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最近のゲームは、サウンド面にこだわったものが増えてきている。特に超大作のサウンドは映画並みの迫力で開発されていることも多く、ゲームへの没入感は半端ない。
そして、次世代ゲーム機のPS5やXbox series Xでは、音響技術もパワーアップ。

となれば、やはり聴く環境を整えたくなるもの。
で、良い音でゲームと言えば、ヘッドフォン、もしくはヘッドセット。だけど、長時間付けてると重いし、耳も疲れる。あと長時間のヘッドフォン使用は健康にも悪いって聞くし。
快適に、臨場感たっぷりな良い音でゲームしたい!
というわけで、ゲームのプレイスタイル別におすすめなスピーカーを選んでみた。
- ゲーム音楽が好き
- 臨場感たっぷりにゲームプレイしたい
- 次世代ゲーム機もしくは高性能なゲーミングPCを買った
- ヘッドフォンはあまり好きじゃない
ちなみに、私は音響技術はど素人だし、高性能な耳ってわけでもない。普通にゲーム音楽好きなゲーマーが「良い!」「導入しやすい!」と思うスピーカーを選んでみた。
ゲーミングモニター向け
モニターをデスクに置いて、オフィスチェアやらゲーミングチェアに座ってゲームする環境向け。画面との距離が近くなるプレイスタイルだ。

このスタイルの場合、PCやコンソール(家庭用ゲーム機)向けゲームでも、1人でプレイする場合が多い。ヘビーゲーマーの人は、このスタイルが多いと思う。
ゲーミングモニターでプレイする場合では、PC向けに作られているスピーカーから選ぶのがおすすめ。モニターの左右にスピーカーを置き、近距離で聞くため作られている。
テレビじゃなくても、かなりの臨場感が味わえるし、音から敵の位置も分かりやすい優れものは以下の商品。
動画視聴や音楽再生など、スピーカーとして高品質な商品ばかりだ。
Bose
音質に定評があるBoseのPC向けスピーカー。
「Boseの音じゃないと満足できない!」というファンも多く、ゲーム以外でも最高の音が味わえる。
Companion 20 multimedia speaker system

Boseならではの迫力のある音が楽しめる、サブウーファー無しでも低音がしっかり響くパワフルなスピーカー。
くるくる回して音量コントロールするタッチ式のコントロールポッドが特徴的。
このコントロールポッドを経由すると2台目からの入力も出来るし、ヘッドフォンへの出力も出来る。「今はヘッドフォンでプレイしよう!」と思った時も、簡単に切り替えられるわけだ。
コントロールポッドにタッチするだけで、一瞬でミュートになるのも便利な機能。
このコントロールポッドはスピーカーとは別に動かせるので、ゲーム機やモニターを避けて好きに配置することが出来る。
スピーカー本体はコンパクトなので、ゲームモニターの両脇に配置しやすい。
設置が簡単なのにBoseの高音質ががっつり味わえる。個人的にオススメなスピーカー。
bose.co.jp
- パソコンでサウンドを聴くために開発されたワイドな2chサウンドステージを生み出す、独自のTrueSpace®ステレオデジタル処理回路
- 万能のコントロールポッドに回転式のボリュームコントロール、ワンタッチ式ミュート、ヘッドホンジャックを搭載、MP3プレーヤーやタブレットなど2台目の音源も接続できます
- 最新のポートデザインとドライバにより強力な低音の性能が生まれ、豊かでナチュラルなサウンドが部屋を満たします
- 独自の統合信号処理により、すべての音量レベルでライブ感溢れる性能を発揮します
- アクティブ・エレクトロニクス・イコライゼーションによって低音、中高音のバランスをとり、よりナチュラルな音色と明瞭さを実現します

Companion 2 Series III multimedia speaker system

上記の『Companion 20 multimedia speaker system』よりお手頃価格。
それでも、PCやモニター自体のスピーカーや激安スピーカーでは体験できないBoseな高音質が味わえる。
bose.co.jp
- 高品質なオーディオ性能、すべての音量でクリアなサウンドを実現
- 幅広い、ライブに近いサウンドを提供する2つのエレガントなスピーカー
- 機器を追加するときは、予備の入力ジャックに接続
- 右スピーカーの前面にボリュームコントロール/ヘッドホンジャック

YAMAHA
NS-B330

YAMAHAと言えば、繊細で美しい音。それをしっかり堪能できるのが、こちら。
DSD 5.6MHz&PCM 384kHz/32bitに対応し、USB DAC機能搭載。YAMAHAさんによると、ハイレゾ音源を本来のクオリティで聴くことが出来るという技術ということだ。
大きめではあるけれどデスクに乗るサイズで、ウーファー付き。
そして、高機能。無線LAN接続が出来て、ゲーム機以外からも入力し放題。更に、Spotifyやインターネットラジオのストリーミング再生にも対応している。
yamaha.com
- DSD 5.6MHz&PCM 384kHz/32bitに対応し、さまざまなハイレゾ音源を本来のクオリティで再生するUSB DAC機能
- クリアで開放的な音のためのバイアンプ構成アナログ方式パワーアンプ
- D/Aコンバーター出力~パワーアンプ入力間にバランス伝送方式を採用し、左右スピーカーの音質差を最小化するとともにS/Nも向上
- 新設計のハイレゾ対応スピーカーユニット群
- 伝統の三方留め構造と肉厚MDFを採用し、音の精度を高める高剛性エンクロージャー
- Wi-Fiやアプリ操作、Bluetooth®オーディオ機能など使いやすさを高める豊富な機能

NX-B55

上記NX-N500よりお手頃価格でコンパクト。でも、ちゃんと音に厚みが出る高コスパ製品。
少し斜め上を向いたデザインが特徴的。このデザインが、音を響かせ広がりをもたせるための計算された設計になっている。
しかもBluetooth対応なので、ゲーム機以外のデバイスも接続しやすくて便利!
yamaha.com
- スマートフォンやタブレットから、音楽コンテンツをワイヤレス再生できるBluetoothに対応
- コンパクトでも迫力あるサウンドを創出する、こだわりの高音質設計
- 「おまかせミックス機能」「オートスタンバイ機能」を搭載して、手軽に使いやすく
- コンパクトで上質なデザインに、チタン色のプレートで高級感をプラス
ゲーミング特化スピーカー
ゲーミング専用に開発されたスピーカーも、発売されている。ゲーミングといえば、そう、光る。とにかく派手にいろんな色に光る。
もちろん、ただ光るだけじゃなくて、ゲーム音に適したチューニングになっているのも大きな魅力。ゲーミング機器メーカーから発売されていることが多い。
JBL Quantum Duo

大手音響メーカーのJBL。プロも使うメーカーで、間違いのない高音質だ。
JBLにはゲームに特化したJBL Quantumシリーズがあり、FPSなどで敵の位置を聞き分けたり、ゲームの世界に没頭できる技術が使われたヘッドセットが発売されている。
そんなJBL QuantumシリーズのスピーカーがJBL Quantum Duo。
足音からド派手な音までバーチャルサラウンド技術で立体的に響かせてくれる。しかも、ゲーム専用にチューニングされている。
そして、ゲーミングならではのライティング。プリセットのライティングパターンもあるしカスタマイズも可能。
しかも、Bluetoothでスマホなどから音楽ストリーミングした場合には、サウンドに合わせて光り方が変化するという、視覚的にも楽しめる機能が搭載されている。
jp.jbl.com
- ネオジムマグネットを搭載し大きなピストンモーションで空気を震わせる63mm径ウーファーと、ソフトドームツイーターを搭載した本格的な2ウェイ構成。
- Dolby Digitalテクノロジーとともに、JBL独自のサラウンドサウンド技術を搭載、リアルな音場感を演出します。
- ライティングコントロールボタンで、その瞬間の雰囲気に合わせたカラーに簡単に変更できます。明るさ調整も可能。

G560 LIGHTSYNC PCゲーミング スピーカー

様々なゲーム向けの周辺機器を発売しているロジクール。特にPCゲームをプレイする人にとっては馴染み深いメーカーだと思う。
そんなロジクールから発売されているのが、「これぞゲーミング!」なスピーカー。ど派手だ。
どっしりしたサブウーファーとコロンとしたスピーカー2つ。このコロンとしたスピーカーが色とりどりに輝く。
ライティングはカスタマイズできるだけでなく、ゲームのサウンドに合わせて色が変わる。また、本商品向けにゲーム開発元がライティングパターンを配信しているゲームまである。
また、Bluetooth接続でスマホなどから音楽を流すと、高音や低音に合わせてライティングの色が変わる。もはや自宅がクラブ化してしまう派手っぷりだ。
gaming.logicool.co.jp
- ライトと色を画面の表示やオーディオのリズムと同期させることも、デベロッパーがプログラムした特殊なライト エフェクトを楽しむことも可能です。
- 約1,680万色でカスタマイズしてムードを演出し、ゲームをもっと楽しみましょう。
- 最大出力240W(RMS出力120W)の軽量で高耐久の金属製ドライバーが、重厚なダウンファイアリング サブウーファーと2基のサテライト スピーカーで透明感のある、ピュアな音を奏でます。

テレビ向け
大画面でゲームプレイする環境向けのスピーカー。
リビングなどでゆったりゲームをする人は、このスタイルが多いと思う。大画面の迫力とともに臨場感たっぷりの音が味わえるスピーカーを選んだ。
画面から離れて座ることになり、スピーカーを置く場所もパソコン向けとは大きく異なってくる。
テレビ向けスピーカーは
- サウンドバータイプ
- ホームシアタータイプ
の2種類に大きく分かれる。
サウンドバーは設置が楽。ホームシアタータイプは、もはや映画館でゲームしている感覚が味わえる。
Bose
Bose TV Speaker

長年大人気だったSolo 5 TV sound systemの後継機。
低音もしっかり響くパワフルなサウンドバー。「BASS」ボタンを押すと更に低音を強く響かせることも出来る。
ボス戦など激しいBGMや派手に効果音が飛び交うバトルの迫力が更に増す。
また、人の言葉が聞き取りやすくなる便利な機能が搭載されている。セリフの字幕を表示せずにゲームしたい派にもオススメ。もちろん、ドラマや動画を見る時に活躍。
bose.co.jp
- Bluetooth接続に対応
- コンパクトなボディながら驚くほど豊かな低音を再生。専用リモコンの「BASS」ボタンを押すと、低音をさらに強めることができます。
- ダイアログモードをオンにすると、視聴中の番組を分析して人の声が強調されるため、一語一句を明瞭に聴き取ることができます。
- 付属の光デジタル音声ケーブルまたはHDMIケーブル(別売)を使用してテレビに接続するだけで、すぐに使えます。
もっとこだわってみたいなら、サブウーファーを追加して、更に迫力を増すことも出来る。
YAMAHA
YAS-209

YAMAHAの美しい音質がサウンドバーでも味わえる。
ワイヤレスで接続できるサブウーファー付き。そして、5.1chサラウンドを擬似的に作り出す技術で、音に包まれる体験ができる。
Amazon Alexaも搭載されているので、スマートスピーカー生活も可能にしてくれる。
yamaha.com
- YAS-209に内蔵されたAlexaに話しかけるだけでサウンドバー本体の操作や、スマートホームデバイス、音楽再生などを簡単に操作出来ます。
- バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応し、前方・左右・後方に加え、高さ方向の音場もバーチャルで再現する3Dサラウンドモードを搭載しています。
- 付属のワイヤレスサブウーファーは自動でサウンドバー本体と接続し、お部屋の好きな場所に置ける優れた設置性でインテリアを邪魔しない上質なシアター空間を提供します。

SONY
HT-A7000

PlayStationはSONY製。それならSONYのスピーカー。同じメーカーなので、やはりPlayStationとの相性抜群。
というだけの理由ではなく、純粋にスピーカーとして評価が高い。
部屋の天井や壁を認識して、音の反射を利用してサラウンド体験ができるという優れもの。
本体内にサブウーファーが内蔵されていて、1本のサウンドバーだけど7.1.2chのサラウンドシステムがまとまっている。
ドルビーアトモスやDTS:Xにも対応しているし、とにかく音に包まれるという体験ができる最強サウンドバー。
別売りスピーカーも用意すれば、ホームシアター状態にもできる。
sony.jp
- 本体両端上部のイネーブルドスピーカーによる天井からの音の反射で高さ方向、本体前面両端の新開発ビームトゥイーターによる壁からの音の反射でワイドな横方向の表現力を実現。
- サブウーファーは本体中央のセンタースピーカーの両側に2つのユニットを配置するデュアルサブウーファーを搭載。パワフルで迫力ある低音を楽しめます。
- 従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応しました。
- ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)は、HT-A7000と別売専用リアスピーカーを組み合わせて使用することで、3体のリアルスピーカーからの音の波面を合成し、複数のファントムスピーカーを生成します。
- 自分の好みや環境に合った低音・サラウンドサウンドに拡張するためサブウーファーとリアスピーカーを別売りでご用意。



HT-A3000

もっとリーズナブルで省スペースなサウンドバーなら、HT-A3000。
上記HT-A9000より価格は抑えめだけど、立体音響再現機能が搭載されていて、Dolby AtmosにもDTS:Xにも対応している。
機能は絞られているものの、コンパクトで高コスパ。手を出しやすいスピーカーだ。
こちらも別売りサブウーファーや別売りリアスピーカーを組み合わせることも可能。
sony.jp
- 高さ方向の立体音響を表現する「Vertical Surround Engine」を大画面テレビに合わせて最適化し、さらに前後左右のサラウンドを表現する「S-Force PROフロントサラウンド」を高さ方向に拡張。
- 従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応しました。
- ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)は、HT-A3000と別売専用リアスピーカーを組み合わせて使用することで、3体のリアルスピーカーからの音の波面を合成し、複数のファントムスピーカーを生成します。

ネックスピーカー
最近流行っているネックスピーカー。首に掛けるタイプのスピーカーだ。
マンションなどで騒音が心配だったり、同居人などゲームをしていない人に迷惑をかけたくない時に便利なのが、1人が聞くために作られたネックスピーカーが最適。
周りは静かで、でも掛けてる本人は臨場感たっぷりに音が味わえる商品だ。
ネックスピーカーにも、ゲーミング向けモデルが発売されている。
SC-GN01

パナソニックが『ファイナルファンタジー14』サウンドディレクターの祖堅さん達と共同開発したという、本気のゲーミングネックスピーカー。
擬似サラウンドではなく、本人を包むように4chスピーカーが配置されている。
ネックスピーカーは小型だけど、低音を仮想再生する技術も使われていて、音の迫力がしっかり味わえる!
さらに、プレイするゲームジャンルによって変えられる3つのモードが搭載されている。
- RPGモード
- とにかく臨場感増し増し
- FPSモード
- 足音から敵の正確な方向が分かる
- ボイス強調
- セリフが聞き取りやすい
ちなみに音楽再生や映画視聴に適したモードも用意されていて、ゲーム以外でも大活躍。
ネックスピーカーの便利さと、音にこだわってゲームプレイしたい希望を叶えてくれるオススメのスピーカー。
ちなみにマイクも付いているけれど、ボイスチャットにBGMが干渉しないエコーキャンセルマイクが搭載されている。
panasonic.jp
- 首元を囲む様にレイアウトされた前2つ後ろ2つのスピーカーが、本格的なホームシアターシステムでしか得られなかった、ゲームの世界の中心にいる様な音場でプレーヤーを包み込みます。
- 低域部分を仮想再生する「H.BASS」技術により、コンパクトなスピーカーでゲームプレイに十分な低音を再現しています。
- プレーするゲームソフトに適した音響効果に切り替えることができるので、ゲームシーンをよりリアルに再現し楽しむことができます。
- 全体のフォルムやサイズをはじめ、シリコンゴム製のパッドを使用するなど、細部にまでこだわった独自のデザインを採用。
- 音の低遅延を重要視するゲーマーの志向に向き合い、周囲の変化に即反応できるよう、USBケーブルでの有線接続を採用しました。


ゲーム環境をもっと快適に!