Xbox Series Xが発売されてから勢いが増しているXbox。
特に2020年から日本でも始まったXbox Game Passは他にはない大きな魅力だし。
そして、2021年、Xbox向けに楽しみすぎる新作もたくさん控えている。特に楽しみなタイトルをピックアップした。

The Lord of the Rings: Gollum
名作ファンタジー『ロードオブザリング(指輪物語)』が原作のアクションアドベンチャーゲーム。
『ロードオブザリング』にはたくさんの魅力的なキャラがいるけれど、主役は、まさかのゴラム。指輪に取り憑かれてゴブリンのような見た目になってしまったアイツだ。

え、ゴラムって何か出来たっけ?悪いやつじゃなかった?というわけで、本作ではステルスと選択が重要になる。
ゴラムはヒョロヒョロガリガリなので、チャンスをうかがって敵を暗殺する。
また、ゴラムといえば二重人格。口の上手いスメアゴル(ゴラムがまともだった頃の本名)の人格も使って、狡猾に立ち回る。この選択がゲームでも重要なポイントに。

物語は、ゴラムが幽閉された塔から逃亡するところから描かれる。どんな物語が展開して、どんな結末になるのか。
正直ゴラムのことは「めちゃくちゃ邪魔してくる嫌なやつ!」としか思ってなかったんだけど、本作では、なんだかゴラムに愛着が湧いてきそうな予感がする。

Seuna’s Saga: Hellblade II
美麗グラフィックとリアルすぎる精神疾患や狂気の描き方が高評価された『Hellblade: Senua’s Sarcrifice』の続編。
トレーラーが公開されたのみで、ゲームの詳細は不明。

恐らく、前作と同じく主人公はセヌアで北欧神話なテーマとなるはず。
本作でも、生々しくキャラの精神状態が描かれていて、「声がたくさん聞こえてくる!」とか「これって妄想?いや、現実?」とか、プレイヤー側の精神も削られそう。

前作と同じシステムなら、アクションバトルと謎解き両方が楽しめるゲームになる。世界設定や雰囲気は全く違うけれど、『God of War』に近いゲーム性。
Microsoft Flight Simulator
PC向けはひと足先に発売されていて、その絶景ぶりが話題になったフライトシミュレーター。

パイロットになって世界中を飛び回り、眼下に広がる絶景を眺める。
ちなみに現実の地図情報が元になっているので、本当に世界旅行気分が味わえる。

PC版では、フルで楽しむためには、なかなかのPCスペックが要求されるものだったけれど、コンソール版ということで、余計な心配はしなくていい。
絶景がとにかく魅力だけど、本作はちゃんとフライトシミュレーターというゲームなわけで、真面目に飛行機を操縦しないと墜落だ。

BIOHAZARD VILLAGE
『バイオハザード』最新作。ナンバリングタイトル8作目だ(VIILAGEがVIIIを表している)。
『バイオハザード 7』の主人公イーサンが、今度は不気味で怪しくて、もちろん凶悪クリーチャーまみれの村を探索することになる。

前作のその後の物語なんだけど、なぜイーサンが村に行くのか、トレーラーでクリスが何故イーサンに謝っているのか。ストーリーにも興味深々。

前作に引き続き主観視点でのゲームプレイで、近年発売されているリメイクシリーズの『BIOHAZARD RE:2』などとは違う。
銃を派手にぶっ放してゾンビ無双だ!とは違い、「何か出てくる、絶対出てくるから!」というドアを開けたくない病にかかるホラーなバイオが味わえる。

Halo Infinite
Xboxの看板タイトル『Halo』シリーズの最新作。
未来の宇宙が舞台。地球を守るため、エイリアンたちと戦うFPSゲーム。

スピンオフ作がたくさん発売されているけれど、本作はナンバリングタイトル第5作目の続編であり、実質「Halo 6」だとされている。
主人公は、お馴染みのマスターチーフ。地球を守るため、またまた出動することになる。

フックやシールドなど、新しい要素も登場するけれど、本作は「精神的リブート作」として開発されている。
初代『Halo』のようにマスターチーフの物語をしっかり描くというコンセプトで作られているとのこと。

Elden Ring
死にゲー総本山のフロム・ソフトウェアによる最新死にゲー。

トレーラーが1本公開されただけで、ゲーム詳細は不明。
分かっていることは、ストーリーに『ゲームオブスローンズ』の原作者が関わっていること、西洋ファンタジーな雰囲気であること。

そして、死にすぎて唸りながらもプレイし続けてしまう絶妙な難易度は、本作でも健在とのこと。
とにかく続報だけでも楽しみすぎるゲームの1つ。
Hogwarts Legacy
『ハリー・ポッター』をベースとしたRPG。
でも、ハリーはいない。ハーマイオニーもロンもいない。オリジナルストーリーだ。
『ハリー・ポッター』が始まる前の1800年代のホグワーツの魔法学校の生徒として、学生生活を満喫する。

でも、のほほんと授業受けて卒業を目指すという平和なゲームではない。
主人公は古代魔法が使える選ばれし魔法使い。闇の魔法使いと対峙していくことになる。

授業を受けたり、魔法生物と出会ったりすることで、魔法を覚えて強化していく。やはり授業はマジメに受けなくてはいけないようだ。
そして、ホグワーツだけではなく、お馴染みのホグズミートや禁じられた森を訪れることも出来る。

特に原作ファンにとってはたまらないポイント目白押し。
The Callisto Protocol
新規IPのサバイバルホラーゲーム。
開発は『Dead Space』や『Call of Duty』の開発者たちが立ち上げたStriking Distance Studios。
三人称視点のアドベンチャーで、ストーリー重視のゲームになるらしい。
2320年、木星の衛星「カリスト」にある刑務所から脱出する物語が描かれる。

霊とか怨念ではなくて、エイリアンのような怪物に襲われるというホラーになるっぽいけれど、実体がない?刑務所を舞台にした人体実験?

トレーラー内で既に食い殺されてる
ストーリーも気になるし、パニック映画っぽい緊張感も楽しみなタイトル。

Avowed
『Outer Worlds アウター・ワールド』のObsidian Entertainmentによる大作RPG。
同スタジオが手がけた『Pillars of Eternity』と同じEnoraが舞台になるけれど、ストーリーの繋がりなどは不明。全く別名のタイトルなので、世界線が同じというだけかも。

『アウター・ワールド』と同じく主観視点のRPG。
トレーラーでは右手に剣、左手で魔法という構えを見せていて、ファンタジーな雰囲気。

Obsidian Entertainmentのゲームといえば、選択によってストーリーが変わるRPGっていう印象。本作でも分岐していく物語が楽しめるかも。
Beyond Good and Evil 2
Unisoftによるアクションアドベンチャーゲームの新作。
2003年に発売された『Beyond Good and Evil』の続編だけど、時系列的には前日譚。
前作はかなり評価も高くて、発売からしばらく経っているけれど、Netflixで映画化が進行中なほど人気も高い。
前作では、惑星ヒリスが舞台。政府の陰謀を暴くジャーナリストであるジェイドが主人公だった。味方は豚(ペットじゃなくて、他種族。他にもいろんな動物の種族がいる)。

でも、本作では、主人公はキャラクタークリエイティングできるそうだ。

ちなみに、本作は、最初に発表されたのが2013年。既にとんでもなく長い開発期間になっている。
でも、ちらちら公開されるゲームプレイ映像やトレーラーでは、かなり高クオリティで、もはや映画。とりあえず続報が楽しみ。

The Elder Scrolls 6
人気オープンワールドゲーム『The Elder Scrolls』シリーズ最新作。
惑星ニルンのタムリエル大陸を舞台に、かなり自由度の高いゲームプレイが出来るのがシリーズの特徴(過去作では、キーパーソンですら死ぬことがあった)。
主観視点のRPGで、世界設定やげーむやいで、クエストの種類など、とにかく作り込みが半端ないのもシリーズの特徴。

ストーリーなどは、まだ詳細不明だけど、シリーズの伝統に倣って、おそらく主人公が牢獄から脱出するところからスタートかな。
公開されているトレーラーでは、壮大すぎる高グラフィックな世界が広がっていて、かなり期待してしまう。が、開発はまだまだかかるようなので、とりあえず続報に期待!
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