レビュー【にほんの田舎ぐらし】底知れぬ里山 | のんびり暮らす村おこしライフシムゲーム

あたたかい日本の里山とピクセルアートを味わいながら、のんびり暮らして村おこしも手伝うライフシムゲーム『にほんの田舎ぐらし』の攻略情報もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。
似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。
- ストーリー
- のどかな里山に移住した主人公が、村おこしを手伝いながら穏やかに暮らす物語
- 攻略
- クラフトしたり住民と交流して村に活気を取り戻していくライフシミュレーションゲーム
- 評価
- 日本ならではの行事やクラフトが盛りだくさんで、気軽に穏やかにプレイできる癒しゲーム
にほんの田舎ぐらしの概要
| タイトル | にほんの田舎ぐらし |
|---|---|
| 開発元 | GAME START LCC |
| 販売元 | G-MODE |
| 発売日 | 2024年4月4日 |
| 対応機種 | Switch, PC, Apple Arcade |
| ジャンル | ライフシミュレーション |
| シリーズ | 新規IP |
| プレイ機種 | iPad |

にほんの田舎ぐらしのストーリー
移住計画

電車に乗って、とある片田舎にやって来た主人公。
たどり着いたのは廃墟と言えなくもないボロボロの空き家。
主人公は、これからこのあばら屋に住む気らしい。
田舎に移住とはよく聞くけれど、ちょっとレベルが違う。
これでは野宿みたいなものだ。
しかも、地主さんもあまり歓迎もしてくれていないようだ。
いきなりハードモード移住では?

過疎化が進む村

しかし、主人公にはここで暮らさなければならない理由があるらしく、大工仕事を学んできたようで、あばら屋をトンテンカンと直してしまった。
その様子を見ていた地主さんに「なるほど、やる気はあるようだ」と認めてもらうこともでき、こうして誰に気兼ねをすることもないのんびりと平和な田舎暮らしが始まった。
いや、気兼ねはした方がいいらしい。
自由を満喫するが余り、庭でドラム缶風呂に入ったりしていた主人公だったけれど、実はご近所さんがしっかりいた。
主人公の新居近くには村がある。しかし、過疎化が進んでいるらしい。
そんなところに若者の主人公がひょっこり現れてしまったので、主人公は村長や村の住人から村おこしの担い手として期待を寄せられることになってしまう。
のんびりどころか、やることは盛りだくさん!
のどかながら忙しい日々が始まってしまったけれど、その傍で気になることが一つ。
冒頭で訳ありな様子だった主人公がこの里山に移住して来た理由は何なのだろうか?
にほんの田舎ぐらしの攻略情報
里山での日々

本作では、常にゲーム内時間が流れている。暦も変わり、季節も移ろう。
住民は時間によって居場所を変えるし、お店の営業時間も決まっている。
そして、主人公は朝から晩まで活動でき、夜中になると眠る。
時間配分を考えながら、自宅での自分の生活と住民からの依頼をこなしていくことになる。
画面左上に表示されるハートが主人公の体力で、木を切ったり何かを修理したりなどアクションを行うと一定量消費する。
睡眠(日中には昼寝)か食事をとると回復できる。
また、清潔度というパラメータもあり、肉体労働をしていると主人公は汗まみれで泥だらけになっていく。
遂には臭いを発するようになり、なんとNPCに話しかけることが出来なくなる。
ニオイ含めた清潔さは人間関係のマナーだ。
定期的にお風呂に入って身綺麗にしておくことが大事。
田舎でのお仕事

主人公は様々なことができる。
自宅の庭では農業や動物を飼ったり、散策しながら木や石など素材を採集し装飾品などを作るDIYもできる。
そして、昆虫採集や魚釣り、料理も出来る。
自作できない物は村の商店などから購入することになるけれど、まずどうやってお金を稼ぐかというと、虫や野草を軽トラに乗ってやってくるおじさんに物を売りつけるのが最短の方法。
雑草からカブトムシまで様々なアイテムを売ることができる。
また、村人のお悩み解決(クエスト攻略)の報酬としてお金を貰えることもある。
進化する田舎暮らし

主人公は同じアクションを一定数行うと、それに応じたステータスが成長する。
例えば、木を一定数切ると体力上限が増える。
また昆虫採集や魚釣りをする際にはミニゲームのようにタイミング良く画面をタップしなければならない。
しかし、昆虫採集を何度も成功させて虫取りスキルがレベルアップするとミニゲームで求められる操作がどんどん簡単になっていく。
そして、村の各住人には主人公への信頼度があり、その人から依頼されるクエストを攻略したり贈り物をすると信頼度が上がり、お返しの報酬も貰えるようになる。
記事はさらに下へ続きます
【発売済み】最新おすすめゲーム
記事はさらに下に続きます
にほんの田舎暮らしのレビュー
物語: 日本の田舎度満点!

大筋はスローライフなライフシムあるあるな物語。
引っ越して来た主人公が自給自足しつつ、集落のために一肌もふた肌も脱いで、住民たちから一目置かれるようになっていく。
分かりやすい物語であり、物語要素は軽めだ。
ただ、舞台が日本の田舎というのが最大の魅力。
しかも昔の時代というわけでもなく、現代の寂れた田舎町というのはゲームの設定としては意外と珍しい。過疎化という現実的な問題も盛り込まれている。
初詣や七夕など日本ならではの行事や、料理の方法が炉端焼きだったり、登場する昆虫や植物も日本ならではのものばかり。
日本の田舎町を知らない人でもなんだか懐かしくなるあたたかさ。
特に田舎を知っている人ならきっと「うわ、懐かしい!」とほっこりするはず。
とはいっても、ちゃんと主人公の事情や村おこしなどメインストーリーもあるので、「のんびりしたいわけじゃないんだが」という血気盛んな人も楽しめる。
NPCはというと、村おこしが進むと観光客など新たな人も登場するけれど過疎化が進んでいるので、NPCはそんなに多くはない。
しかし、そんななか面白いのが、みんな主人公にハッキリと依頼をしないところ。
「あー、腰が痛いなあ」「あー、困ったなぁ」(チラッチラッ)みたいな調子で、解決すると「あらあら!あなたがやってくれてたのね」とニコニコしてくれる。
奥ゆかしいですね、皆さん。

操作性: タップで簡単操作

全てタップ操作できるので、操作は簡単。ゲームパッドの必要性は感じないほど簡単操作だ。
タップした位置に主人公は自動で移動するし、主人公の近くにある物は一気に採集できるのも便利だ。
半径1メートルくらい以内にある雑草全てを刈り取りながら歩くことができる。もしかしたら主人公は何らかの能力者かもしれない。
逆に密集している者の中から特定の一つだけを取るということは難しいけれど、荷物容量に制限があるわけではないのでまとめて拾ってしまったからといって特に困ることはない。
また、ゲームアプリとしては特に端末の充電を食いすぎることもなく安定してプレイできる。
難易度: 資源にもお金にも困ることはない

ライフシムといえば、素材や資源のやりくりが難しいところ。
しかし、本作では、一度採った素材は一定時間後に復活する。
日をまたぐ必要もなく、ほんの少し時間が経てば同じ場所に復活する。
とんでもない再生力を持つ無尽蔵の里山だ。
魚や虫もホイホイと再登場するので、高値で売れる獲物を狙えばお金はどんどん貯まる。
複雑なクラフトもなく、カジュアルに楽しめるゲームだ。
しかし、体力と清潔度が良い面倒くささとして機能しており、1日であれもこれもしてサッと攻略出来ないようにはなっている。
システム: カジュアルすぎず気軽に癒しゲーム

上述した通り、カジュアルなライフシムなので、気軽に楽しめるのが本作最大の魅力。
農業などライフシムあるあるなことは一通り楽しめる。
作物はすぐ育ちきるし、クラフトの中間素材はほぼなく、それぞれのアクションを手早く完了できる。
まったりしながら「ちょっと癒されたい」という時にぴったりなゲームだ。
ただし、昆虫採集や魚釣りがミニゲームになっているので、まったりしすぎには注意。
また、時間や暦の進み方は適度に早いので、「あ、もう日が暮れたか、じゃあ翌朝になったらアレとコレをしよう」と思い、「あともう1日、いや、やっぱりあともう2日」と、ついつい長時間プレイしてしまう。
カジュアルゲームではあるけれど良い加減に面倒くさく、出来ることが多すぎて迷ってしまうようなこともない。
買い切りゲームだと気合いが必要で大変、でもカジュアルすぎると満足出来ない。その中間を埋めてくれる親切なゲームであり、丁寧に作られている好感度の高いゲームだ。

芸術性: 目もほっこりするピクセルアート

本作は全て可愛いピクセルアートグラフィックで描かれている。
のどかな風景や、昔の日本を感じる商店や駄菓子屋さんなどノスタルジックな雰囲気が流れていて良い感じ。
1ピクセルのサイズが大きめではるもののそれぞれちゃんと描き分けられていて、本作ならではのスタイルも可愛さもある。
「ピクセルアートで表現するのが上手いな!」と感じる、間違いなくみんなが好きになるドット絵だ。
BGMは、本作の雰囲気やゲームプレイに合ったのどかな曲が多い。
ただ曲数が少なめなのはやや残念。
BGMに耳を傾ける瞬間が自然と多くなるまったりゲームなので、時間帯や季節によってBGMに変化があると嬉しかった。
スマホでゲームする際はサウンド無しでプレイする人も多いので、あまり需要は無いのかもしれないけれど。

総合評価と似ているゲームは下へ
にほんの田舎ぐらしの総合評価
にほんの田舎ぐらし
総合評価
のどかな里山の雰囲気や風景を堪能しながら、日本ならではの行事やクラフトをのんびり楽しめる癒しのライフシムゲーム。一息つく時にちょうどいい気軽さと面倒くささがあり、あたたかみのあるピクセルアートも大きな魅力。
長所と短所
良いところ
- のどかな雰囲気
- 分かりやすく気軽にプレイできる
- チュートリアルなど含め親切設計
残念なところ
- 装飾にはあまりこだわれない
- 自由度は低め
こんな人におすすめ!
おすすめな人
- ライフシムが好き
- 日本の田舎が好き、もしくは懐かしく感じる
- 気軽に長くプレイできるゲームを探している
おすすめではない人
- 自由度が高いライフシムを求めている
- バトル要素が欲しい
- 繰り返し作業が嫌い
にほんの田舎ぐらしに似ているおすすめゲーム
Stardew Valley
がっつり派なライフシムをプレイしたいなら、こちらがおすすめ。
自由度もボリュームもたっぷりな高評価作で、田舎町に越してきた牧場主としての生活を楽しめる。こちらもApple Arcadeでプレイ可能。
Cozy Grove
気長に癒されながらプレイできるライフシムなら、こちらもおすすめ。
クラフトなどで熊の霊たちのお悩みを解決しながら島を探索していくカジュアルゲーム。現実の時間と連動しており毎日少しずつプレイするゲーム。






















