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ビデオゲームが誕生してから今もずっと愛されるピクセルアート。日本ではドット絵と呼ばれることも多い。
フォトリアルな3DCG技術が登場したって、やはりドット絵の魅力は絶大。
見惚れるほどに美しいピクセルアートグラフィックのゲームを厳選してみた。
もちろんゲームとしても面白いタイトルばかり。
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Eastward

髭もじゃでフライパンを振り回すオジサンのジョン、超能力が使える不思議な白髪の少女サン。
2人がタイトル通り東へと旅するアクションアドベンチャーゲーム。
個性豊かなNPCと出会うことになるんだけど、1人1人のデザインまで凝っていて使い回し感が全然ない。
背景からキャラの豊かな表情まで、もうピクセルアート美術館ですかっていうくらい見惚れる完成度。
ピクセルアート好きなら眺めて歩いてるだけで幸せになる。
ゲームプレイは、2人を切り替えながら謎解きしつつアクションバトル。
意外な展開に泣き笑いする心あたたまる物語も楽しめる。

Pixpil Games © 2021. Published by Chucklefish Games.
オクトパストラベラー

モダンなドット絵も良いけれど、昔ながらのドット絵もやはり良い。
スーパーファミコン後期あたりはドット絵の黄金時代。
その頃を彷彿とさせるドット絵と最新の3DCGが絶妙に混じったのが、スクエニが放つHD-2Dシリーズ。
本作は、その第一弾であり、既に完成されている芸術性の高さ。
水面に反射する光や幻想的に降る雪の淡さは3DCGの美しさ、そして生き生きとしたドット絵のキャラ達と緻密に描かれる奥行きを感じる背景。
ドット絵の新たな形が誕生した。
目的や境遇の違う8人が出会い、共に旅をする物語。バトルはターンベースコマンドバトル。
これこれ、そう、こういうの求めてたんだよ!という安心感さえ覚える高評価RPG。

HD-2Dシリーズは続々と登場


© 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Hyper Light Drifter

謎の遺跡を旅していく高難易度アクションアドベンチャーゲーム。
緑やピンクの配色が印象的なモダンなピクセルアート。
本作では、連続した素早いステップを使ったハイペースなバトルが魅力で、体力が一定以下になると主人公が吐血し始める。
残像や血まで全て配色のセンスが良すぎて、どこを切り取っても絵になる。
ドット絵だけどデザインがどれも繊細で、かなり雰囲気がいい。
ただ、高難易度の死にゲーなので、ゆったり眺めている余裕がないのが残念。
敵を倒し終えたら、じっくり鑑賞を。

© 2013-2019 Heart Machine, LLC.
Owlboy

フクロウ族の少年が仲間と共に世界の危機を救うアクションアドベンチャーゲーム。
本作は開発に8年以上の歳月をかけたピクセルアートグラフィックに力が入っているゲーム。
大空から海賊船、不思議な神殿など、緻密なピクセルアートでさまざまな風景が描かれる。
風景が美しい一方で、キャラたちはコミカルで表情豊か。
会話中も顔芸が激しく、見ているだけで楽しくなる。
この世界でずっと大冒険したいと思うワクワクが詰まってる絵画のようなピクセルアートが味わえる。
友情や勇気などがテーマの胸熱で壮大な物語と、仲間を掴んで戦う独特なバトルも面白い。

Owlboy™
Moonlighterムーンライター 店主と勇者の冒険

ダンジョン探索のローグライクとお店経営のシミュレーション、そのどちらも楽しめるゲーム。
可愛らしく爽やかな印象を受けるピクセルアートが特徴。
キャラは2頭身なチビキャラで、敵も可愛い。
ゲームプレイは、まさに現代版『トルネコの不思議なダンジョン』。
昼間はお店でダンジョンで仕入れた品を売り、夜はダンジョンでアイテム集め。
特にお店では、チビキャラ達がちょこまかと来店しと買い物していく姿は見てて楽しい。万引き犯には目を光らさなければいけないけど。


© 2019 11 bit studios S.A., 11 bit studios™ and respective logos are trademarks of 11 bit studios S.A. All rights reserved.
Blasphemous

ピクセルアートゲームというと可愛さを感じることが多いけれど、本作は荘厳で残酷。
呪いのような奇蹟が蔓延した世界が舞台の高評価メトロイドヴァニア。
本作に登場するボスはどいつもこいつも気持ち悪い見た目で(褒めてる)酷い攻撃を仕掛けてくる。
主人公も負けじと残虐な攻撃をする。
それが全て緻密なピクセルアートで描かれる。
なんとも言えない奇妙で不気味で美しささえ感じる恐ろしい世界。
可愛さを感じるとしたら主人公の三角ヘルメットくらい。
高品質ピクセルアートで気持ち悪い思いが出来る(褒めてる)芸術面も素晴らしいタイトル。

Developed by The Game Kitchen. © 2019. Blasphemous is a trademark or registered trademark of The Game Kitchen. Published by Team17. © 2019. Team17 is a registered trademark of Team17 Digital Limited.
和階堂真の事件簿

本作は、スマホ向けのポイントアンドクリックアドベンチャーゲーム。
主人公は渋さ漂う刑事。
本作は、緻密とは真逆のミニマルな印象のドット絵が特徴。
過不足なく描かれるドット絵はセンス抜群。
キャラの表情は描かれないのに、その人と成りがしっかり分かる。
配色もミニマルで、ほぼモノトーンのなかに血だけ鮮やかな赤色で際立っている。
過去三作発売されているけれど、毎回センスの良さに脱帽してしまう。
今後Nintendo Switchでも発売予定とのこと。



© スカシウマラボ
スキタイのムスメ

ピクセルアートに一目惚れしてしまって即買いしたゲーム。もはやジャケ買い。
モダンという言葉がぴったりのデザイン。他のゲームにも影響を与えているほど、とびきり個性的なピクセルアートだ。
やたらと足が細長いデザインのキャラに、光が効果的に使われている幻想的な風景。
個性的で良い意味でトガってるピクセルアートが存分に味わえるゲーム。
ちなみに、ゲームプレイもかなり独特で、現実世界の月の満ち欠けがゲーム進行に関わっている。

© Copyright Capybara Games Inc, Superbrothers Inc 2011
Backbone

擬人化された動物だけが登場するノワール調のアドベンチャーゲーム。
2Dサイドスクロールで描かれるピクセルアートグラフィックは、背景までかなり細かく描き込まれていて、歩きながら見惚れてしまう。
様々な場所が登場するけれど、どの場面も背景の見ごたえがハンパない。
擬人化された動物たちは、可愛さもあり魅力たっぷり。
ところが、物語は全然可愛くない内容なので、グラフィックに惹かれて購入をしようと思った方はご注意を。

© Copyright 2021 EGGNUT. Developed by EGGNUT. Published by Raw Fury AB. All Rights Reserved.
Katana ZERO

ピクセルアートでサイバーパンク。
本作は、サムライ姿の主人公がハイペースに立ち回る高評価アクションゲーム。
舞台はサイバーパンクシティの裏社会。ネオンギラギラな街から主人公が住むスラム街まで、どこもかしこも魅力的。
本作は、視覚効果が激しく使われていて、映像が乱れるグリッチ表現とピクセルアートの相性の良さを体感できる。
幻覚のようなトリップ感覚を味わうことが出来る。
ゲームプレイは主人公も敵も一撃死。スローモーションを駆使しながら敵を殲滅していく。
スローモーション中の残像の表現も、ひたすらシビれるピクセルアートが味わえる。

Copyright 2019 Askiisoft. All Rights Reserved.
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