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『Hero Emblems 2』とは、HeatPot Gamesが開発したパズルゲームでありRPG。
高く評価されている前作『Hero Emblems』の続編だけど、直接物語が続いているわけではない。
本作はiOSでプレイ可能。iPadでもiPhoneでも縦持ちでプレイする。
ちなみに、本作は買い切りアプリであり、課金要素はない。
本作の特徴や魅力、そして実際にプレイして感じた感想と各要素の評価をネタバレなしでレビュー。本作に似たゲームも紹介する。
画像はタップもしくはクリックすると拡大して見れます。
ゲームが始まると、絶賛おつかいクエスト中の4人。
ひたすら面倒くさがりな隊長チャック。
チャキチャキとみんなを仕切るオデリア。
寡黙すぎて声が聞こえないけど頼れるイタチ族のルシアン。
クールな魔法使いだけど、ネコ族なので語尾が可愛く「にゃん」なシド。
4人はナイトブリゲードというバウンティハンターとして依頼をこなす日々を送っている。
舞台となる世界は、ちょっと不穏な状況。
お城が閉鎖されており、王様は気が狂っているなどと噂が流れ、市中の治安は悪化の一途を辿っている。
そんななか、4人は盗賊に襲われていたエルフ族のドロレスに偶然出会い、救出する。
ドロレスは負傷したせいか「人族の王子を助けなければ」という使命以外の記憶をなくしてしまっている。
どう見ても危なっかしいので、4人はドロレスを仲間に加え同行することに。
4人は、ドロレスの「王子を助ける」という使命に付き合って、閉鎖されているお城に忍び込む。
そこで目にしたのは、お酒を飲んだ途端にネズミ族に姿が変わってしまったロイ王子。
そして、何者かに殺された王妃を発見してしまう。
というわけで、その場に居合わせた4人とドロレス、そしてロイ王子(ネズミな見た目なので弁明不可能)はお尋ね者になってしまう。
こうして6人は、全ての謎を解き明かすため、そして、その裏にいる悪を打ち倒す旅に出ることに。
本作は、ワールドマップ上から街やダンジョンを選んで進んでいく。
ワールドマップはすごろくのような見た目になっていて、ダンジョンなどがない地点でもランダムエンカウントバトルが発生する。
各キャラは、ダンジョン踏破後などに経験値を獲得してレベルアップしていく。
街では、装備品の売買とサブクエスト受注などが可能。
バトルでは画面が上と下の半分に分かれ、上では仲間や敵が動き、下半分は3マッチパズルとなっている。
で、操作するのは各キャラに対応した紋章が並ぶ3マッチパズル部分。
同じ紋章を縦か横に3つ並べると消える。そうするとその紋章の持ち主であるキャラが1回攻撃する。
4つを同時消しすると2回攻撃する。5つなら3回攻撃。
オデリアはHPが最大値でない仲間がいる場合、体力回復を行う。
ルシアンはアーマー値が最大ではない仲間がいる場合、アーマーを修復してくれる。
パズルなので、もちろん連鎖も起こる。
その場合、連鎖して消えた紋章の持ち主キャラ全員が総動員で敵を殴る。
上述の通り、多くの紋章を一気に消せば1ターンでたくさん攻撃できるわけだけど、それだけではない。
4つ以上の紋章を消した時には、魔法発動できるキラキラ光る紋章が1つ生まれる。
次のターン以降に、その光る紋章も含め3つ以上並べて消せば、強力な魔法やスキルを放つことができる。
紋章を同時に4つ消した時は魔法紋章、T字かL字で5つ消した時は高級魔法紋章が出現し、それぞれに対応したスキルを発動できる。
スキルは街などで購入することが出来て、メニュー画面でセットしておく。
また、直線で5つ紋章を並べた時はスーパーな紋章が出来て、この紋章を使うと各キャラの究極魔法を放つことができる。
物語の面白さ
3.5
パズルゲームだけど、ちゃんとRPGであり物語が楽しめる。
仲間達は個性豊かで、それぞれちょっと気になる過去を持っている。
「カジュアルな感じだろうなあ」と思ってたら、意外と話は複雑。
でも、めちゃくちゃ濃厚なドラマってわけではなく、イベントシーンはサクッと進むのでスマホでプレイするのにちょうど良い。
日本語ボイス付きなんだけど、日本語翻訳はやや妙なところがある。
でも、「訳分からなくて興ざめする」ってほどではなく、しっかり楽しめる。
キャラクターの魅力
3.5
イタチやネズミ、カエルまで獣人がたくさん登場する。
それだけで楽しい。
仲間達はそれぞれ性格が違い、仲間内だけの会話でもにぎやか。
操作性
4.0
操作はほぼパズルの部分。
スイッスイッと紋章を動かして、ババババッと連鎖が起きていくのがめちゃくちゃ気持ち良い。
パズルに熱中してしまって画面の上半分を見るのを忘れてしまい、気づいたら仲間の残りHPが減ってて焦ることも。
それくらいパズルが気持ち良い。
難易度バランス
4.5
物語と同じく「難易度はカジュアルかな」と思っていると、しっぺ返しを食らう。
ちゃんとレベル上げや装備品集めをしないと吹っ飛ばされる。
しっかりRPGだ。特に装備品は重要。
もちろんパズルの上手さも必要。連鎖や4つ以上消しを狙って手数を増やさないとジリ貧だ。
でも、いわゆる純粋なパズルゲームとしての3マッチのパズルとは違う。
敵や戦況に応じて使いたい魔法が変わるし、ボス戦のためにスーパー紋章を作って温存しておいたり。
「どんどん消したもん勝ち」ではない。戦略を立てるパズルという面白い難しさが楽しめる。
ゲームシステム
4.5
3マッチパズルとRPGの歯ごたえや面白さが共存している。
スキルの組み合わせやパーティメンバーの入れ替え、その時消すべき紋章の種類など戦術を考える面白さも味わえる。
また、毒や呪いなどのデバフや宝箱を開ける鍵さえもパズルで攻略するのが面白い。
どちらかがオマケってわけでもなく、パズルとRPGの長所がしっかり組み合った良いゲーム。
私は前作もプレイしているんだけど、明らかに進化してる。
スマホ向けのパズルゲームは課金ゲームが多いんだけど、本作は買い切りアプリなので実力で攻略することになる。
課金ゲームももちろん良いんだけど、歯ごたえに燃えたいゲーマーとしては、こういうスマホゲームの存在はありがたい。
やりこみ要素
4.0
サブクエストやフィールド探索して手に入る宝箱など、やり込み要素はしっかりある。
大体のRPGだとサブクエストこなしてレベル上げしようってなるんだけど、本作はサブクエストの方が難易度が高いことが多い。
メインストーリーのボスに負けることはほぼないんだけど、そのノリでサブクエストのモンスター討伐に行くとぶっ飛ばされる。
グラフィック
3.5
メニュー画面などではキャラは8頭身だけど、ゲームプレイ時はデフォルメされた2頭身ちびキャラ。
可愛くてカジュアルな見た目だ。
上述してきたけれど、ゲーム内容はカジュアルなわけじゃないので、見た目に騙されてはいけない(良い意味で)。
サウンド
4.0
バトル時のBGMはカッコいい曲ばかり。
楽しい雰囲気ではあるけど、「冒険してます!戦ってます!」て気分が盛り上がる。
4.0
物語の魅力
ゲームプレイの快適さ
ゲームとしての面白さ
芸術性
パズルもRPGもしっかり楽しめる
3マッチパズルが活かされたシステム
成長要素やサブクエストも楽しめる
3マッチパズルの操作感が気持ち良い
日本語翻訳が妙な部分がある
たっぷり楽しめるスマホゲームを探している
3マッチパズルが好き
課金に頼らないスマホゲームが好き
物語を楽しみたい
サクサク攻略できる難易度がいい
3マッチパズルが嫌い
本作の前作。本作と同じく3マッチパズルとRPGが楽しめるスマホ向け買い切りゲームアプリ。App StoreのBEST OF 2015にも選ばれている。
歯ごたえのあるスマホ向けパズルゲームならこちらもおすすめ。ひと筆書きでモンスターを消していく高評価作。
紋章を消しまくる勇者たち
3マッチパズルの面白さと、RPGの成長要素や戦略立てがどちらも楽しめる良いとこ取りなゲーム。
物語やサブクエストなどのやり込み要素もたっぷり。
Hero Emblems 2
© 2022 HeatPot Games Ltd.
https://www.heatpotgames.com/he2-jp.html