ヴァンサバ【ヴァンパイアサバイバーズ】満員御礼ローグライク – 攻略とレビュー Vampire Survivors
操作は移動だけなのに、夢中になってやめられなくなる病みつきローグライク『Vampire Survivors ヴァンパイアサバイバーズ』。
ヴァンパイアサバイバーズの特徴
- ストーリー: 物語要素なし(世界設定のある追加DLCはあり)
- 攻略: アップグレードを選択しながら移動だけ操作して生き延びるローグライク
- 評価: 超シンプルな操作とルールながら、中毒性がかなり高い病みつきゲーム
- シンプルでありつつ病みつきになるシステム
- 操作が簡単
- カジュアルにも気合い入れても楽しめる
- 物語性はほぼ楽しめない
『ヴァンパイアサバイバーズ』をネタバレなしで、攻略のコツと各要素の評価を交えてレビュー。本作に似ているおすすめゲームや関連作も紹介する。
ヴァンパイアサバイバーズの攻略
ヴァンパイアサバイバーズの概要
タイトル | Vampire Survivors ヴァンパイアサバイバーズ |
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開発元 | poncle |
販売元 | poncle |
発売日 | 2022年10月21日 |
対応機種 | PS5, PS4, Switch, Xbox, PC, iOS, Android, Apple Arcade |
ジャンル | ローグライク |
シリーズ | 新規IP |
プレイ機種 | Xbox |
ストーリー
突然始まる
ゲームが始まったら、キャラクターを選んで(とは言っても、最初は1人しか選べない)スタートする。
チュートリアルも何もない。周りは悪魔とかコウモリとか敵だらけ。
ここからひたすら生き延び続けるという戦いが始まる。
それだけだ。特に物語性をうかがわせる瞬間はない(アプデで追加されたアドベンチャーモードにはストーリー設定がある)。
攻略のポイント
移動しかできない
プレイヤーが操作するのは、見下ろし視点のフィールド上で操作キャラを移動させる。それだけ。出来ることは本当にそれだけ。
周囲から敵がどんどんどんどん迫ってくるので、敵に当たらないように移動する。
で、攻撃はどうするかというと、一定時間経つごとに装備している武器で自動的に攻撃が繰り出される。
鞭は横方向、聖書は操作キャラの周りをぐるぐる回るなど、武器によって攻撃範囲や挙動が異なるので、逃げつつも敵に攻撃が当たるように上手く移動していかなければならない。
本作の目的は、大量に湧いてくる敵の合間で30分生き延びることだ。達成すれば、次のバイオームがアンロックされる。
レベルアップ
敵を倒すと青や緑などの宝石が落ちる。これが本作の経験値だ。拾わなければ経験値は獲得できない。
経験値を一定数(画面上部のゲージ満タンまで)拾うとレベルアップし、新たな武器や武器のアップグレード、体力上限アップといったアップグレードが提示され、そこから1つ選ぶことができる。
こうして手に入れた武器は全て自動攻撃に加わる。それぞれ発動間隔は異なるものの鞭を振るいつつ斧を投げたりするというわけだ。
一方で、主人公は敵にぶつかるだけでダメージを受けてしまう。体力がゼロになってしまったら、ゲームオーバーだ。そして、また初期装備だけのレベル1から再スタートすることになる。
金貨で強くなる
フィールドには燭台のようなものがある(バイオームによって形は異なる)。それを壊すと体力回復するお肉や金貨が出現する。
また、敵のなかには青く光る奴がいて、こいつは周りの敵よりちょっと強い。こうした強敵を倒すと宝箱が登場し、アップグレードと金貨を手に入れることができる。
金貨はゲームオーバーになっても失わず、体力や素早さなどの基本能力の初期値をアップグレードすることができる。これは永続効果(振り直し可能)だ。
また、金貨で新たな操作キャラのアンロックも出来る。操作キャラによって初期装備が異なるけれどアップグレードした永続効果は全キャラに適用される。
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ヴァンパイアサバイバーズのレビュー
物語要素はほぼないため、レビューなし
操作性: 史上稀に見るシンプルなゲーム
移動だけなので難しい操作は一切なし。なんともシンプルで分かりやすいゲームだ。
見下ろし型ではあるけれど敵が大量に湧いてくるので見やすいわけではない。しかし、この大混雑ぶりが本作の面白さだ。
当たり判定はちゃんと精度高く、大混雑ながら敵と敵の間をギリギリですり抜けて移動していくことができる。
というわけで、操作性は一切問題なし。
ちなみに、本作に慣れていないうちは、どうしても自分で攻撃しようとしたりダッシュしようとしてしまって効かないはずのボタンをついつい押してしまうことがあり、自分で自分を笑ってしまった。
難易度: かなり集中しなければならない30分間
ゲームシステム自体はカジュアルだ。難しく考えることは何もない。
アップグレードはランダムに提示されるもののなかから選ぶしかないので、思い通りに作戦を立てることができるわけではない。逆にいえば、最初から分かりやすくて誰でもすぐにプレイできる。
ところが、長生きしようとなると大変だ。
敵はどんどん増えるので、逃げに徹するべき時なのか、強敵を狙うべき時なのか。そして、アップグレードのなかで武器を選択すればいいのか、体力などステータスを伸ばすべきなのか。クリアを目指そうと気合を入れてプレイしている時は、選択肢が少ないからこそ余計に悩む。
「サラッと遊ぼう」も「一瞬たりとも油断せず真剣にプレイする」まで、プレイヤーの気合いによって難易度が変わる。
永続要素があるので、気楽に楽しみながら金貨を集めてしっかり強くなってからクリアを目指すのも有効だ。
システム: とてつもなくシンプルなゲームに熱中する
「移動しか出来ない!ぐぬぬぬ、自分で攻撃したい!ダッシュしたい!」とイライラするかと思っていたけれど、「移動しか出来ないのが面白いぞ」となるのが不思議。
自由度もダイナミックさもないのに、勝手に鞭を振り回すキャラをぐるぐる移動させているのが楽しくて仕方ない。
自由度ややり込み要素が充実しまくっている最新ゲームとは真逆だ。ゲームってこんなにシンプルでも面白い。
大量の敵に攻められる緊張感と、経験値を獲得するために敵に近づいていくリスク、アップグレードで強化される度合い。それぞれのバランスとペースが絶妙で病みつきになる。
やはりゲームってシステムが命だなと再確認させてくれたゲームだ。
芸術性: 昔ながらのピクセルアートが密集する
レトロを通り越してクラシックなピクセルアートのグラフィックで描かれる。一見すると、「あれ?昔発売されたゲーム?」と思うほど。
見た目ではキャラは剣を構えているのに、鞭や斧など別の武器がバシュバシュと飛び出るのは、見ていてなんだか面白い。プレイヤーは移動だけ操作しているけれど、キャラ自身は大量の武器をバシバシ使いまくってて忙しそうだ。
そして、30分経つあたりになってきた時の敵の数は圧巻の密集ぶり。集合体恐怖症の人をゾワゾワさせるほどの大群になるのは一見の価値あり。
音楽も昔のゲームの雰囲気そのものだ。効果音もシンプルで、特に昔のゲームが好きな人のツボに入るはず。
総合評価と似ているゲームは下へ
ヴァンパイアサバイバーズの総合評価
Vampire Survivors
総合評価
操作は移動だけという超絶シンプル操作ながら、システムや難易度バランスが絶妙で中毒性が高いローグライクゲーム。誰にでも分かりやすく、どこでもプレイできる敷居の低さも魅力。
おすすめな人 | 個性的なゲームをプレイしたい 長時間耐久プレイが好き ハクスラや弾幕ゲームが好き |
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おすすめではない人 | 派手なアクションを楽しみたい 自分で色々操作したい 物語を楽しみたい |
ヴァンパイアサバイバーズと似ているおすすめゲーム
Dead Cells
- 高評価ローグライクゲーム
- ハクスラの気持ち良さも探索も楽しめる
- 本作と同じくコラボコンテンツやDLCも多く、長く遊べる
Hades
- 高評価ローグライクゲーム
- 大量のやり込み要素もハクスラバトルも楽しめる
- 物語性も濃く、たくさんのNPCが登場する