2021年(以降)にリリース予定のおすすめインディーゲームを厳選して紹介。
今回は、サイドビュー(2Dで横から眺める視点)でプレイするタイトルを8本。昔ながらのスタイルだけど、やはりプレイしやすいスタイル。あと3D酔いしやすい人にもオススメ。
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GRIME
ブラックホール人間という新しい生物。それが『GRIME』の主人公。

ストーリーはよく分からないけれど、物質世界が崩壊したかなんやかんやで、色々と奇妙で不思議な状態になってしまっている世界を探索していく。
サイドビューのハイペースなアクションRPGゲームで、身の丈ほどありそうな武器を振り回して戦っていく。
しかし、この武器も一癖あって、なんと生きている。攻撃していると形を変えて、武器ごと特有の攻撃が発動する。

そして、ブラックホール人間という設定を忘れてはならない。
敵を吸い込むことが出来る。主人公の頭部がブラックホールになっていて、弱った敵をシュウウウと吸い込むことが出来る。
これで体力回復したり、新たな能力解放に役立てたりするんだから、おもしろボディにも程がある。

頭はブラックホール、身体はスッポンポンという、主人公が非現実的な世界設定以上に奇妙すぎる。ブラックホールなアクションに期待。
Anew: The Distant Light
未知の惑星を探索していく宇宙飛行士風の主人公。
サイドビューのアクションゲームで、メトロイドヴァニア要素もあるらしい。

地球から遥か彼方の惑星に不時着したようで、副操縦士は行方不明。主人公は、宇宙船の修理を試しつつ、副操縦士を見つけにいく。
ただ、やることリストには「タネを植えること」と書かれている。一体どういうことなんだろうか。
宇宙服を強化したり、新たな道具を作ったり、未知の惑星でなんとか生き延びていくことになる。

しかも、ジェットパックやら、スケート用ツールなど様々な移動手段も登場するらしい。未知の惑星とはいえ、なんだか楽しそうだ。
しかし、太陽という脅威がある。あの我々がよく知る太陽とは違うもののようで、未知の惑星に変化をもたらす灼熱の光を浴びせてくるらしい。
色んな景色の場所があって、探索しがいのありそうな惑星だ。

Hidden Deep
何かが絶対いる。分かる。絶対いる。はぐれた人から殺される。そういうやつ。
海底にある謎の施設に向かった調査隊を操作していくアドベンチャーゲーム。
調査隊のメンバーを切り替えながら操作して、謎解きやアクションを組み合わせて先に進んで行き、施設を探索していく。

彼らの前にも調査隊は派遣されていたらしいけれど、連絡がつかなくなっているらしい。不穏。嫌な予感しかしない。
フックやスキャナーなどを駆使して道を切りひらいていくわけだけど、結構死ぬ。
フックで勢いよく飛んで向かいの壁に激突したら、それだけで死ぬ。
え、そこはゲーム的なお約束で上手くやってくれないの?やってくれないらしい。

メンバーそれぞれを操作したり、他のメンバーに指示出ししたり、頭フル回転で挑まなくてはならない。
映画『エイリアン』に影響を受けたゲームということで、出て来る。触手系の化け物。ハラハラして進んでると絶対バーーン!と登場してくる。分かってる。

Pronty: Fishy Adventure
昔のマリオシリーズの頃から、水中ステージは難しいって決まってる。
上下左右全方向に動けるので立ち回りが複雑になるし、すぐに止まれなかったり、地上と色々と勝手が違う。
本作はそんな水中が舞台となるメトロイドヴァニアなアクションゲーム。

主人公は、海底ガーディアンのプランティー。半魚人っぽい。
そして相棒はメカジキのブラント。
しかし、この相棒ブラントは付いてくるだけじゃない。ブラント自体が攻撃手段だ。
メカジキの尖った槍のような上顎で敵を攻撃する。なんて乱暴な。あの部分って折れたりしないのか心配になる。

敵は、海のゴミやら凶悪な魚たち。海にゴミを捨ててはいけない、やっぱり。そう再認識するゲームだ。

沈没船や神殿など、海中ならではの景色も美しい。手描きイラスト調のグラフィックで、キャラは可愛らしい雰囲気。
Source of Madness
気持ち悪くて訳分かんない世界なら、やはりラヴクラフト。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが執筆したクトゥルフ神話は、色んなゲームに登場する。
有名どころだと『Bloodborne ブラッドボーン』の元ネタはクトゥルフ神話だと言われてるし、FFシリーズなんかにもクトゥルフ神話がモチーフになった敵が登場する。
めちゃくちゃ乱暴な言い方をすると、理不尽で気持ち悪い悪魔がたくさん登場する世界だ。
そんなラヴクラフトな世界でローグライクというのが本作。
赤いフードにマフラーの主人公が狂気に満ちた世界を進んでいく。

成長要素もあるローグライトで、クラスシステムもあるらしい。
アクションは、空中をフワァンと飛んだかと思うとヒュンッと飛んだり、ハイペースなバトル。魔法を駆使して戦うことになるようだ。

倒した敵の血で新たな魔法を習得出来るらしく、うーん、やはり奇妙で狂気!この手の雰囲気が好きな人にはたまらないはず。
Hoa
か・わ・い・い。

ストーリーなどの詳細は具体的に明かされていないんだけど、とにかく世界とか雰囲気とか抜群すぎる。
開発者もそれを売りにしていて、可愛らしく和やかで癒される雰囲気のゲームになっているそうだ。

主人公は、タイトルになっているHoa。
パズルプラットフォーマーということで、手描きグラフィックの世界を謎解きしながらアクションしながら進んでいく。
トレーラーなどを見ると、大自然が舞台になっていて、木や蜘蛛の糸などが謎解きのギミックとして登場するみたいだ。

Steam Dolls
スチームパンク。胸躍る冒険を期待してしまうジャンルだ。
が、しかし、本作はダークなスチームパンク。バイオレンスなスチームパンク。
独裁者やらカルトやらに押さえつけられた市民を解放するために、主人公のWhisperが立ち上がる。

Whisperは、みんなの平和を守るヒーローな感じではなく、過激に暴力的に革命を起こしてやろうというヤツだ。
そんなヤツが主人公なので、もちろん暴力的な展開になる。

本作はアクションであり、メトロイドヴァニア。『悪魔城ドラキュラ』や『Hollow Knight』に影響を受けているそうだ。
ガンガン攻めることもできるし、忍び足で敵に近寄り抹殺というステルスプレイもできる。

ストーリーテリングにも気合が入っていて、主人公は海外版『メタルギアソリッド』の声優さんがボイス担当をしている。
White Shadows
独特な世界と雰囲気、記憶に残る奇妙なストーリー。不気味なんだけど可愛らしい。
『Little Nightmares』や『Limbo』など、そういった良質アドベンチャーの仲間入りをしそうなゲーム。
伝染病によって屋外で暮らせなくった地球。White Cityと呼ばれる街で、特別な輝くコートを着なければ生き延びることは出来ない。

でも、その命綱であるコートは統治者に従順じゃないともらえない。
「そんなのおかしいって!」と立ち上がるのが主人公であるクチバシを持ったRavengirl。

本作では、寓話のようなストーリーとなっていて、登場キャラはみんな半獣の姿をしている(頭は動物で身体は人間ぽい)。
背景はがっつり3DCGだけど、ゲームプレイはプラットフォーマー。White Cityのスラム街、そして街の外へとひたすら進んでいく。

モノトーンで描かれるグラフィックは、かなり雰囲気がいい(不気味だけど)。
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