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FF16『ファイナルファンタジー16』レビュー: 召喚獣オールスター戦開幕

FF16 ファイナルファンタジー16 レビュー 攻略

過酷な運命を召喚獣の力で吹き飛ばすアクションRPGになったFF16『ファイナルファンタジー16』をネタバレなしで、攻略のコツと各要素の評価を交えてレビュー。

本作に似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

FF16製品情報

タイトルFINAL FANTASY XVI
ファイナルファンタジー16
開発元Square Enix
対応機種PS5
ジャンルアクションRPG
シリーズFinal Fantasy ファイナルファンタジー

PC版も開発中であることが発表されている。

FF16の攻略

ストーリー

不穏なヴァリスゼア

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 父と話すクライヴ

本作の舞台は、人間の暮らしも自然環境をも豊かにする魔法の源マザークリスタルが点在するヴァリスゼアという地。

しかし、マザークリスタル以上に豊かなのは人間の欲だ。各国はマザークリスタルを我が物にしようと小競り合いを続けていて、ヴァリスゼアはずっと情勢が不安定な状態にある。

そして、本作をプレイ中に何があっても絶対忘れてはいけないキーワードが、ドミナント

ドミナントとは召喚獣を身に宿す人間のことで、国同士の戦いで大活躍する選ばれし者だ。

そして、本作の主人公はロザリア公国の第一王子であるクライヴ。国を統べ民を守る召喚獣フェニックスのドミナントが生まれる家系のご長男さんだ。

ところが、彼はフェニックスを身に宿しては生まれなかった。FFの主人公だけど選ばれし者ではない!?

クライヴにおとずれる悲劇

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 イフリート登場の場面

ロザリア公国にドミナントがいないわけではない。クライヴの弟のジョシュアが召喚獣フェニックスのドミナントとして生まれている。

第一王子として気まずい立場のクライヴだけど、病弱な弟を守ろうとナイトとして腕を磨いていた。

しかし、クライヴの人生はある日一変する。

突然、同盟国であるはずのザンブレグ皇国に襲われ、父もジョシュアも失ってしまい、クライヴ自身はザンブレグ皇国の奴隷として捕えられてしまった。

クライヴの脳裏には、フェニックスの姿になったジョシュアが、謎の火の召喚獣によって無惨に痛めつけられていた記憶が焦げつくように残る。

あの火の召喚獣め、絶対許さんぞ。

ちなみに、ここには書いていない重要人物のアレコレや幼馴染ジルや可愛すぎる狼トルガルなど、後々に繋がる伏線も冒頭から大乱発している。

クライヴの運命が動き出す

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 クライヴとジルの再会

それから13年後、やさぐれ感をほんのり帯びた青年に成長した奴隷クライヴ王子に再び転機が訪れる。

ベアラーと呼ばれる奴隷たちの保護活動を行っているシドと出会い、奴隷生活から抜け出したクライヴはジョシュアの仇を討とうと動き出す。

しかし、クリスタルを介さず魔法を使えるベアラーが奴隷にされている歪な社会構造や、思想の異なる各国の争い、そして肝心のマザークリスタルの力が弱まっていること、そうした世界の現状を目にしながらクライヴの運命は大きくグネグネグルグルとうねっていく。

とんでもない事態に陥っていくヴァリスゼアの地で、クライヴの運命は一体どうなってしまうのか。

攻略のポイント

物語がぐんぐん進む

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 ワールドマップ画面

本作は、メインストーリーに沿ってワールドマップ上に様々なフィールドが登場し、そこから目的地を選んでプレイする。

本作はがっつり物語主導型のゲームであり、基本的に後戻りは出来ず、ダンジョンやバトルをどんどん攻略していく。

ワールドマップ上から拠点である隠れ家に移動すると、装備を整えたり、アイテムの買い足しなどができる。

再訪できなくなる地が多いけれど、拠点から攻略済みのダンジョンやクエストをリプレイすることが出来るので、取り逃がした宝箱などは後からでも回収できる。

サブクエストが発生することもあり、こちらはメインストーリーの合間に自由に攻略することが出来る。

クライヴのアクションバトル

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 バトル画面

フィールド上を探索中に敵と遭遇するとシームレスにバトルが始まる。

クライヴの基本アクションは、武器での近接攻撃と魔法での遠距離攻撃とステップ回避。

ジャスト回避と、敵の攻撃が当たるタイミングでこちらも攻撃を繰り出すと発動するパリィも可能で、成功するとスローモーションになり、有利に立ち回ることができる。

強敵やボスには体力ゲージとは別にウィルゲージがあり、ダメージを与えると敵の体力と共に削れていく(意志力というクライヴのステータスが高いほど削りやすい)。

ウィルゲージを50%削った際は一瞬、100%削った時は長めに敵が硬直状態になり、より大ダメージを与えられるようになる。

召喚獣の力をアビリティにして戦う

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 イフリートのアビリティを発動するクライヴ

クライヴは上述した基本アクションに加えて、装備した召喚獣のアビリティとフィートと呼ばれる2種類の召喚獣の力を使うことが出来る。

  • アビリティ
    • 挙動や効果が異なる攻撃スキル
    • その召喚獣の属性が付与される
    • クールタイムを経ると再使用可能
  • フィート
    • 召喚獣の力を借りた基本アクション
    • いつでも発動可能
    • 遠くの敵に一気に近づいたり、敵を引き寄せるなど立ち回りのサポートとして使える

召喚獣は複数装備できるので、バトル中には召喚獣を切り替えながら戦う。更に、各召喚獣には複数のアビリティがあるため、どれをバトル中に使用するかはあらかじめ選択しておかなければならない。

そして、バトル勝利時には経験値とアビリティポイントを獲得する。

経験値によるレベルアップで基礎ステータスが上昇し、アビリティポイントで各召喚獣の新アビリティをアンロックしたり強化することができる。

召喚獣合戦

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 ガルーダとイフリートのバトル

本作の大きな目玉は召喚獣合戦

召喚獣同士でのバトルは毎回状況が全く異なり、バトルの最初にチュートリアルが表示されることも多い。

バトルの途中ではQTEが発生し、成功するとダメージを与えたり攻撃を回避することも出来る。

しかし、召喚獣合戦は完全なるイベントバトルではなく、ゲームオーバーになってしまうこともあるので、回避含めてちゃんと立ち回らなければならない。

FF16の評価と感想

物語の面白さ

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー クライブとジョシュアの会話

熱い。物語が熱すぎる。もはやイフリートの炎で物語全体が灼熱地獄(褒めてる)。

ネタバレになる事件ばかりが起こるので詳しくは書かないけれど、人間臭さのあるファンタジーにグイグイ惹き込まれる。

テンポが良くてワーッと進んでいく。ただ、おそらくチュートリアルを兼ねるためだとは思うけれど、妙にチマッとしたことをさせられることもある。その差が大きいので「えっ、これだけ?」と思ってしまうこともある。

本作の舞台はもちろん架空の世界だけど、物語に強く感情移入できるのは世界設定がしっかりしているからだ。

古の文明、召喚獣や奴隷のいる社会構造、国ごとに違う文化や思想など物語の「静」な部分がしっかり練られているので、急展開していくクライヴの物語が「動」としてより一層活きてくる。

物語が急展開で進んでいる時は、現実に戻される隙がない。「なになに!?」「どうする?どうする?どーするぅう!?」と画面の前で思わず叫んでしまう。

ただ、メインキャラ達以外やサブクエストにはあまり厚みは感じられない。メインストーリーに集中して一気に進む方が楽しめるゲームだ。

キャラクターの魅力

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー 怒るベネディクタ

情勢不安定な世界ということもあり、各キャラはそれぞれの覚悟を持って生きていてかっこいい

敵であろうと、その想いを知るとグッと胸に来るものがあり、数秒後にハッと我に返って「いや、だからってさっきまでの非道な振る舞いを許したらダメだ!」と慌ててしまう。

主要キャラたちは、いい歳した大人が多いけれど、「とにかくみんな一旦落ち着け」とツッコミたくなるほど活きが良くてギラついている

一方で主人公クライヴはというと、見ていて可哀想になるほど過酷な人生を歩む。それでも王子様としての天性の気品を備えているのか、ブチ切れて怒っても善き人だ。

クセ強すぎなドミナントが多いなか、主人公は尖っておらずプレイヤーの感情を邪魔してこない。クライヴに感情移入するというより、主人公に関わるキャラの方に感情移入してしまう方が多い。

あと、絶対に言及しておかなければならないのが、狼トルガルの可愛さ。辛い展開が続くと撫で撫でしたくなるFF16における最大の癒しだ。

操作の快適さ

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー シドと共闘するクライヴ
NPCは自動で共闘してくれる
狼トルガルには指示出し可能

バトルはサクサク爽快だ。

スキルを発動している最中でも召喚獣を切り替えることができて、どんどんアクションを繋げられるのが気持ち良い。ひたすらバトルしていたい病にかかる。

当たり判定は甘めで、スキルや回避のボタンを押すタイミングの方が重要。でもジャスト回避などのタイミングは厳しくもないので、とっつきやすい。

正直なところ、カメラ追従は弱めだったり、敵のロックオンがL1ボタンだったり、同ジャンルの他の多くのゲームと異なる操作感に最初は違和感を感じた。でも、慣れれば操作方法は分かりやすくて問題なし。

ただ、マップ情報を見れないのが気になった。エリアマップを見れる場所もあるけれどミニマップは表示されず、マップ関連は不便だ。

没入感を高めるため敢えてマップ情報は実装しなかったそうだけど、似通った景色が続いたり暗くて見づらい場所が多くて分かりにくいので、探索大好きな身としては「行ってない場所はないかな?」と気になってしまう。

本作では各ダンジョンはリプレイ可能なので、リプレイ時だけでもマップ表示可能などの機能があると良かった。

また、左スティックを倒し続けるとダッシュ移動になるけれど、効かないことが多い(場所によるのかな?)。任意のタイミングでダッシュ出来る方が分かりやすかったと思う。

難易度バランス

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー ジルと共闘するクライヴ
スタン中の敵には
与ダメージ量が増えていく

本作では、ストーリーフォーカスとアクションフォーカスのどちらかを選択できる。これが難易度設定にあたる。

ストーリーフォーカスの方がアクション操作が簡単。更に自動回避など便利な指輪によって、難易度をもう少し細かくいじることが出来る。

幅広い人が楽しめるのがFFの良さだ。指輪によってプレイヤーごとに苦手な部分を補えるシステムは面白い。

私はアクションフォーカスで指輪全て無しでプレイした。それで特に苦戦なくサクサク進むので、個人的には歯ごたえはゆるめな印象だ(ぬるいわけではない)。

でも、この難易度バランスだからこそ、アクションの面白さを感じつつも本作のメイン料理であるクライヴの物語を良いテンポで味わうことが出来る

もちろん、やり込み要素である強敵討伐などでは歯ごたえのあるモンスターに挑むことができる。

ゲームシステムの面白さ

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー アビリティのアンロック画面

本作は、ゲームプレイだけ見るとオーソドックスなアクションRPGであり、JRPGだ。

ところが、物語の盛り上がりを体験させる手法が上手くて、ゲーマー心の炎に燃料を注いでくれる。

ものすごく乱暴に書くと、最初から最後まで操作するカットシーンゲームだ。実際に召喚獣バトルやボス戦などでは操作しながらイベントが進むし、ドラマティックな展開が続く。

良い意味でも悪い意味でも「細かいことはいい!クライマックスを詰め合わせてみたぜ!」という感じ。

そのせいで、合間のチュートリアル的なイベントや妙なお遣いクエストなどの薄さが逆に気になるようになってしまい、メインストーリー以外では作業感を感じやすいのが残念。

しかし、合間でもバトルは楽しくて、FFシリーズファンとしては、召喚獣をたっぷり堪能できるのがかなり嬉しい。しかも、変にデフォルメされず、まさに想像通りの召喚獣のまま大暴れしてくれる。

私はFFシリーズ過去作のプレイ時には、MPを節約して召喚獣をあまり呼ばずにプレイすることが多かった。そんな貴重な召喚獣の力をドカーンドッカーンボッカーンと連発出来るのは感動もひとしお。

過去作では序盤に習得するものの使わなくなることが多かったイフリートが、こんなにスポットライトを浴びるとは!自分でもよく分からない謎目線で大暴れするイフリートを微笑ましく見守っていた。

やりこみ要素の楽しさ

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー キーワード解説画面

サブクエストや強敵討伐、拠点のBGMを変えられる楽譜集めなどの収集要素が、分かりやすいやり込み要素。

また、拠点には語り部さんがいて、物語に登場したキーワードの説明を読むことが出来る。

こうした説明は、クエスト中には進行中の物語や場所に関係ある人物や歴史についてのみ読むことができる。個人的にこの機能がすごく気に入っていてで、他のゲームでも採用して欲しいほど。

その時に必要な情報だけが簡潔に得られて、キャラが話の腰を折りまくって説明に徹する必要もなくなる。しかも、補足情報も得られて物語がよりよく分かるので、適時目を通しておくのが一番おすすめのやり込み要素。

また、ストーリー上のダンジョン攻略リプレイもやり込み要素。己のアクションの腕を磨くアーケードモードなども楽しめる。ただ、物語の先が気になってしまって途中でリプレイする気はほぼ起こらなくなるけれど。

また、追加DLC2本では新たな物語や強敵に挑むことができる。

FF攻略なら、やはりアルティマニア!

グラフィックの芸術性

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー オーディンの出撃シーン

高精細な3DCGで描かれる。エフェクトや背景も美しい。

特に召喚獣のカッコ良さが突き抜けていて、登場する度に見惚れてしまう。

また、召喚獣が登場すると、一般兵たちが踏み潰されたり、地割れや大火事など天変地異ともいえる大災害になる。過去作では召喚獣の攻撃はかっこいい演出としてしか見ていなかったけれど、本作では恐ろしく凄まじいリアルな面も体感することが出来る。臨場感たっぷりだ。

ただ、グラフィック格差(?)が目についてしまうのが残念。

重要キャラとモブキャラ、動かない背景と動く物のクオリティに差を感じてしまう。カットシーン以外の会話時などでは動きの硬さも気になってしまう。

モブキャラはみんな顔が似ているし、オブジェクトが周囲と馴染まず浮いて見える場面も多く、しっかり描き込まれている重要キャラとの違いに不自然さを感じてしまいやすい。

物語の展開でも感じるけれど、各要素で盛り上がる場面と平常時の差が大きいので、どうしても目についてしまう。

サウンドの魅力

FF16 final fantasy xvi ファイナルファンタジー16 レビュー ヴァリスゼアの遠景

本作の物語は重い。悲劇や切ない場面も多い。面白いけれど、暗い展開が多めだ。

ところが、プレイしていると意外と元気にファンタジーしている気分だ。これはBGMパワーによるところが大きい。

熾烈な召喚獣バトルや過酷や場面でも、BGMはテンション上がる燃えるメロディが多くて、ズーンと暗くならない。

悲しい場面ではBGMも全力で泣かせつつ、場面が変わるとBGMがぶつ切りになる時もあるけれど、また気持ちを盛り上げてくれる曲が流れてくる。

BGMがプレイヤーの気持ちを良い意味で操ってくれる。実はBGMがFF16の真の黒幕かもしれない。

サントラはこちら

本作と似ているゲームや関連作は更に下へ

レビューのまとめ

おすすめな人

  • 物語を楽しみたい
  • 爽快バトルが大好物
  • FFといえば召喚獣でしょ!

おすすめではない人

  • 自由度の高いゲームが好き
  • 辛い展開は見たくない
  • 高精度なアクションバトルを求めている

総合評価良いところ&残念なところ

FF16『ファイナルファンタジー16』レビュー: 召喚獣オールスター戦開幕
総合評価
( 4 )
メリット
  • テンポ良いドラマティックな物語
  • サクサク爽快バトル
  • 気持ちが昂るBGM
デメリット
  • マップ情報周りが不便
  • プレイ体験の密度やグラフィックなどクオリティが一貫していない

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FINAL FANTASY XVI ファイナルファンタジー16
https://jp.finalfantasyxvi.com
© SQUARE ENIX CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. LOGO ILLUSTRATION: © 2020 YOSHITAKA AMANO
FINAL FANTASY, SQUARE ENIX and their respective logos are trademarks or registered trademarks of Square Enix Holdings Co., Ltd.

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この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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