2022年以降に発売予定のおすすめアドベンチャーゲームを紹介する。
アドベンチャーゲームというジャンルには、たくさんのゲームが当てはまる。アクションもあるし、サバイバルやホラーもある。めちゃくちゃ大量だ。
そこで、本稿では、謎解きがメインもしくは大きな特徴になっているパズルアドベンチャーゲームから厳選した。インディーゲームが中心。
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Planet of Lana

本作は、謎のロボット達が攻めてきた自然溢れる惑星が舞台。
主人公は、猫のような小動物と共に機械たちの隙を見計らって進んでいく。
ステルスあり、謎解きあり、アクション要素もあり。
この美しい惑星で一体何が起きるのか。
トレーラーだけで既に泣きそうな予感がする。それくらい雰囲気が素晴らしい。たぶん泣く。
音楽とグラフィックも素晴らしくて芸術的な面にも期待大なアドベンチャーゲーム。
日本語版未定
2022年発売予定
Developer: Wishfully
Publisher: Thunderful Publishing
https://planetoflana.com
Far: Changing Tides

ポストアポカリプスの世界で、セリフもテキストも一切なく黙々と大きな車を動かす『FAR: Lone Sails』というアドベンチャーゲームがある。
静けさと寂しさ、そして崩壊した世界の謎が気になりまくる高評価作だ。

その続編が登場する。
本作では、少年Toeが大洪水後の世界を航海する。
燃料を集め、船内を忙しなく行ったり来たりして動かしていく。
そして、謎解きもしながらこの巨大な船とともに海を渡る。一体どこに向かうのか。
前作に引き続き静寂さに圧倒される素晴らしい雰囲気。また切ない癒しの旅が味わえる。

日本語版あり
発売済み
Developer: Okomotive
Publisher: Frontier Foundry
https://www.farchangingtides.com
Hidden Deep

海底にある研究施設で研究者達が消息不明に。
というわけで、捜索隊が出発!
隊員を操作して探索していくわけだけど、この施設内は様子がおかしい。
いる。ああいうやつがいる。触手系のアレ。
ドローンや重機を使って、隊員をうまく移動させながら謎に迫っていくけれど。やはり怪物に襲われる。
しかも、研究員の誰かは怪物に身体を乗っ取られてる!?
気を抜けばすぐに死んでしまう隊員達。
全員で無事に脱出なんてことは、まず無理かもしれない。
疑心暗鬼、ドキドキハラハラが止まらない。
日本語版あり
早期アクセス中
Developer: Cogwheel Software
Publisher: Daedalic Entertainment
https://www.hiddendeepgame.com
Storyteller

本作の物語は未知数。プレイヤーが物語を創作する。
決められたコマに、登場人物や小道具を配置すると、3コマ漫画とか4コマ漫画が完成する。
これで、各ステージのお題目に沿った物語を作って攻略するというゲーム。
本作をどのくらい楽しめるかはプレイヤー自身にかかっている。
勇者が殺されたり、お姫様が悪者に恋してもいい。
どのくらい「あるある」じゃない物語を作れるか、奇想天外を試しまくれる新感覚なパズルが楽しめる。
日本語版あり
発売時期未定
Developer: Daniel Benmergui
Publisher: Annapurna Interactive
https://annapurnainteractive.com/games/storyteller
Tinykin

他の惑星から地球にやってきた科学者マイロ。
ところが、計算ミスだ。マイロは地球の普通サイズに比べてとんでともなく小さかった。
しかも、地球の様子がおかしい。人間はいないし、200年間ずっと1991年らしい。
マイロは、タイニーキンという不思議な生物を引き連れて、『ピクミン』のように謎解きしながら進む。
小さくなった視点から見る風景が面白いし、色んな種類がいるタイニーキンやNPCの昆虫たちも何から何まで可愛らしい。
日本語版あり
2022年夏発売予定
Developer: Splashteam
Publisher: tinyBuild
https://www.tinykingame.com
Loco Motive

特急電車で殺人事件が起きた。ミステリー小説かドラマのような設定。
本作では、3人のキャラを操作して、ポイント&クリック型の謎解き、というか犯人捜査だ。
自身に満ち溢れた弁護士、私立探偵まがい、極秘任務中のエージェント3人は、全員容疑者でもある。全員怪しそうだけど、身の潔白を晴らさなければ。
車内を探索して、他の乗客も調査し、犯人につながる証拠を見つけていく。
本作の舞台は1930年代で物語はコメディタッチに描かれる。
ピクセルアートなグラフィックも合わせて魅力的なゲームだ。
日本語版 未定
2022年発売予定
Developer: Robust Games
Publisher: Chucklefish
https://chucklefish.org/blog/introducing-loco-motive/
Silt

たった1人で海の底へと潜っていくダイバー。
本作はモノクロで描かれる海中が舞台。どんどん底へ潜っていく。
海深くに眠る謎を解明するために進んでいくんだけど、深くなるほど、もちろん暗くなる。
ちょっの不気味な海中で様々な海洋生物の能力を利用して謎解きに挑む。
海洋恐怖症の人にとっては、結構なホラーかもしれないけれど、雰囲気が抜群に良いゲーム。
日本語版 未定
2022年発売予定
Developer: Spiral Circus
Publisher: Sold Out
https://spiralcircusgames.com
Song of Nunu: A League of Legends Storyヌヌの唄:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー

本作は人気オンライン対戦ゲーム『リーグオブレジェンド』のスピンオフ作。
本編とは全く違い、本作はシングルプレイ用のパズルアドベンチャーゲーム。
LoLに登場するキャラ少年ヌヌが相棒のイエティと母親を探す旅が描かれる。
LoLを知らない人も、もちろんLoLファンも楽しめる。完全に別のゲームだ。
高評価パズルアドベンチャー『RiME』開発元が手がけているので、高クオリティの謎解きと物語が体験できそう。
日本語版あり
2022年発売予定
Developer: Tequila Works
Publisher: Riot Forge
https://songofnunu.com/ja-jp/
Figment 2: Creed Valley

人間の脳内を冒険する『Figment フィグメント』続編。

主人公のダスティーは心の中にある勇気。相棒の鳥パイパーと一緒に、誰かの精神内に巣食う悪夢を退治する。
前作と同じく、敵がミュージカルを繰り広げながら攻撃してくるのが特徴。
謎解きとバトルが楽しめるけれど、敵が歌う歌詞に注目。
メロディは陽気でも、ストレスや不安などの本質を突くメッセージを堪能出来る。
カラフルな絵本のようなグラフィックも本作の大きな魅力。
日本語版あり
2022年発売予定
Developer: Bedtime Digital Games
Publisher: Bedtime Digital Games
https://www.bedtime.io/figment-creed-valley
Life of Delta

本作は、ポイント&クリック型の謎解きで進む物語。
主人公は小さなロボットのデルタ。
不思議な世界に見えるけれど、実はポストアポカリプスの日本が舞台だ。
行方不明になった友達を探すために、廃墟や荒れ果てた地を進んでいく。
道中では様々なNPCと出会い、彼らの物語も知ることができる。
どうやらロボットばかりで、人間はいないようだ。
一体この世界に何が起こったのか、世界の謎が気になるところだけど、主人公が可愛らしくて癒されるゲーム。
日本語版あり
発売時期未定
Developer: Airo Games
Publisher: Daedalic Entertainment
http://airogames.com
Theropods

本作はドット絵が魅力的なポイント&クリックアドベンチャーゲーム。
恐竜がいた時代が舞台だけど、本作の物語はSFでもある。
ある日、隕石が降ってきたのを境に蛮族が凶暴化。
更に、宇宙人なのか未来人なのか分からないけど、やたらと派手な格好をしたヤツも登場。
主人公である若い狩人は、その派手なヤツと協力しているうちに仲良くなっていく。
本作にセリフはなく、見て感じる物語。謎解きしつつ、所々ではアクション要素もある。
ドット絵好きとして特に見逃せないゲームだ。
日本語版 未定
発売時期 未定
Developer: Kostas Skiftas, Tinystuffz
Publisher: Theropods Team
http://theropodsgame.com
Inua – A Story in Ice and Time

北極の地で時代を超えた謎を解き明かす物語。
19世紀に消えたフランクリン遠征(本当にあった史実)の取材をしているTaïnaから物語は始まるけれど、本作では違う時代で生きる3人の物語を辿る。
後の2人は、フランクリン遠征の船に乗っていたSimonと1950年代の映画監督であるPeter。
ポイント&クリックで3人それぞれが謎解きしたり物語を進めていると、一万年前にいたホッキョクグマに繋がっていく。
かなり先が気になる小説のような物語に興味惹かれるし、イラスト調のグラフィックも魅力的。
日本語版 未定
2022年2月10日
Developer: The Pixel Hunt, IKO, ARTE France
Publisher: ARTE France
https://www.arte.tv/digitalproductions/inua-a-story-in-ice-in-time
Time on Frog IslandTrading Time: A Croak Taleからタイトル名変更

カエルばっかりいる謎の島に漂着した主人公がおつかいクエストをしまくるゲーム。
パズルや釣りなど様々な方法で特定のアイテムを探し出し、住民のカエルと物々交換する。
そうして船を修理していくのが大きな目的。
わらしべ長者のように、目的の物を手に入れるまでには何回もの物々交換を経なければならない。
面倒くささを楽しむゲームで、人形劇のようなグラフィックも特徴。
日本語版あり
発売時期 未定
Developer: Half Past Yellow
Publisher: Merge Games
https://halfpastyellow.com
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