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レビュー【Little Rocket Lab】街角ベルトコンベア | クラフト自動化も物語も楽しめるライフシムゲーム

Little Rocket Lab レビュー 攻略

クラフトを自動化させ、寂れた町を修理して夢のロケットも打ち飛ばすストラテジー要素を楽しめる穏やかなライフシムゲーム『Little Rocket Lab』のネタバレなしレビューも攻略情報も詳しく掲載。
似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Little Rocket Labの特徴
  • ストーリー
    • 町に貢献しながら、ロケット完成を目指すモーガンの物語
  • 攻略
    • クラフトを自動化して部品や機械を作るライフシムゲーム
  • 評価
    • 自動化ストラテジーの面白さとライフシムの穏やかさがバランスよく練り合わせられていて、熱中しやすい良作
Index

Little Rocket Labの概要

タイトルLittle Rocket Lab
開発元Teenage Astronauts
販売元No More Robots
発売日2025年10月8日
対応機種Xbox, PC
ジャンルストラテジー, ライフシム, アドベンチャー
シリーズ新規IP
プレイ機種Xbox

本作は海外ではSwitch版も発売されているが、日本国内ではXboxとPCでプレイできる。

Little Rocket Labのストーリー

モーガンの帰郷

Little Rocket Lab ストーリー イロンカ叔母さんとモーガンの会話

本作の主人公は駆け出しのエンジニアであるモーガン
彼女は幼少期に母を亡くして一度は父と共に故郷を離れていたが、母の後を継いでエンジニアとなり、やっと帰郷を果たした。

故郷には母の妹であるイロンカ叔母さんをはじめ懐かしいご近所さんもいれば、初めて出会う人もいる。
母とともに機械いじりに勤しんでいた叔母さんから学べることは多く、叔母からチュートリアルを受けながらモーガンはやる気に満ち溢れていた。

しかし、どうも様子がおかしい。
町はかつての姿とは変わって寂れており、叔母さんは頑なに母のかつての作業場への扉を開けてくれないのだ。

ロケット作りプロジェクト再始動

Little Rocket Lab ストーリー 貯蔵庫のロケット

モーガンが故郷にこだわっていたのには、大きな理由がある。
それは母が遺したロケット開発を完成させるため。
貯蔵庫と呼ばれる、かつて母がロボットなど機械を作っていた大きな倉庫には作りかけのロケットがあるはずなのだ。

ある日、叔母さんの目を盗んで貯蔵庫に忍び込むことに成功したモーガンは、そこで埃をかぶったロケット、になるはずだったものを目にする。
叔母さんは貯蔵庫を閉めたまま中にも入っていなかったようだ。ロケット作りのための機械も長年停止したまま壊れてしまっている。

それなら、このモーガンが動かしてみせよう!

モーガンはエンジニアとして、そして町の一員として成長しながら、ロケットを完成させるという新人エンジニア向けとは思えない壮大なプロジェクトに挑むことになる。

Little Rocket Labの攻略情報

ロケットとともに季節が変わる

Little Rocket Lab 攻略 エリーズからの提案

本作は物語に沿ってゲームが進行するアドベンチャーゲームであり、自動化ストラテジー要素のあるライフシムゲームだ。

ゲーム内では常に時間が流れており、時間も曜日も変わるけれど、日にちの概念はない

モーガンは朝から晩まで働くことができる。空腹やスタミナのゲージもなく働きまくることができるけれど、深夜0時までに自宅のベッドに戻っていないと1日が強制終了となり、翌日は寝坊してしまう。
そして、町のお店など各施設は営業する曜日と時間が決まっている。またNPCの行動も曜日と時間によって変わる。

しかし、季節はメインストーリーの進行(ロケット作りの進捗度)によって変わる。
どれだけモタモタしていようが、どれだけテキパキこなそうが、ロケットの完成度とともに季節が変わるというシステムになっている。

クラフトを自動化

Little Rocket Lab 攻略 ドリルの設置

本作では、クエストに必要な機械や部品をクラフトすることでゲームが進行する。
素材さえ持っていれば手作業でクラフトできるものもあるけれど、それでは追いつかないくらいの数が必要になる。

本作のメインは、クラフトを自動化することだ。

素材を投入すると指定した物を作る機械を作製し、さらに機械同士をベルトコンベアで繋げて、素材Aから中間素材Bを作り、更に完成品Cを作るといった具合で大量のクラフトを自動でこなす。
稼働するには電力が必要な機械もあるので、必要な電力量をまかなう発電設備や電線を配置することも大事だ。

1つの素材からクラフトできるアイテムには複数の種類があるので、ベルトコンベアを分岐させたり、他の中間素材と組み合わせてまた更に別の中間素材へクラフトするなど、いくつものクラフト経路を作って、同時に複数のクラフトを進めることができる。

町には大学があり、指定された部品や素材を集めて渡すと新たな設計図(クラフトレシピ)をアンロックしていくことができる。

NPCとのご近所付き合い

Little Rocket Lab 攻略 掲示板の依頼

ロケット作りだけでなく町に貢献するというプロジェクト(?)もあり、そこが本作のやり込み要素になっている。

  • 依頼
    • サブクエストにあたる
    • 依頼された品を依頼者に納品すると報酬を貰える
      • 「次の◯曜日まで」といった期限があり、期限内に納品できるとボーナス報酬も貰える
    • 稼いだお金で自宅の改築や敷地の拡大ができる
  • NPCからの好感度
    • 住民たちそれぞれにモーガンへの好感度がある
    • 各NPCにアイテムをプレゼントすることができ、好きなものだと好感度が上がりやすい
    • 好感度が上がると、NPCそれぞれにちなんだサブストーリーが展開する

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Little Rocket Labのレビュー

物語: 穏やかながら壮大な物語

Little Rocket Lab レビュー NPCイベント

最初は町は寂れて諦めムードであり、そっけない態度のNPCも多い。
しかし、終始穏やかなゲームであり、楽しい雰囲気に包まれてプレイできる。

物語描写は軽めな会話で描かれるけれど、それなりに数が多いNPCそれぞれのサブストーリーも展開するので、メインストーリー以外まで物語を楽しめる。

穏やかではあるけれど、町の倉庫でロケットを作るとか、町中にベルトコンベアを敷きまくったり、さらにはNPCから数日以内に鉄骨を何十本も持って来いと依頼されたり、よく考えるととんでもない話ではある。

ライフシムといえば農業シミュレーションなど自然派クラフトが多いけれど、本作では「問題は機械で解決するぜ!」というメカメカしい展開を楽しむことができる。
しかし、機械だらけとはいっても小難しい話ではなく、特に機械に興味がない人も楽しめるモーガン自身の成長を描く物語となっている。

操作性: ゲームパッドでも扱いやすい

Little Rocket Lab レビュー スプリッターの設定

どれだけ上手く経路を作れるか。
これを考えるのが本作の面白さであり、1番時間を費やすところになる。
「この経路がこっちに来るから、ここでそっちの経路に繋げて」と実際に機械やベルトコンベアを配置しながら考えることも多い。

機械やベルトコンベアの設置や向きの変更などの操作もUIも分かりやすく、ショートカットキーも充実しており、操作性が経路を試行錯誤する際の邪魔になることはない。
自動化ストラテジーゲームはキーボード+マウス操作向きなことが多いけれど、本作ではゲームパッドでもスイスイと経路を組み立てることができる

また、資源や電力切れなどで稼働できなくなっている場所はマップ上にお知らせが表示されるのも便利。クエストで必要なアイテム数なども画面上にリストを表示できるので確認しやすい。

サイドクエストが新たな機械の使い方を教えてくれるチュートリアルにもなっているので、着実に機械の使い方を理解しながら進めることができるのも親切だ。

難易度: 確実に複雑になっていく経路

Little Rocket Lab レビュー 研究の選択

クラフトできるものはどんどん増え、中間素材もどんどん増えていく。
ロケット作りの前の段階では完成品だったものが、次の段階に進むと中間素材扱いになることも多く、「特定のアイテムだけを作る経路でおしまい」とはいかない。

そのため、既に作った経路を活かせる便利な機械も登場する。
指定した個数おきに別の経路へアイテムを流し分けたり、ベルトコンベアを地下へ潜らせたり、クレーンを使って空中でアイテムを行き来させたりなどもできる。

その分、経路はどんどんと複雑化していく。
最初は鉄から歯車を作るくらいだったものが、たくさんの工程を経て精密機械を組み立てるようにまでなる。電力も考えなければならない。
というわけでmメインストーリーが進むごとに着実にクラフトは複雑になり、頭の中を整理しながら効率性を突き詰める自動化ストラテジーの面白さも難しさも存分に味わえる。

しかし、資源は潤沢で、自宅の敷地以外にも町中にベルトコンベアも機械も置き放題だ(ただし、住民の通行の妨げになると怒られる)。
ある程度先を見越して空間を空けながら経路を作っていくと、次の段階のクラフトが登場しても対応しやすくなる。
また、自宅の敷地だけに固執せず、町のあちこちにある資源の周囲にクラフト経路を作っておくと、一晩寝て起きただけで超大量のクラフトをこなすこともできる。

クラフト以外の要素では、自分で意識して依頼を受けなければお金は稼げないし、NPCに積極的に贈り物をしなければ好感度も上がらない。
依頼に失敗という概念はない(期限を過ぎても失敗にはならず、ボーナスが得られないだけ)し、NPCにうっかり嫌いな物を渡してもペナルティがあるわけではないので攻略はしやすい

しかし、メインストーリーを進めるためにお金や好感度が有利になるというわけではなく、攻略が難しいというより、クラフト以外を忘れてしまうという難しさ(?)がある。

システム: 自動化の面白さも、ライフシムのとっつきやすさも味わえる

Little Rocket Lab レビュー クレーンでリサイクル品の収集

本作は、意外と本格的な自動化ストラテジーと穏やかに物語も楽しめるライフシムをいいとこ取りで楽しめるゲームだ。

自動化ストラテジーゲームというと無機質な見た目になることが多く、黙々と作業に没頭するのみとなることが多い。
それが面白さではあるけれど、とっつきにくさがあったり世界への興味が薄れがちだ。

一方で、ライフシムのクラフトといえば、材料が揃ったら「クラフトする」ボタンを押せば「はい、出来上がり!」となり、素材を集めてきただけとなるゲームが多い。
ライフシムは農業やダンジョン探索など他の要素も多いので、クラフトだけにかまけているとテンポが悪くなってしまうので、クラフトの作業自体は簡単に終わることが多い。

本作では、そんな2つのジャンルを丸ごとではなく相性の良い部分を吸い出して上手く繋ぎ合わせ、温かみのある自動化ライフシムゲームにしている。
とっつきやすい物語によって達成感を感じやすく、クラフトの種類の多さやどこでも配置できることで経路を考える面白さもちゃんと味わえる。

また、クラフトが複雑化していく過程が物語仕立てになっていてテンポもちょうど良く、ロケット作りの段階が進むたびに「うわ、また次の経路を考えるのは面倒くさそう」ではなく「よーし、さっきまでの経路を活かせるぞ」とやる気が湧きやすい応用編の積み重ねになっているのが良い。

そして、工場や大学へのクラフト品の納品もベルドコンベアで自動的にできてしまうのには、最初笑ってしまった。
町中全てで勝手に機械を設置してクラフトできるというのは意外と珍しく、自宅から出ずとも自動的にクエスト完了もできるし、断りもなく他人の家から電力を拝借するなど、実はかなりやりたい放題できるゲームだ。

芸術性: 素朴なピクセルアート

Little Rocket Lab レビュー アルバムの写真
特定のイベントを見ると
アルバムに写真が貼られていく

本作はピクセルアートで描かれる。描き込まれているとまではいえないシンプルな見た目だ。
少し寂しく感じるところもあるけれど、資源の場所や機械がはっきり見やすく、経路が複雑になっても把握しやすい。

機械がたくさん登場し、ベルトコンベアだらけになってしまうけれど、あたたかみのあるピクセルアートなので変に無機質になることはなく、ゲーム全体が可愛い
見た目のとっつきやすいさも本作の魅力だ。

音楽は物語やゲームプレイにぴったりな明るくて穏やかな曲調が多い。
機械はウィーンウィーンとかガチャンガチャンと稼働音が鳴っているので、出来上がった経路の中を歩くと工場感を味わうことができる。

総合評価と似ているゲームは下へ

Little Rocket Labの総合評価

Little Rocket Lab

Taca KGO

Little Rocket Lab レビュー 攻略
物語の魅力
操作の快適さ
難易度バランス
システムの面白さ
芸術性


総合評価

クラフトの自動化を考える面白さも、物語やNPCと交流する穏やかさととっつきやすさも一緒に楽しめるストラテジー要素のあるライフシムゲーム。それぞれの面白いところが上手く抽出されており、クラフトが複雑になっていくテンポが良く、分かりやすさも相まって熱中してしまう良作。

4.1

長所と短所

良いところ

  • とっつきやすく自動化ストラテジーを楽しめる
  • 複雑になっていくテンポが絶妙でハマりやすい
  • 穏やかで可愛いライフシムも味わえる

残念なところ

  • グラフィックはやや簡素
  • メインストーリーとそれ以外の関連性が低め

こんな人におすすめ!

おすすめな人

  • クラフトの自動化を考えるのが好き
  • 効率性を突き詰めるのが好き
  • 自動化ストラテジーに馴染みがないが、興味がある

おすすめではない人

  • 農業や装飾ができるライフシムゲームを求めている
  • 一回作った経路を壊したり改修するのがイライラする
  • 自動化だけを楽しみたい

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この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

ゲームしているだけで幸せな大人ゲーマー。ジャンル問わず面白いゲームに飛びつき、特に探索要素が大好き。ゲーム情報を調べるのも大好きで、日々世界中から情報収集している。
keepgamingon.com の開設者であり運営者。

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