「世界を救う」とは一体何なのかというと、実は前作後の世界にはゾンビが大量発生して町が崩壊しているのだ。
しかも、その元凶は主人公であり、そのため地下牢に捕えられていたのだという。
で、そんな世界を救うのも主人公ということらしい。

勝手に異端審問官

Graveyard Keeper 2 ストーリー ヘルベルトとの会話

ところが、主人公にはゾンビのことなど全く身に覚えがない。

地下牢で盗んだメダルを勝手に使って脱獄犯から異端審問官へとなりすまし、さらに墓守となることで空き家をせしめることに成功した主人公は、ことの真相を探り始めた。

どうやら自分によく似た男が何かやらかしたらしい。
しかし、その行方を追うには町に巣食うゾンビが邪魔だ。
というわけで、世界を救う話はよく分からないが、真相を突き止め、そして濡れ衣を晴らすため、新たな墓守はゾンビに立ち向かっていくことになる。

Graveyard Keeper 2の攻略情報

墓守生活

Graveyard Keeper 2 攻略 修道女との会話
七つの大罪が曜日名になっている

本作は、墓守そして異端審問官として暮らすライフシムゲーム。
ゲーム内では常に時間が流れている。
暦や季節はないが曜日の概念はあり、曜日によって利用できる施設や町の機能が異なる。

主人公にはスタミナゲージがあり、何らかの作業を行う度に消費する。
しかし、食事や睡眠をとれば回復することができる。
そして、就寝時間は決まっておらず、夜中だろうが行動できる。

スタミナゲージが尽きると作業を行うことができなくなるだけだが、スタミナゲージには狂気が発生する。
一定時間寝ずに行動していると疲労状態になり、そのまま作業を行うと狂気が発生し、スタミナゲージの上限値を削ってしまう。
また、特定の作業を行う際にも狂気が発生することがある(後述)。

狂気が発生すると、食事をしても睡眠をとってもスタミナ上限値が減ったままとなるが、特定の料理や疲労状態下で睡眠をとると狂気を減らすことができる。

ちなみにNPC達は曜日によってお店を営業したり行動が変わるが、彼らにも就寝時間などはなく曜日によってのみ行動が変化する。

クラフトもバトルもこなす

Graveyard Keeper 2 攻略 クラフト

墓守と異端審問官としてのお仕事はたくさんあり、ゲームが進行するほど利用できる機能や探索できる場所も増えていく。

  • クラフト
    • 自宅にクラフト設備を作り、資源を集めてクラフトする
    • 木工や料理などから錬金術も行える
  • 農業
    • 畑に種を蒔くと一定時間で収穫可能(水やり不要)
  • お墓
    • 定期的に運ばれてくる遺体を埋葬する
    • 埋葬前に遺体を解剖して資源を抜き取ることができ、クラフトに利用できる
      • 解剖時には狂気が発生することがある
    • お墓には美しさがあり、お墓用の装飾アイテムもクラフトできる
  • 典礼
    • 特定の曜日に教会で説教を行うことができる
    • 町への貢献度や教会の装飾に応じて集まる信徒数が変わる
    • 信仰と寄付金を手に入れることができる
  • 町の復興
    • バトルを攻略してエリアごと町を奪還していく
    • 奪還したエリアの建物を修復し、住民を増やしていく

大まかには上記のような仕事を行うことになるが、それと並行してNPCから依頼されるクエストも攻略しつつメインストーリーを進めていくことになる。

技術開発して、ゾンビも使役する

Graveyard Keeper 2 攻略 バトル
バトルでは自陣を守りつつ
敵陣を奪っていく

主人公は作業に応じて経験値を獲得し、作れるものや便利なパーク(パッシブスキル)を習得していく。
主人公の成長は大きく分けて2種類用意されており、互いに関連する部分もある。

  • 経験値を溜めて技術開発
    • 作業の種類に応じて3種の経験値を獲得する(赤、緑、青)
    • 溜めた経験値を消費して技術開発ツリーをアンロックすると、クラフトや建築できるものが増える
  • インスピレーションを溜めてパークを習得
    • 提示された目標を達成すると、分野ごとにインスピレーションを得る
      • 例えば一定数以上作物を育てると農業のインスピレーションを得る
    • インスピレーションを一定数得るごとに各分野のスキルポイントを獲得し、その分野のパークを1つずつアンロックできる

こうして主人公は多才になっていくが、1人でバトルや町の復興をこなすのは大変だ。
そこでお手伝いをしてくれるのがゾンビたち。

埋葬されるために運ばれてきた遺体を蘇らせてゾンビにし、作るものを指定したクラフト設備に配置すると作業を進めてくれる。
また武器や防具をクラフトしてゾンビに装備させ、バトルに出撃させることもできる。

さらにゲームが進行するとベルトコンベアなども使って工場を作ることができ、そこにゾンビを働き手として配置できる。

ちなみにゾンビ達も行った作業に応じて経験値を獲得し、それを消費して各分野のパークを習得することができる。

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レビュー【Graveyard Keeper 2】プレイヤーが1番悪い 墓守ライフシムゲーム続編

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Graveyard Keeper 2のレビュー

物語: キャラのクセが濃すぎ、ブラックジョークも満載

Graveyard Keeper 2 レビュー 賊との会話

本作の物語には前作が絡んでいる。
しかし、前作を知らない人は本作の主人公と同じ「事情が分からない」状態で物語を辿れる楽しさがあり、前作を知っている人は「え、結局そうなったのか」とか「前作で謎だった部分が解けた」となる。
どちらのプレイヤーも楽しめる作りになっている、上手い語り口だ。

物語の主軸はゾンビから町を取り戻し復興するというヒーロー的な立場なので物語に入り込みやすく、目的も明確でとっつきやすいためメインストーリーを進める意欲が続きやすい。

そして、NPC達は強烈だ。
意味不明な理屈でやたらと怒鳴ってくる修道女や、本人も重要キャラになるのは心外という占星術師や、「お前の方が体調が悪いんかい」とツッコミたくなる咳が止まらない医者など、クセ強めなご近所さんばかりだ。
町にはもちろん常識的な人もいるが、変わり者ばかりと知り合いになってしまう。
ブラックジョークやメタ的な笑いが多く、そこかしこで笑える。

一方で主人公は意外と正義感が強く、NPCからの意味不明な依頼もすんなり受け入れるので展開のテンポは良い。
NPCが強烈なので承諾せざるを得ないという面はあるが。

前作と比べると、本作では主人公がちゃんとNPCのために行動する場面もあり、主人公然としている。というか、クセ強めなNPC達のツッコミ役だ。
そのため、前作よりも幅広い人が物語に入り込みやすくなっていると思う。

操作性: 快適だが、説明は少なめ

Graveyard Keeper 2 レビュー 技術開発ツリー

木や岩など資源の前に来ると対応した道具を使用するので、自分でいちいち道具を選択しなくてよく、ゲームパッドでも快適にプレイできる。
好きな消費アイテムは4種までショートカットにも設定できる。

本作では建築できるエリアと種類が決まっており、例えば畑は庭にしか作れない。
建築の自由度は少なめだが、そのエリアの収納箱に資源を入れておけば自動的にクラフト設備で使用できる(ゾンビも使ってくれる)ので、アイテムの所在が煩雑にならず、持ち運びやアイテムの整理整頓も最小限で済むので楽だ。

ゾンビもしっかり働いてくれ、単純作業ではあるものの指示した通りせっせと働いてくれる。

ただ、チュートリアルやクエストの説明は不足気味で、ある程度自分で手探りしながら進めなければならない部分がある。
手取り足取り助言をしてくれないので、迷ったらまずは技術開発ツリーを眺めるのがおすすめだ。

進行不能なバグには遭遇していないが、バトル中にゾンビが何かに引っ掛かって動けなくなってしまうことがあった。
戦力が減ってしまい不利になるので、今後の修正に期待したい。

メニュー画面で全て確認はできるが、欲を言えばクラフトしたいレシピやクエストに必要なアイテムリストを画面上にピン留する機能も欲しいところ。

難易度: ゾンビが欠かせず、しっかり面倒くさい

Graveyard Keeper 2 レビュー 死体安置所

本作は攻略しがいのあるライフシムだ。
クエストは同時に複数発生し、自分で着々と技術開発を進めないと攻略が停滞する。
クエストを経るごとに必要になる技術や習熟度はガバッと上がるので、次々とクエスト攻略できるような生ぬるさはない。

しかも、習熟度を上げたり重要なクラフトには信仰も必要になり、クラフトばかりではなく毎週の典礼にも励まなければならない。
ところが典礼を開催するごとに町への貢献度を消費するため、のほほんと暮らしていても信徒が集まらない。
各要素がみっちり関連し合っており、全要素を満遍なく攻略しなければならないのだ。

一方で、クラフトや農業はゾンビを無駄なく配置すればどんどん進めてくれるので、しばらく散歩していても自宅で大量生産が進む。
しかし各クラフトにはそれぞれ一定以上の習熟度が必要となるため、農業特化型ゾンビや鉄製品エキスパートなど将来を見据えて育てなければならない。
工場設計含め計画を立てる面白さをしっかり味わえる。

バトルに関しては、バトルごとに目安となる攻撃力が表示されており、それを満たしていれば負けることはまずない。
バトル中は主人公自身も操作して戦えるので、ゾンビを囮にして主人公は敵の背後からチクチク攻撃するズルい戦い方もできる。

システム: モラルなど吹き飛び、クラフトに夢中になる

レビュー【Graveyard Keeper 2】プレイヤーが1番悪い 墓守ライフシムゲーム続編

上述もしたが、本作では各分野のクラフトが互いに関連し合っており、いずれも疎かにできないのが面白いところ。
1人でこなすのは大変で、つまりゾンビをどれだけ上手く使えるか考えるのが攻略の鍵を握っており、そこが面白い。

ライフシムや農業シミュレーションゲームでは、一つずつの作業をのんびり進めるのが楽しかったりするが、本作は自動化を楽しむライフシムとなっている。
しかもゾンビが単なる歯車ではなく、彼らの将来の成長を見据えて仕事を割り当てる、指揮官としての面白さも味わえるのが良いところ。
機械的な自動化も育成要素も組み込まれた工場を作り込むのが楽しい。

しかし完全にゾンビにお任せにしていては主人公の経験値が溜まらなくなるので、適宜自分でクラフトを行う楽しさを味わわざるを得なくなるのも憎いシステムだ。

さらに町の復興によって、目に見えて攻略した甲斐を感じられるのも嬉しいところ。
なかなか面倒なクエストも多い分、達成感も大きく味わえる。

そして墓守や信仰の要素は本作ならではの面白い要素で、前作から続く大きな魅力だ。
しかも本作では質の悪い遺体が良質なゾンビにもなるため、どちらを狙ってどこまで解剖するか、また「今週は皮膚が欲しいから遺体をたくさん届けてもらおう」とか、生命とか尊厳とか完全に無視したゲームプレイを味わえる。
ご遺体が資源がつまった宝箱に見えてくる恐ろしいゲームだ(褒めてる、いや、褒めていいのか?)。

芸術性: 緻密なピクセルアートで雰囲気も抜群

レビュー【Graveyard Keeper 2】プレイヤーが1番悪い 墓守ライフシムゲーム続編

本作は緻密なピクセルアートで描かれる。
なんとなく陰鬱だったり何が起こりそうな雰囲気が漂っており、可愛くなりがちなことが多いピクセルアートの異なる味を堪能できる。
本作開発元は過去作でもピクセルアートを採用しており、本作でもクオリティ高いグラフィックを楽しめる。

前作でも感じたが、デフォルメされたピクセルアートで良かったと思う要素は多い(フォトリアルな解剖だったら、プレイしたくなる人が減ると思う)。
そして工場自動化ゲームでは無機質になることが多いが、本作では活き活きとはしていないゾンビ達が働かされており、パッと見たら主人公こそ悪の親玉に見えてくる。それも本作のブラックな面白さだ。

BGMも怪しげな曲調で、イベント時のセリフはしっかりボイス付きとなっている。

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Graveyard Keeper 2の総合評価

Graveyard Keeper 2

Taca KGO

Graveyard Keeper 2 レビュー 攻略
物語の魅力
操作の快適さ
難易度バランス
システムの面白さ
芸術性


総合評価

ゾンビを育成しながら使役してクラフトを自動化する面白さにも町を復興していく達成感にも夢中になるライフシムゲーム。説明不足だったり不便な部分があるが、本作ならではの要素やブラックジョーク満載な物語にハマると時間があっという間に吹き飛ぶ面白さ。

4.2

長所と短所

良いところ

  • ゾンビを育てながら使役するクラフト経路を考えるのが面白い
  • ブラックジョーク満載な物語
  • 攻略しがいがあり、達成感も感じやすい

残念なところ

  • 説明不足なところが多々ある
  • バトル中にゾンビが戦力にならなくなることがある

こんな人におすすめ!

おすすめな人

  • 自動化含めクラフトの過程が好き
  • ブラックジョーク大好き
  • 忙しいほど燃えるタイプ

おすすめではない人

  • モラルを欠いたゲームプレイや物語が苦手
  • ほのぼのとしたライフシムを求めている
  • 自由な装飾や建築を楽しみたい

Graveyard Keeper 2に似ているおすすめゲーム

Graveyard Keeper

前作。本作の前に何が起こったか、本作に繋がる物語を体験することができる。
本作よりも主人公が悪事に手を染めることができ、ブラックジョークはやはり満載。歯ごたえもあり、本作後にプレイするのもおすすめ。こちらでも追加DLCを購入するとゾンビを使役できる。

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町中にベルトコンベアを敷くことができ、ロケット完成を目指しつつ、町の住民の問題も解決していく。本作とは異なり、穏やかな物語を楽しめる。

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この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

ゲームしているだけで幸せな大人ゲーマー。ジャンル問わず面白いゲームに飛びつき、特に探索要素が大好き。ゲーム情報を調べるのも大好きで、日々世界中から情報収集している。
keepgamingon.com の開設者であり運営者。

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