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【エルデンリングDLC】熾烈なミケラ捜索の旅 – ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE攻略とレビュー

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 攻略

期待を裏切らない広さと高難易度ぶりで攻めてくる高評価アクションRPG『エルデンリング』の追加DLC『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』。

エルデンリングDLCの特徴

  • ストーリー: 新エリア影の地で、本編では謎だったミケラを追う新たな物語や新たなNPCの物語が展開する
  • 攻略: 基本は本編と同じだけど、影の地だけの特別ルールあり
  • 評価: 広さにびっくりする探索は面白く、更なる強敵にバッサリ斬られる圧巻の高難易度ぶり
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE
【エルデンリングDLC】熾烈なミケラ捜索の旅 - ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE攻略とレビュー
総合評価
( 4 )
メリット
  • 広大なフィールドと入り組んだダンジョンの探索が面白い
  • 本編とは異なるレベルアップが楽しめる
  • 敵や武器のデザインや景色が美しい
デメリット
  • 敵の動きが激しくて見にくくなる時がある

『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の攻略もレビューもネタバレなしで詳しく掲載。似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。

Index

エルデンリングDLCの攻略情報

エルデンリングDLCの概要

タイトルELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE
開発元FromSoftware Inc.
販売元FromSoftware Inc., Bandai Namco Entertainment
発売日2024年6月21日
対応機種PS5, PS4, Xbox, PC
ジャンルアクションRPG
シリーズElden Ring エルデンリング
プレイ機種PS5(常時オフラインプレイ)

ストーリー

ミケラを追え

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree ストーリー レダとの会話

本編のボスの1人だった血の君主モーグ。数を数えながら大出血させてきた、ミケラに執着しすぎの危ない王様(自称)だ。そんなモーグが暴れ回っていた場所には、ミイラ化した手が飛び出てしまっている巨大な繭があった。

その繭の前にレダという名の騎士が立っていた。レダは「ミケラに導かれたのだな、ミケラは影の地に旅立ったよ」といった話を褪人(主人公)に教えてくれた。

ミケラとは、本編のボスたちと同じデミゴッドではあるものの、名前だけの出演で登場はしなかった神の子だ。

繭の中でミイラになってしまったのかと思っていたけれど、このミイラ化した手はミケラ本体ではなかったってこと?脱皮痕みたいな?モーグは一体何を大切に飾っていたんだ。

遂に繭の謎が分かるのかと思って近づいてみると、次の瞬間、褪人は全く知らない地にワープしていた。

影の地

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree ストーリー ミケラの十字について

ワープした先は、影の地だった。ミケラが旅立ったという場所だ。

そこには先ほどのレダの仲間たちがおり、「あなたもミケラの足跡を辿るがよい」と言われる。

ミケラは重要人物とされていたので、会ってみたい気持ちはある。

でも、でも、広すぎだろ!影の地!しかも、見たこともない凶暴な人たちが殺意3000%で襲ってくるんですけど!

しかし、ミケラが残したという十字マークを追えばよいとヒントはもらえたので、恐る恐る影の地を進んでみることにする(DLCインストールしたのだから、行くしかない)。

影樹と呼ばれる真っ黒な大木がそびえる治安最悪な影の地で、ミケラは一体何をしているのだろうか。

攻略のポイント

基本は本編と同じオープンフィールド

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree 攻略 マップ画面
本編と同じくエリアごとに
マップをアンロックしていく

本DLCは、本編の舞台である狭間の地とは全く別の影の地が舞台となる。マップ画面も別に用意されている。

本編でラダーンとモーグというボスを2体倒すと、上述した通りモーグと戦った地から影の地にワープすることができる。

影の地はオープンフィールドになっており、ある程度自由に探索しながら攻略することができる。

上述したミケラの足跡(輝く十字)を探しながら、各地のダンジョンを攻略してボスを討伐していくことになる。各地では新たなNPCイベントも発生する。

ちなみに、本編の狭間の地との行き来は自由で、マップ画面からいつでもファストトラベルできる。

影の地ルール

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree 攻略 影の地の加護

バトルシステムなどゲームのルールは全て本編と同じ。

しかし、影の地だけで効力を持つステータスがある。それが2種類の影の地の加護だ。

  • 影樹の加護
    • 主人公の各ステータスが上がる
  • 霊灰の加護
    • 遺灰の性能が上がる

それぞれ加護はアイテムとして手に入れることになり、一定個数集めるごとにセーブポイントである祝福で加護レベルを上げることができる。

記事はさらに下に続きます

エルデンリングDLCのレビュー

物語: 訳ありすぎる世界

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 竜の力を喰らうNPCイベント

「ミケラはどこだーっ!?」と走り出していくと、あちこちで本編NPCに劣らぬ怪しい人に怪しい話を持ちかけられたり、新たな派閥(種族?)の人に殴りかかられたりする。

ミケラだけの話に終始するのかと思いきや、影の地全体の物語が描かれている。様々な文化や歴史や思想があり、全員がミケラの話をしているわけではない。

影の地はミケラだけステージというわけではなく、広さもびっくりだけど、新しいゲームが始まったのかと思うくらい影の地独自の世界設定が作られている。もちろん、本編とリンクするエピソードもある。

操作性: 本編と同じ良さはありつつ、敵の動きに視界が翻弄される

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 死の騎士とのバトル
敵の攻撃ギリギリで聖杯瓶を飲む褪人
(この後、この黄金洗濯機攻撃2段目に巻き込まれた)

アクションや操作方法は本編そのままなので、精度高い当たり判定はもちろん健在だ。

新たな敵や武器種も登場するけれど、見たまま通りの当たり判定だ。DLCが発売されて久しぶりにプレイしたけれど、「やっぱりこの細かな精度はすごいなあ」と感心してしまう。

ただ、本編よりも激しく動く敵が多く、ロックオンしていると視界が大変なことになったり、ロックオンが外れてしまうこともあったのが気になった。見た目も派手な連撃を繰り出してくることも多く、「ちょ、ちょ、ちょ、落ち、落ち着けー!」と思うくらい隙も見えにくい。

また、遺灰を使用して戦っていると、ボスが連撃で遺灰を押しながら離れていってしまうので「主人公はこっち!こっちでーす!」とボスの背中を全力疾走で追いかけるマヌケ主人公になることもあった(私は写し身の雫の遺灰を使うが多い)。それぐらい、ボスの動きが大きく激しい。

難易度: 新たにレベル上げするエクストラステージ

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 巨人とのバトル
神秘を上げないくせに刀を持つ脳筋
そんなヘンテコビルドでも旅はできる

まず、ボスは確実に本編より強い。雑魚敵の中には、「そこらへん散歩してたらダメだろ」レベルの強敵もいる。

上述もしたけれど敵の連撃は激しいし、敵の攻撃は一撃でも重傷レベル。私の褪せ人は重装備とはいえない装備なので、あっという間に命を刈り取られてしまうこともあった。

でも、影の地の加護を集めれば、ちゃんと渡り合えるようになる。遺灰がめちゃくちゃ頼もしくもなる。影の地の加護というレベルアップのある新たなゲームが始まった感じだ。

ボスを倒さなければ進めない場所もあるけれど、探索だけでも加護がある程度手に入るので、探索する楽しみが一層増える。経験値を溜めてレベルアップももちろんできるけれど、加護の効果は強力だ。戦うことで強くなっていく本編とは違ったプレイが味わえる。

ちなみに、影の地は本編途中で訪れることができるので、影の地に合わせて主人公を強化すると本編があまりにもヌルくなってしまうだろう。探索する楽しみを味わせてくれつつ、影の地だけの別レベルを作ったのは良いなと思った。

とはいっても、たまに本編の狭間の地に戻ってみると敵が赤ちゃんに見えるので、影の地の難易度はガツッと爆上がりしている。エルデンリングを極めるぞ!という人向けのエクストラステージだ。

システム: 上下に迷える探索が楽しい

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 大壺
本編と同じく地下やお墓ダンジョンもある
(狭い場所では念のため曲剣に持ち替えている脳筋)

フロムソフトウェアのゲームは死にゲー難易度が魅力として挙げられる。でも、実は私にとっては探索が面白いのが1番の魅力であり、影の地では更に探索が楽しい。

特に高低差に富んだ場所が多く、「あそこにはどこから行けるんだろう」とウロウロするのが楽しい。

影の地は本編の狭間の地より横幅が狭い分、上下に入り組んでいる感覚が強くなるので、余計に面白い。「あそこは背景じゃないな、行けるな」と崖下や上方を眺めながら進むのが楽しい。

横幅が狭いとはいっても、追加DLCとは思えないほどの広さなので、たっぷり遊ぶことができるのも嬉しいところ。

芸術性: さらに怪しい美しさと敵の気持ち悪さ(褒めている)

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー カロの墓場

狭間の地と近い雰囲気ではあるけれど、本編の幻想的に輝く黄金樹とは異なり、影の地には真っ黒な影樹がそびえているため少し不気味度が高め

でも、絶景も多く、ギャーギャー騒いでいる敵の合間から景色を眺めながら旅するのが楽しい。

本編でもボスのデザインに見惚れていたけれど、影の地の新たな敵はこれまた魑魅魍魎で気持ち悪くて最高。ボスは大暴れしているのでじっくり眺める余裕はないけれど、立ち止まってゆっくりデザインを見せて欲しいくらいかっこいい。

虫が苦手な人は心を強く持った方がいい場所があるのでご注意を。

BGMも、本編より不気味でありつつ雄々しい雰囲気の曲が多い。敵の呻き声や叫び声は大きめだけど、これが敵が潜んでいたり攻撃パターンのヒントになっていることが多いのでお聞き逃しなく!(単ににぎやかしなこともあるけれど)。

総合評価と似ているゲームは下へ

エルデンリングDLCの総合評価

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE

Taca KGO

エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree レビュー 攻略
物語の魅力
操作の快適さ
難易度バランス
システムの面白さ
芸術性


総合評価

追加とは思えない広大で高低差にも富んだ新たな地の探索が楽しく、本DLCだけの強化によって新たな成長も楽しめる高難易度アクションRPG。敵が荒ぶりすぎるのが気になる時はあるものの、絶景やデザインも魅力的な死にゲーがたっぷり味わえる。

4
おすすめな人本編が好きで、更に高難易度に挑みたい人
探索が好き
ミケラの正体が気になる
おすすめではない人本編が楽しめなかった
本編より厳しい難易度には挑む気がない
バトルだけ楽しみたい

エルデンリングDLCに似ているおすすめゲーム

スクロールできます
elden ring エルデンリング レビュー キーアート

エルデンリング

  • 本DLCの本編
  • キャラビルドを楽しみながら攻略していく高難易度アクションRPG
  • 広大な狭間の地で、大量のボスとダンジョンを楽しめる
sekiro shadows die twice レビュー 攻略

SEKIRO:
SHADOWS DIE TWICE

  • 本DLCと同じくアイテムを入手して主人公を強化していく和風アクションADV
  • パリィが最大の攻撃となるハイペースバトルも探索も魅力
  • 「エルデンリング」よりアクションの腕頼りの名作

ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.
https://www.eldenring.jp/shadowoftheerdtree.html

この記事を書いた人

Taca KGO
運営者

どんなジャンルにも飛びつき、探索好きな涙もろい大人ゲーマー。世界中のゲーム情報をチェックするのも大好き。

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